女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
8月21日(金)の放送では、「子供のお金教育、どう学ばせる?」「努力?センス?頼もしいパパの条件」について、MCの設楽統と三上真奈アナ、千秋、カンニング竹山、大神いずみ、金子貴俊が話し合った。
「子供のお金教育、どう学ばせる?」には、話題のアプリ「PIGUCHI」を監修した東京学芸大学附属世田谷小学校の沼田晶弘先生が出演。「PIGUCHI」は、子供がお手伝いをするとアプリ内でお金が貯まっていく仕組みで、お金を貯めることの大変さや、運用の基礎なども学ぶことができる。
「宿題をしなさい」「お手伝いをしなさい」などの日々の親子ゲンカから、解放される効果もあるというこのアプリ。使っている途中で、お手伝いの項目を増やしたり、金額を変えたりすることも可能だ。
とはいえ、貯まったお金をどう使うかを子供に教えるのは難しいものだ。30代の女性からは「小3の娘が、小遣いとして渡している交通系ICカードで、友達にジュースを買ってあげていた。魔法のカードと思われると困る」というお悩みも届いた。
そこで、視聴者から意見を募る「せきらら投票」で、「子供がICカードで友達に何か買ってあげていたら、モヤモヤするか?」を問いかけると、「モヤモヤする=81%」「モヤモヤしない=19%」と、圧倒的な結果が出た。
「自分でも、カードで支払うと、いくら使ったかわからなくなりそうで怖い」という大神は、「モヤモヤする」とピシャリ。竹山も「(金銭感覚を育てるためには)小遣いは現金のほうがいい」と同意したが、金子は「子供が善意で買ってあげているなら、そこまでモヤモヤしない」と意見した。
千秋は「同級生がお友達に何か買ってあげて、学校で問題になった」と体験談を披露。沼田先生は「アルバイトなどをして自分でお金を稼ぐようになるまでは、お金の価値を理解するのは難しい。働くことの大変さを、まず学ばせたほうがよいのでは」とアドバイスを送った。
「小5の息子は小遣いを毎月使い切ってしまい、金額の大きいものは親から買ってもらえるものだと思っている。お金を貯めることを覚えてほしい」という、30代女性のお悩みも登場した。
大神と竹山は「親が欲しいものを買ってあげるから、“そういうもの”だと子供が思ってしまう」「結局は親の姿勢がすべてだ」と指摘。番組公式SNSには「無駄使いをして学ぶこともある」「すぐ使い切るから、お小遣い制をやめました」「お金って、難しいよね」などの声が届いた。
また、自分が使わなくなったものを「メルカリ」で売ったらどうなるか、シミュレーションしながらお金の使い方を学ぶことができる「メルカリかんさつ帳」が紹介されると、スタジオからは「商売の勉強になる」「大人もやったほうがいい」と称賛の声が。
大神が「『じゃあ、メルカリで売ってみよう!』と、子供が実際に売ってしまいそうで怖い」と不安を述べると、竹山は「ネットリテラシーも一緒に教えないといけない」と助言。沼田先生は竹山に同意しつつ、「自分の身の回りのモノを見つめ直す、いい機会になるのでは」と述べた。
「うちの妻は安産だった」はNGワード!?妻に寄り添えるパパになるためには?
「努力?センス?頼もしいパパの条件」というテーマでは、「出産前の友だちよりも心配な友だちの夫に贈る100の言葉」(光文社)という書籍から、「バッグやジュエリーより、自由時間がほしい」などのママの本音が紹介された。
大神が「生まれてから24時間育児に奔走してきたんだから、半日は短い!自分は子供が3歳のときに、3泊5日の旅行に行かせてもらった」と体験談を語ると、千秋も「ママ友の子を預かったら、『初めて自由の時間をもらった』と涙を流されたことがある」と、男性が思っている以上に、ママたちが自由時間を求めていることが判明した。
「夫は育児に協力的で助かっているが、安易に『うちの妻は安産だった』と言われるとカチンとくる」という30代女性のエピソードでは、「『安産』だと夫が言っていたら、許せるかどうか」を「せきらら投票」で問いかけた。
金子は「すごい妻だというリスペクトの現れなのでは?」と夫の気持ちを代弁したが、大神と千秋は「どれだけ痛いかもわからないのに、『安産』とか言われたくない」「夫は何もしていないのに!」と猛反論。
「せきらら投票」の結果は「許せる=42%」「許せない=58%」となったが、竹山は「『安産』が簡単に言っちゃいけないワードとは思っていなかった」と、衝撃を受けた様子だった。