佐藤アツヒロ主演の舞台「行先不明」の製作発表が1月20日に行われ、佐藤、メインキャストを務める五関晃一(A.B.C-Z)、真琴つばさが登壇した。
この作品は、作・演出の藤井清美と佐藤が再タッグを組んで挑戦する完全オリジナルコメディの第2弾。会社の積立金横領をテーマに、未来への希望と不安をユーモラスに描く。
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本作の内容にかけて、「積立金が横領されるような状況になったら?」と聞かれた五関は、「番組のロケでタイの集落に一泊二日したことがあるのですが、携帯電話をなくしてしまって。僕以外のメンバー4人とスタッフさんが大慌てで探してくれていたんですけど、僕は、ボーッとしていたんです。すでに諦めていたというか(笑)。(積立金が横領されたら)それがまた出てしまうかもしれないですね。切り替えというよりも、諦めは早いかもしれないです」と明かした。
真琴は、「会社で積立という経験がないので、実感は薄いのですが、私個人で旅行積立を勝手にしていて、それがなくなったら、人生の何かが欠けてしまって、反動で衝動買いをしてしまいます」とコメント。
佐藤は、「僕は絶対に何とかします。探すすべを考えて、どうにかしようと、いろいろな知恵を絞って取り戻します。諦めたくはないですね」と力強く語った。
また、真琴が旅行代理店で働く主人公にかけて「旅行代理店を使って旅行したことありますか?」と聞くと、佐藤は「当時、光GENJIのメンバーに『お前は絶対に一人で旅行できないだろ』って言われたことがあったんですけど、それに頭にきて、ハワイに2週間1人で行きました」と明かした。
続けて、「それで、ハワイに行けたということを報告して。行った証拠は、ハワイでの写真をいっぱい撮って。そこで写真好きになりました。でも、何かを見ても、おいしいものを食べても、誰かに言いたい。なので僕は一人旅は無理だな、と感じました」とコメント。
五関は、「僕もアツヒロさんと同じで、ニューヨークにダンスを習いに10日間、一人で旅行をしたことがあるんです。家族、メンバー、スタッフさん全員が心配していまして、『五関が一人で海外に行けるわけがない』と。でも、僕は無事に帰ってきて『平気だったよ』と答えたんです」と。
また、「『旅行先のニューヨークのホテルどうしたんだ?』と聞かれたんです。ニューヨークにいとこが住んでいるので、そのことを伝えたら、みんな腑に落ちない感じで。『なんだ、いとこがいるなら…』みたいな感じで。僕的には、いい経験だったんですけど」と悔しそうに話すと、真琴は「まぁ、いとこがいるならねぇ…」と返し、会場の記者を笑わせた。
これに対して佐藤は、「一人旅の醍醐味というか、僕は旅行でいろんな人に助けてもらいますね。道に迷っていたら聞いてきてくれたり。ハワイの旅行の時も、現地に住んでいる日本人のおばあちゃんが、道を教えてくれたんです。そして、そのままごはんに一緒に行きました。『一人旅なら、こうやって旅行先の方とごはんをするのも醍醐味よ』って言ってくれて」と明かすと、真琴は、「ステキな思い出ですね」と驚きながら、ほほ笑んだ。
最新情報は、舞台「行先不明」の公式サイトまで。