上野樹里主演にて、月9ドラマとして初めての2クール連続放送される『監察医 朝顔』第2シーズンから、手作りの山車が陸前高田市に寄贈された。

『監察医 朝顔』は同名漫画作品を原作に、法医学者の娘と刑事の父という異色の父娘を描くヒューマンドラマ。主人公の万木朝顔(まき・あさがお)を上野樹里、その父の万木平(まき・たいら)を時任三郎が演じる。

2019年7月~9月放送の『監察医 朝顔』第1シーズンでは、平と同じ刑事の桑原真也(風間俊介)との結婚や一人娘のつぐみ(加藤柚凪)の誕生を経て、周囲の人々とともに東日本大震災で亡くした母への思いを少しずつ乗り越えていく朝顔の姿が視聴者の心を捉えた。

第2シーズンは、第1シーズンのラストの翌年5月からを舞台に始まる。変わることなく、朝顔は興雲大学法医学教室で法医学者として働き、父の平も変わらず、神奈川県の野毛山署強行犯係で刑事をしている。朝顔の夫の桑原は神奈川県警捜査一課で多忙な日々を送り、娘のつぐみは最近になって「弟が欲しい」と朝顔たちにこぼす。そんな日常が、これからもずっと続いていくと思われた中、とあることがきっかけで朝顔は、平の代わりに母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れることになる。

『監察医 朝顔』では第1シーズンより、東北でも撮影を行っており、今回はその縁から手作りの山車の寄贈がおこなわれた。

毎年8月7日に陸前高田市でおこなわれている「うごく七夕まつり」「けんか七夕まつり」は、きらびやかな山車が全国的に有名な、東北を代表する七夕祭りだが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。

ドラマでは、その状況を鑑み、出演者・スタッフからの「来年は、たくさんの笑顔の中、七夕祭りがおこなわれますように」という想いを込めて、山車のミニチュアの模型を手作り。上部に朝顔の造花をあしらい、周囲に千羽を超す折り鶴をつり下げたオリジナルの山車を、陸前高田市に寄贈した。

陸前高田市は『監察医 朝顔』にとって、また主演の上野にとって、縁が深い場所の1つ。上野が初めて陸前高田市を訪れたのは2012年のことで、震災を後生へ伝えるため、津波が到達した場所に桜を植える“桜ライン3.11”という活動に参加をし、紅しだれ桜の苗を植えた。2019年には、ドラマのスタッフとともに陸前高田市へ2度目の来訪を果たし、7年ぶりに紅しだれ桜と再開していた。

そして、今年も3月11日を目前に、上野はドラマスタッフとともに陸前高田市を来訪。上野は「忘れてはいけないことは、子どもたちにもしっかり伝えていきながら、この街にたくさんの人が訪れて、活気のある陸前高田の風景が近い将来に見られるように、自分も楽しみながら旅をしながら、お手伝いができたらいいなって思います。この街をもっと好きになりたいし、この街で色んな体験をして楽しい思い出をいっぱい作っていきたいですね」と、コメントしていた。