8月14日(金)より公開となる映画「思い、思われ、ふり、ふられ」のYouTube生配信イベントが8月4日(火)に開催され、主演の浜辺美波、北村匠海に加え、特別ゲストとしてYouTuberのエミリンも参加した。
今作は咲坂伊緒の人気少女コミックを実写映画化。同じマンションに住み、同じ学校に通う高校一年生の明るく社交的な朱里(浜辺美波)、内向的でうつむきがちな由奈(福本莉子)、クールな理央(北村匠海)、爽やかで天然な和臣(赤楚衛二)のタイプの全く違う4人による切ない片思いを描いた青春ラブストーリーだ。
まずMCから北村と浜辺の印象について聞かれたエミリンは「“キミスイ( 映画「君の膵臓をたべたい」 )”で初めて知って、当時すごい2人が出てきたな、と一観客として感じていました。今回が実写としては3年ぶりの共演作ということで、テンション上がってます!」と興奮した様子で答えた。
映画「君の膵臓をたべたい」の撮影、宣伝をしていた3年前の印象を聞かれた北村は「本当に大変だったよね。285媒体の取材を2人で日本中回りながらやって」と、当時の苦労を振り返る。浜辺も「(その地方の)美味しいものを食べて、今自分がどこにいるか覚えていました」と各地を巡った思い出を語った。
本作を一足先に試写会で見たエミリンは「元々恋愛映画や少女漫画が大好きで、よくある感じなのかな?と思っていたのですが、見たら全然違いました!ただのキュンキュンだけじゃなくて1人1人の考え方、人生、葛藤が上手に描かれていて、この気持ち忘れていたな、と言う部分を教えてくれましたね。本当に、本当に良かったんです!」と作品を思い出し、涙ぐみながら絶賛。
エミリンのファンでもある浜辺は「私も大好きな方にそんなこと言ってもらえて、こちらが泣きそうですよ!」と感激した様子を見せた。
また、理想のシーンを聞かれた浜辺は、「文化祭のとき、校舎の屋上で、好きな男の子に写真を撮ってもらうシーンです」と回答。するとエミリンは、「エンディングの主題歌もマッチしていて本当に良かったですよね!あのシーンの浜辺さんの表情が切なくて儚くて可愛くて!この世の言葉では表せないですよね!」と大盛り上がり。興奮気味の女性陣に対して北村は「すみません。女子会感についていけないんですけど(笑)」とタジタジの様子だった。
一方、北村の理想のシーンは「理央が、朱里と和臣が2人で歩いているところをベランダから見てしまうシーン」とのこと。「そこが一番グッときたんですよね。めっちゃ苦しいんですけど、苦しんで苦しんで、プラスに変わった瞬間に、愛ってこれだなと思うので。良いことばっかの人生よりは、理央みたいな転んだり、苦しんだり、暴走しちゃうのは男してはグッと来ますね」と語った。
さらに映画の見どころを聞かれた北村は、「男の友情もちゃんと描かれているところですね。理央と和臣がある映画をキッカケに意気投合するシーンが楽しかったです。学生の時の友情ってそういう所から始まっていたなと。この作品は、それぞれの片思いの映画でもありますけど、家族の話だったり、男同士、女同士の友情部分も含めて、ぜひ見てほしいです」とアピールした。
最後に北村は「今回こういう状況(コロナの影響)で直接伝えられなかった思いがあって、映画の中にもそんな思いや一歩踏み出せないようなことが詰まっておりますので、この映画を通じて、前向きになってくれたらいいなと思います」とコメント。
浜辺は、「『思い、思われ、ふり、ふられ』は、4人の青春の片思いを描いているのですが、“青春”がしっかり描かれているので、自分たちはこんなに“青春”ってキラキラしているんだと、学生の方は気がつく機会になるかと思いますし、社会人の方は、“青春”というものをもう一度感じられる作品になっていると思います。そして本作が皆さんの夏の思い出なっていただけたらと思います。是非劇場に8月14日お越しください」と語り、生配信イベントは幕を閉じた。
【浜辺と北村がエミリンに質問】
最新情報は、映画「思い、思われ、ふり、ふられ」公式サイトまで。
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