ジャニーズWESTのセンターを務める重岡大毅は、「父親」という存在に向き合っていた。定年退職した父と、自身が役として挑む父親像に…。
11月19日(金)放送のフジテレビ『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』は、ジャニーズWEST特集の最終話となる。
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今年3月、グループのセンターを務める重岡大毅は、2年ぶりとなる有観客の全国ツアーのリハーサルを行なっていた。重岡は自身のソロ曲として、定年退職を迎えた父への感謝を込めた歌「サラリーマンの父さん」を作詞作曲、ギターでの弾き語りに挑んでいた。
「怖くておとんには逆らえへん」仕事人間の父への思い
重岡は父について「そもそもこっち(芸能)の仕事には興味なくて。ザ・仕事人間みたいな感じなんで。喧嘩なんかしないですね、怖くておとんには逆らえへん」と話し、「自分28歳なんですけど、親孝行って簡単にやれそうで難しいなって。だからやりたかったんですよね」と胸の内を明かした。重岡は成長した自分を見せるため、父親を大阪公演に招いていた。しかしその公演は、新型コロナウイルス感染拡大により、やむなく中止となってしまう。また重岡はツアーと並行し、連続ドラマの主演として初めての父親役に挑戦。主演ドラマとコンサート、その両方で父親という存在に向き合っていた。
6月20日、ツアー最終日となる熊本公演に、重岡は父親を招待することができた。くしくもこの日は父の日。重岡はステージの上で父宛ての手紙を取り出し「長い長いサラリーマン生活、お疲れ様でした。家族の大黒柱として幸せを守ってくれてありがとう。僕はサラリーマンとして力強く走り抜いたおとんを、自慢に思っています」と読み上げた。さらに父への感謝の曲を、涙をこらえながら歌い上げた。出番を終えた直後のステージ裏では「なんとか泣かずにやり切った」とホッとした表情を浮かべた。
そして9月、彼らは早くも来年のコンサートに向けて打ち合わせを始めていた。神山智洋は「やっぱりライブやっているジャニーズWESTが一番好き。生きがいですね、ライブは」と語り、小瀧望は「僕らの原点やし、僕らが本来あるべき姿」と力を込める。重岡は「今、僕たち買い時ですよ!みなさん」「届けたいな。“WEST、いいね!”って言わせたい」と満面の笑顔を見せた。
それぞれが進化を続けるジャニーズWEST、彼ら7人がこの先に見据える未来とは。さらなる光を放ち始めた彼らの“今”をカメラが追う。
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