中村倫也さんが理想の夫婦像を語りました。

中村さんが起用された、アルコール飲料「アサヒ贅沢絞り」の新TVCMが2月15日より、全国で放映開始されます。

この新TVCM「僕だけが会える、贅沢な君です。」篇では、中村さんは優しく妻を見守りながらも贅沢な時間を過ごす夫役に挑戦。

CM撮影後のインタビューで、理想的な夫婦像について質問された中村さんは、「それぞれの時間も大切だっていろんな人から聞くので、丁度いい距離感と丁度いいワキャワキャさがあるのが理想なんですかね」と明かしました。

中村倫也「長風呂が、僕だけの贅沢な時間」

――CMを撮影を終えた感想をお願いします。

CMのセットがすごくオシャレで、贅沢な時間を大切にしてる夫婦なんだなと思いました。そんな奥さんと贅沢な飲み物を飲んで過ごす、こういう時間っていいなってCMを撮りながら思いましたね。

――「僕だけが会える、贅沢な君です。」がCMの1つのメッセージですが、普段の生活の中で、「僕だけの贅沢時間」と思うときはどんな時ですか。

結構お風呂が好きなんです。一人暮らしですけど、お風呂の独特なあの空間のモイスチャーな感じと、ドアを閉めたらリビングとかよりも密室感があるところが、より1人の時間だなって思えるんですよね。

そういう時に入浴剤入れて、キンキンに冷えた氷水を持ち込んで、ラジオや音楽をかけたり、漫画読んだりしながら、時間があるときは1時間ぐらい入りますね。

長風呂できる時間があるということも含めて、まさに僕だけの贅沢な時間だなって思います。

また、この前外食の時に、ささみとブロッコリーと梅とおかかで和えたものを食べたんですが、それがおいしくて、家でも作ってみようと思って。

それがめちゃくちゃおいしくできて。「ちょっとすりゴマも入れてやれ」なんかしながら作りました。ただ料理するだけじゃなくて、いろんなことを試してみたりとか、しかもそれがおいしく出来たりとかすると「あぁ、いい1日だなって」って思います。

――今回、アサヒ贅沢搾りが2022年2月に新たにリニューアルしたことにかけて、中村さんが今年、新たに挑戦したいことはありますか。

マネージャーが最近占いをしたんですが、 マネージャーと僕がその占いだと同じ括りらしいんですね。だから同じことが当てはまるって言われて。

2022年は「後輩に優しくすると慕われる年」だと。「意識的に年下の子を気にかけたり、優しくしてあげたりするといい」って言われたらしいんです。

僕も、年下の人とか現場で増えてきましたし、今までも気にかけてるつもりだったんですけど、より年下の子に優しくしてあげたいなって、それを聞いて思ったんです。

でも、その占いによると、その次の年は「後輩に疎まれる年」らしいんですよ。優しくしたのに報われないんだなっていうのはあるんですけど(笑)。

だからもっと優しくしなきゃいけない。ここしばらく年下に気を遣う生活に挑戦したいと思います。

――今回のCMはお酒でほんのりゆるむ妻とそれを見守り一緒に楽しむ夫が描かれています。中村さんにとって理想的な夫婦像はどんなものですか。

楽しいのがいいですよね。CMでもおでこに缶を乗せて、ヒャーみたいなやり取りをやりましたけど、あんなワキャワキャしたのも楽しいですし。

でも、それぞれの時間も大切だっていろんな人から聞くので、丁度いい距離感と丁度いいワキャワキャさがあるのが理想なんですかねえ、うん。

――今回、アサヒ贅沢搾りのCMで「ザ・スパイダース」の楽曲「なんとなくなんとなく」が起用されています。歌詞の中に、「なんとなく幸せ」というフレーズがでてきますが、中村さんにとって、普段の生活の「なんとなく幸せ」な瞬間はどんな時ですか?

このあいだ、スーパーで買い物をしてて、「何百何十何円です」って言われて、財布の中の100円玉を見てたら、出てくる100円玉が全部ピッカピカなんですよ。

お釣りで受け取る時はあまり見ないじゃないですか、でも出す時は数えるからすごく見るんですよね。

それがもう、みんなピカピカで、「なにこれ~」って思いました。僕の渾身の「なんとなく幸せ」です(笑)。

撮影エピソード

CM撮影は、和やかなムードでスタート。監督からの説明を真剣に聞きながら、リクエストにも完ぺきにこなしていき、撮影はテンポよく進行。

出演者とセリフが被り、NGが出たシーンでは、中村さんらしい笑いでおどけ、スタッフを和ませるなど終始にこやかな雰囲気での撮影だったそうです。

アドリブの演技が求められたシーンでは、何パターンもの撮影をこなし、スタッフから思わず拍手がでるほどの演技を披露しました。

撮影の最後には、12月24日に誕生日を迎えた中村さんに、サプライズで贅沢絞りと中村さんを型どった、果実たっぷりの巨大ケーキがプレゼントされました。

ケーキのリアルな出来栄えに驚きながらも、スタッフからの思わぬ誕生日のお祝いに中村さんは、「ありがとうございます」と、笑顔で撮影を終えたそうです。