関ジャニ∞のメンバーの持つ遊び心を前面に押し出し、人間的な魅力を伝えていく超本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。
8月31日(月)は、夏期特別企画「怖くない、背筋も温まるほっこり幽霊でバラエティする。」後編が放送された。
メンバー絶叫!“ほっこり”するはずが、やっぱり怖いお化け屋敷を体験
ライトが落ちた薄暗いスタジオの中で、話し始めるメンバーたち。
丸山隆平:どうするの?お化け屋敷行くの?
村上信五:行くんやろ。満を持して(フォルダの)一番下にあるんやから。
大倉忠義:だって…(番組のためのお化け屋敷を)作ったんでしょ?
と、浮かない表情での会話からスタートした今回。その浮かない理由は「日本初ほっこりお化け屋敷」フォルダを見つけてしまったから。
概要を開くと、日本唯一のお化け屋敷プロデューサー・五味弘文(ごみ・ひろふみ)さんの紹介が。五味さんは全国のお化け屋敷の企画や演出を手掛けており、お化け屋敷に初めて“ストーリーの概念”を作った人。今回、番組のために自身のキャリア初となる“ほっこりお化け屋敷”をプロデュースしたというのだ。
都内某所の廃墟。ここに未だ成仏できず彷徨(さまよ)っている女性がいる――。
高校の放送部に所属する美しい声の唱子と、唱子の声に惚れていた健司。唱子がいる放送室の窓に健司が息を吹きかけてメッセージを残すというのが付き合っている2人の愛の合図だった。高校卒業後、別れたり復縁したりを繰り返す間に唱子は喉の病にかかって美声を失い、健司と本当に別れることに。
唱子の25歳の誕生日前夜、健司から「明日の夜、レストランに来て」と電話が。唱子の「25歳で結婚したい」という夢と、誕生日にプロポーズをすると約束していたことを覚えていてくれたんだと唱子は喜ぶが、当日、健司と付き合っているという女性から電話がかかってくる。
唱子は真相を知るために健司に何度も電話をするが繋がらず。電話を待ち続けている間に喉の病が悪化し、家で一人、息を引き取った。今でもその家には、唱子の霊が現れるという。
この廃墟に残された、健司から唱子へのメッセージ。それを探し出すことができれば…唱子の霊は、成仏する。
このストーリーを踏まえて「家の中に入って、健司からのメッセージを探せ」というミッションがメンバーに下された。「どこがほっこりするん!」「全然ほっこりちゃうやん」とすでに怖がっている大倉と村上だが、リモートほっこりお化け屋敷がスタート。
メンバーに代わり、映像が唱子の家の中へ進んでいく。始まってすぐ「ちょっとヤス~、隣に来てや~。隣来てよ~」と叫ぶ村上だったが、「ディスタンス、ディスタンス」と安田章大にはあっさり断られてしまう。そんな中、カメラに女性らしき足が映り込むと、「しんどい」「ちょっとー!」「いやもう、ヤスー!」と、メンバーの悲鳴が大きくなっていく。
ここで部屋に電話を発見。そこで「電話をかけろ」と新たなミッションが。「もうやめておこう、人の事情やもん!」という大倉の制止も聞かず、丸山と横山裕が携帯電話を使って唱子の家に電話をかけると「私をバカにするやつは許さない!」と唱子の声が響き電話が切れた。
その後も恐怖の仕掛けに怯えまくるメンバー。映像が2階へ移動すると「なんで外出えへんねん。お前が首を突っ込むなよ、人の話にさー!」「健司と唱子の話やねんから」とキレ始める大倉と安田。
そんな中、唱子の部屋にあるテレビに映ったのはセットにいる5人の姿。「電話したのは誰?」と唱子の声が聞こえた次の瞬間、画面に女性の髪の毛が。さらにメンバーの恐怖を駆り立てていく。
すべての部屋を探したがメッセージは見当たらず、物語の真相が明かされることに。健司は、本当は唱子にプロポーズするつもりだった。しかし、その前に唱子に電話をかけてきた彼女と別れるべく会ったところ、もみ合いとなり、健司は頭を強く打って亡くなったのだ。
メッセージが残っているのは、鏡のある部屋。そう、あの放送室のガラスのように、鏡に向かってあることをすれば、メッセージが浮かび上がるという。映像は再び唱子の寝室に。すると唱子らしき女性の霊が追いかけてくる。あまりの恐怖に「絶対にアカンわ、こんなもん!なんやねん!!!」と村上が大絶叫!
鏡にはプロポーズの言葉が書かれており、それを読んだ唱子と健司は天国で結ばれ、ストーリーは終了。物語の結末とお化け屋敷が終わったことに安心するメンバーだが、村上だけはイスにもたれてぐったり。「もう…怖い。疲れた。しんどい。苦しい」とつぶやき「テレビで言ったらアカンやつ一気に言ったな」と横山にツッコまれていた。
ここで、スタジオに「ほっこりお化け屋敷」を作った五味さんが中継で登場。メンバーへ「ほっこりしていただけましたか?」と問いかけると、村上が「するか!めちゃ怖ですわ!」と食い気味に返答し、笑いが起こった。
ウガンダとの中継が思わぬ感動話につながり、ファンも大盛り上がり
また、今回は、村上と横山による「リモートジャーニー」の企画も放送された。「アフリカの怪魚・ナイルパーチのウガンダ料理が超絶に美味しいらしい」ファイルで、ウガンダ共和国からのVTRを見ながら、横山が「ロケなんか、いつ行けるんやろうな」とつぶやく。
続けて「オリンピック見たかったなぁ、村上さんの」とフジテレビ系『東京2020オリンピック』メーンキャスターを務めることになっていた村上の勇姿を見たかったと思いを吐露。「まだ早いって言うてたかもわからへん、神様が」と笑う村上に、「そんなことない。お前頑張ってるよ。もっと堂々としろよ!」と横山が力強く訴える。その言葉に村上は「ありがとう」と思わず照れ笑い。
“ヨコヒナ(村上と横山のコンビ愛称)”と呼ばれジャニーズJr.時代から多くの時間を共に過ごしてきたからこそ、本人以上に大舞台での活躍を楽しみにしていた横山と、その思いを知りつつストレートなほめ言葉に照れる村上。
2人の関係性があらわれた一コマに、SNSには「こみ上げる…」「泣いた」「やっぱり2人すてきだ」などというコメントがあふれ、一時“ヨコヒナ”がトレンド入りする盛り上がりを見せた。
次回、9月7日(月)の『関ジャニ∞クロニクルF』は、「“気になること”集めてバラエティする。」が放送される。こっそり撮った映像で、メンバーの素顔が明らかに!?