「どうなる?今後の政治」と題し、脱力メンバーが徹底討論…の予定だったのだが、収録日が衆議院議員総選挙の選挙運動期間中だったため、十分な議論ができる状況にはないという理由から、急きょ予定を変更することに。
今回の『全力!脱力タイムズ』(11月12日放送/フジテレビ)は、ゲストコメンテーターに、藤井流星(ジャニーズWEST)、カンニング竹山が登場。「グローバル時代における日本の未来の可能性」というテーマのもと、最近気になるニュースについて、全員で自由闊達(かったつ)に意見を言い合う時事放談を行う。
突然の企画変更を知らされ、事前打ち合わせもできていない竹山が、キレ気味に不満をもらす中、「時事放談“今後の日本を考える”」がスタートする。
最初の議題は、解説員の岸博幸が提案する「この先、日本人ノーベル賞受賞者は現れるのか?」。今年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏がアメリカ国籍であることから、今後、日本人の中からノーベル賞の受賞者が出るのかが気になっているという岸は、ある日本人化学者の実績を例に挙げながら、極めて専門的な観点から持論を展開。
解説員の齋藤孝はもちろん、藤井もアリタも、岸の難解な話を当然のことのように受け入れ、議論はよどみなく進んでいく。そんな中、ただひとりまったく話についていけない竹山。するとMCのアリタ哲平から、今回は特別に、竹山のフォロー役としてフロアディレクター1人を配することが告げられる。
討論中、竹山がコメントに窮した場合は、そのディレクターがカンニングペーパーを見せて助け舟を出すというのだ。そこで早速竹山は、ディレクターのカンペを頼り始めるのだが…これを機に、竹山は次第にいら立ちを募らせ、やがてスタジオは、暴言と怒号と泣き言が飛び交う修羅場と化していく。
ついには、極限まで追い詰められた竹山がまさかの爆弾発言!?コンプライアンスの限界に挑戦する(?)『全力!脱力タイムズ』は、11月12日(金) 23時より、フジテレビで放送される(放送時間変更の場合あり)。
<藤井流星 コメント>
――2019年4月26日(金)の放送以来、2回目のゲスト出演となりますが、今回の収録はいかがでしたか?
この番組ならではの空気感に浸れて、今回もすごく楽しかったです。ただ、バラエティ番組で、ここまでしっかりした台本があるっていうのは、いまだに慣れないですね。『VS魂』(フジテレビ)だと、台本に沿って演じることもたまにあるんですけど、(ジャニーズ)WESTでやってる番組は基本、台本がないんですよ。
だから、びっちり書き込まれた台本を渡されると、「うわぁ~!」ってなるんです(笑)。しかもこの番組は、芸人さんは台本を渡されていないから、自分のセリフのきっかけとかも、なかなかつかめなくて。「どこでしゃべり出したらいいかな?今かな?」とか思いながら(笑)、なんとか乗りきった感じですね。
『(全力!)脱力タイムズ』って、バラエティ番組というより“コント番組”なんやなって、今回改めて思いました。
――前回も「大好きな番組に出演できてうれしい」と言っていましたが、改めて『全力!脱力タイムズ』の魅力とは?
やっぱり、シュールさが一番の魅力やと思うんですけど、シュールな感じで番組が進んでいく中、芸人さんがどんどん追い詰められて、ほんまに取り乱してしまうっていう、最後はリアルなドキュメンタリーみたいになっていくのがまた面白いなと(笑)。
あと、みんなが笑うのをガマンしているのも面白いですよね。僕は特に、小澤(陽子)アナが思わず笑っちゃってるところが好きで(笑)。こらえきれずに、ついこぼれてしまう女性の笑顔ってステキやなと思います(笑)。
――今回、藤井さんは笑うのをガマンできましたか?
あ、僕自身はあんまり気にしてなかったですね。後半なんかはずっと、もう普通に笑ってたんで…なんかすみません(笑)。
――カンニング竹山さんの印象は?
竹山さんとは、『VS魂』はじめ、いろんな番組でご一緒させていただいてますけど、今回の竹山さんはすごかったですね「そんなこと言っていいの!?」ってびっくりしました。「竹山さん、マジっすか!?」って(笑)。
横で見ていても、ものすごく汗をかいてらっしゃって、ほんまに大変やったんやろうなと。もし僕が、竹山さんの立場に立たされたら…と想像すると、恐ろしくて仕方ないです(笑)。
――では、有田さんの印象は?
有田さんが毎回、設定やセリフを考えてらっしゃるんですよね?ほんまにすごいなって思います。演者側としても、ほかの番組に出ているときの有田さんとはまた違った雰囲気で、かっこいいなと。ただただ、尊敬してしまいますね。
――最後に、今回の『全力!脱力タイムズ』の見どころを教えてください。
う~ん、見どころって、どこなんやろ…ぶっちゃけ、竹山さんの言動がどこまでオンエアされるのかわからないんで(笑)。とにかく、みなさんに見ていただきたいですね。「芸人さんって、やっぱりすごい!」って、絶対に思ってもらえるはずなので。
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