鬼、座敷わらし、かっぱ、トイレの花子さんなど、古来より日本に語り継がれてきた妖怪は、なんと3000種類以上。
『妖怪ランキング大百科 鬼強い!鬼とヤバいもののけたちが大集合!』(2月13日放送/フジテレビ)は、そんな日本の妖怪たちを、プロフェッショナル集団が独自目線でランキングする、妖怪バラエティ。
MCは、劇団ひとりさん、アンタッチャブル。ゲストに、小芝風花さん、吉村崇(平成ノブシコブシ)さん、丸山桂里奈さん、荒俣宏さんを迎えます。
プロ集団が独自目線で妖怪をランキング!
研究家たちのデータ、妖怪たちの痕跡、現地で語られるリアルな証言などを交えつつ、さまざまな映像で妖怪の実態に迫っていきます。
「見たらテンションが上がっちゃう!妖怪目撃報告ランキング」
実際にとらえられた妖怪の超激レア映像や、実際に妖怪を目撃したという証言も。
「何がしたいか分からない!ジジイババア妖怪ランキング!」
ついつい笑ってしまう妖怪たち。
「このオンナ怖すぎる!女妖怪ランキング!」
人々を恐怖のどん底に陥れる女妖怪たち…。
「鬼強くて手がつけられない!日本の鬼ランキング!」
最強で最凶!?鬼ランキング。
「そんな事したら即タイホ!犯罪妖怪ランキング!」
理解不能な妖怪たちの異常な行動を、日本の法律で裁くとどうなるのか。
「ロックオンされたくない!妖怪ランキング!」
出くわしたら必ず不幸が訪れる妖怪たち。
ほかにも、ランキング外になった妖怪たちのなかから、レアな妖怪を紹介していきます。
名作アニメ『まんが日本昔ばなし』の映像を交えて妖怪を紹介
そして、この番組のもうひとつの見どころが、名作アニメ『まんが日本昔ばなし』(1975年~1994年/毎日放送)の映像を交えて妖怪を紹介しているところ。
これにはスタジオ出演者からも、思わず「懐かしい!」の声が上がります。
『妖怪ランキング大百科 鬼強い!鬼とヤバいもののけたちが大集合!』は、2月13日(日)19時より、フジテレビで放送されます。
人間の恨みつらみが形となったのが妖怪だと聞いたら…
<劇団ひとり&アンタッチャブル コメント>
——収録はいかがでしたか?
柴田英嗣:日本って子どものころから妖怪が好きじゃないですか。だから、楽しかったですね。「懐かしい!」って思えるのもありましたし、3時間あっという間でしたね。
劇団ひとり:すごく楽しかったです。息子も妖怪が好きだから、日頃からよく目にするけど、あまり詳しい内容まで知らなかったから、「こんなバックボーンがあるんだ」とか「本当はこんな怖い話だったんだ」とか、結構知らない情報があっておもしろかったです。
山崎弘也:知らない妖怪が知れたし、子どもが食いつきそうな“おしり系”の妖怪とか出てきてキャッチーでしたね(笑)。我々が子どものころとか、今でもそうですけどおしりを出しちゃうようなお仕事をしていると、ああいう妖怪の末裔(まつえい)なのかなと、そういう妖怪の要素が我々にも脈々と受け継がれているのかなとか(笑)。
「自分は、どれ系の妖怪なのかな?」って思いながら見られる番組じゃないかなって思いました。
——気になった妖怪は?
柴田:鬼です。やっぱり地獄には行きたくない!今のこの現世でちゃんとまじめに生きていかないといけないんだなって、ものすごく思いました。
みなさんにも、そこはちゃんと見てほしいですね。地獄の世界に行ったら、ほんと地獄なんてもんじゃない地獄が待っているんだぞっていうのを確認してもらいたいです。
劇団ひとり:鬼婆(おにばばあ)かな。妖怪がなぜ言い伝えとして残っているのかというバックボーンを考えると、鬼婆がリアルで本当に怖かったんですよ。
それを戒めとして、子どもたちの耳に入るように当時の人たちはしたわけで、なんかあったんじゃないかなって思うと、怖かったです。
まったくゼロから出てくる話ではないから、「実際は、一体何があったのか」と想像するだけで怖い。
山崎:臼おい婆(うすおいばばあ)です。哀愁すら感じるというか、興味をひかれて、徹底的に調べてもらいたいなっていうような内容でしたね。
臼で出てきて、とりあえずまた戻るみたいな…シュールでした。でも、まだ情報が足りないだけで、掘っていったらもっと物語があるんじゃないかなって。可能性を感じる妖怪でした。
——視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
柴田:妖怪って復讐(ふくしゅう)じゃないけど、何かをはらしに、何かを伝えるために出てきているわけじゃないですか。それを簡単にこっちサイドの考えで裁くってどうなのかなって考えさせられました。
人間の恨みつらみが形となったのが妖怪だと聞いたら、それを俺たちがまた裁くのはどうかなって、深いところにたどり着いて、また考えさせられました。
劇団ひとり:お子さんから僕ら大人まで楽しめて、昔の人って爺(じじい)婆(ばばあ)に本当にあたりが強かったんだなって、とても思いましたね(笑)。今のご時世だったら新規参入はできない業界ですね。
山崎:VTRの間に入ってくる『まんが日本昔ばなし』も見どころですね。我々も子どもにかえったかのような、あの映像と市原悦子さんの声!フジテレビで見られるなんて特別感がありました。