<福澤朗&松井珠理奈&森香澄 コメント>
――収録はいかがでしたか?
福澤:音程を外しちゃいけないという仕事は初めてだったので、プレッシャーでした(笑)幅広い世代のアナウンサーが20人も集まって、ひとつのことを一生懸命やるということはこれまでなかった経験なので、とても新鮮で宝物のような時間でした。
練習期間中は、木島先生に合唱の概念を根本から変えていただき、収録では他のチームの歌声や発言から多くの学びを得ることができました。とても実りある2ヵ月間でした。
森:初めは戦うことに重視していたのですが、リーダーである福澤さんが「僕たちには伝えることしかできない!」と話してくださり、伝えることを仕事にしてきた私たちだからこそできる合唱をしようと思って臨みました。
槇原敬之さんの『どんなときも。』の歌詞にある“僕が僕らしくあるために”のように、自分らしさをなかなか出せないアナウンサーだからこそ、自分らしさを全面に出せた合唱になったと思います!
松井:こんなにバチバチしているなんて、正直びっくりしました(笑)!私はアイドル時代にSKE48とAKB48を兼任させていただいていたのですが、そのころの「AKBを超えるぞ!」というSKEメンバーの熱い気持ちを思い出して、一人で勝手にエモいなと思っていました(笑)。卒業してから初めて大人数で歌わせてもらい、改めてグループで活動する楽しさを思い出しました!
――気になった合唱団はありますか?
福澤:歌ウマ芸人合唱団が『浅草キッド』を歌うと聞いた瞬間に「これはずるい!絶対に泣かせにくるな」と思ったら、案の定泣いてしまいました(笑)。芸人さんの苦労と歌詞がリンクしていて心に刺さりました。
森:演歌合唱団の1曲目は、特徴を抑えつつ最初から最後まで楽しめるエンターテインメントを作り上げていて、2曲目は持ち味が全面に出した合唱でギャップにやられてしまいました。これぞ日本の宝だなというのを見せつけられました。
松井:ミュージカル合唱団はイチから合唱を作り上げている感じが伝わってきました。とにかくアレンジがすごくて心に響きました。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
福澤:私たちは「どのチームよりも伝える力がある!心をこめて届けたい」という思いを胸に歌いました。この歌を通して、みなさんに「私たちはこういう気持ちで歌っているんだ」と感じていただけたなら、とてもうれしく思います。
森:こんなに番組で何度も涙を流したのは初めてでした。しかも、全部が同じ感動ではなくて違う感動で…。みなさんもぜひ、いろんな感情を味わってください!
松井:どの合唱団も、この番組のために集結して一つのチームになっています。視聴者のみなさんもテレビの前で一緒に歌ったり、口ずさんだりして元気や勇気を受け取っていただけたらうれしいです。