1月31日放送の『ネプリーグ』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい。
国旗から国名を当てる問題では、日本の国旗「日の丸」について地理担当の村瀬哲史先生が解説してくれた。
赤の円の直径が…
「日の丸」の正しい比率は、旗のサイズが「縦2:横3」。中央の赤い円の直径は、旗の縦の長さに対して5分の3のサイズと、1999年に決められた。
1999年以前には正式なルールが存在しなかったため、1998年に開催された長野冬季オリンピックでは、赤の円の直径が少し大きい国旗を採用。これは雪の中でも、しっかりと赤が映えるようにという配慮だったそう。
インドの「ボリウッドダンス」の言葉の由来は?
大人数で踊るインドの舞踏「ボリウッドダンス」を答える問題では、村瀬先生が「ボリウッド」という言葉の由来を教えてくれた。
インドは、1年間で約2000本も映画が制作される映画大国だ。テレビが普及する前から、休みの日には家族の娯楽として映画館に行く文化が根づいていたそうだ。
インドの映画制作の拠点となっているのが、ムンバイ。この地はかつて「ボンベイ」と呼ばれていたので、「ボンベイ」と「ハリウッド」を組み合わせた「ボリウッド」という言葉が生まれたのだ。
「他山の石」「蛍雪の功」の意味と由来とは?
ことわざを答える問題では、「他山の石」「螢雪の功」ということわざの意味と由来を林修先生が教えてくれた。
「他の山から出たあまりよくない石も、自分の宝石を磨くためには役に立つ」という故事が由来の「他山の石」。他人のよくない行動でも、それを参考にすれば自分の行いを正すことができるという意味だ。
「反面教師」と同じように使われる言葉なので、「先生の行いを他山の石として頑張る」というように、目上の人や良い行いに対して使うのは間違っているそうだ。
「蛍雪の功」は「苦労して勉強する」という意味で、貧しかった車胤という若者が蛍を集めてその光で勉強し、同じく貧しかった孫康という若者が雪あかりで勉強したという話に由来する。
厳しい環境にあっても頑張って勉強をして、結果を残した人を形容するときに使う言葉なので、覚えておきたい。
1月31日の『ネプリーグ』では、豪華芸能人の名珍解答を振り返る冬期講習を実施。また、林修はたった1人で「カラ漢リーグ」に挑んだ。