女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

6月26日(金)の放送では、「なぜ妻は不機嫌!?夫の嘆き」「付き合ってから冷めた彼の言動」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈アナ、千秋、カンニング竹山、坂下千里子、庄司智春、婦人公論元編集長の三木哲男が議論した。

「週末スケジュールを確認しただけなのに、妻から怒られた」

「なぜ妻は不機嫌!?夫の嘆き」というテーマで紹介されたのは、「休日にコーヒーを飲んでいたら妻がため息…理由がわからない」という30代男性と、「週末のスケジュールを確認しただけなのに、妻から怒られた」という40代男性のエピソードだ。

「妻はなぜか毎朝不機嫌」「スケジュールを何度も確認したら、目の前にいるのにLINEが送られてきた」と言う庄司をはじめ、男性陣はエピソードに大共感。

しかし、千秋と坂下は「不満の積み重ねが、不機嫌につながっているだけ」「夫はそもそも子供の行事や予防接種などのスケジュールを管理することを放棄している」と、妻のイライラの理由を説明した。

「まんがでわかる妻のこと」という書籍が話題の心理カウンセラー、根本裕幸氏によると、妻は「自宅でこんな状態では、仕事でもミスをするのでは」と心配になり、それがイライラにつながっているケースもあるそうだ。

しかし「男性は仕事先では“別人格”だ」と分析する根本氏に、スタジオの男性陣は大きく納得するも、女性陣は「妻は仕事でも気を張っている上に家庭でも頑張っているのに、男性だけ家庭では気を抜くなんて、甘えている!」と猛反発。

番組公式SNSにも「夫は何かするから怒られるんじゃなく、何もしないから怒られる」「何回注意しても同じことをするから腹が立つ」「仕事はちゃんとしてるのに家ではできないとか、家庭ナメてるの?」など、妻からの怒りの声が多く届いた。

「湯船に入ってから入浴剤が欲しくなって、妻を呼び出したら不機嫌になった」という40代男性のエピソードに関しては、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「不機嫌になる妻の気持ちを理解できるか」問いかけた。

すると、「理解できる=63%」「理解できない=37%」と、「理解できない」が予想以上に多い結果に。しかし、スタジオでは「脱衣所が水浸しになるよりマシ」と、そもそも夫に期待していない妻が「理解できない」に投票しているだけだという分析がくだされた。

また、根本氏が考える「妻を不機嫌にさせる夫の特徴」が紹介されると、スタジオの男性陣は「全部当てはまる!」と苦笑。

千秋が「女性も夫を理解した上で、夫を育てなければいけない」と意見すると、坂下は「息子を“何もやらない男”に育てているかも」と反省。SNSには、「旦那を育てるのは嫁の仕事なの!?」という嘆きの声もあがった。

「怒っている妻に『落ち着け』と言っても、落ち着いたことがない」という30代男性の悩みには、根本氏が「まず謝罪、そして30〜40分、妻の話を聞くことが肝心」と助言。庄司は「30分は長い…」と絶望モードだが、千秋と坂下は「スポンジのように聞いてくれるだけでいい」根本氏に完全同意した。

竹山は「(怒りの火を)消火しようとするのが間違いで、まずは全焼させたほうがいい」と世の男性にアドバイス。SNSには「今日の特集、夫に見せたい!」という声が集まった。

「俺の女」と言われたら純粋にうれしい?彼の支配欲を感じて冷めてしまう?

「付き合ってから冷めた彼の言動」というテーマでは、「付き合って間もない彼氏から“俺の女”と言われて冷めた」という20代女性のエピソードを受けて、「“俺の女”と言われたらうれしいか」について、せきらら投票を実施した。

坂下は「私なら超うれしい!」と盛り上がり、庄司は「インスタに妻の写真を上げる時に“オレのオンナ”と書いている」と告白。しかし、千秋と三上アナは「独占欲が強いと思う」「支配欲を感じて絶対イヤ」と反発し、投票も「うれしい=26%」「冷める=74%」と圧倒的な結果になった。

「初デートの時、混雑している駅で“腕ぐい”されて、冷めた」という20代女性や、「お泊まりの翌日、“友達との約束をキャンセルしたから一緒にいよう”と言われて、引いた」という30代女性のエピソードに対しても、坂下は「うれしい派」、千秋&三上アナは「冷める派」と、反応は真っ二つに。

男性陣は「よかれと思ってやっていたのに!」と戸惑いを見せたが、SNSには「イケメンがやるならいいんだけどね…」という冷静な分析が届いた。