9月22日(水)放送のフジテレビ『TOKIOカケル』は中谷美紀が6年ぶりに登場。女性代表・エンジェルちゃんとして、フォーリンラブのバービーが出演した。

出演者は、番組内でのあだ名を決められることが恒例になっている。

ただ今回は、松岡昌宏が2013年に舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」で中谷と共演していて現在も当時の役名で呼んでいると明かしたことから、そのまま「ベラ」というあだ名に決定した。

そして、友達だからこそ聞けるきわどい質問をぶつける「ベラに友達ってことで聞いていいですか?」がスタートした。

TOKIOの巧みな誘導に「しゃべっちゃったじゃないですか(笑)」

中谷が最初に引いたカードは「どこで出会ったの?」。

2018年にドイツ人ヴィオラ奏者、ティロ・フェヒナー氏と電撃結婚をした中谷。どんなふうに出会ったのかを聞かれ、「言わないと、マッチングアプリかと思われますよね?」と苦笑い。

松岡が「もともと知り合いだったの?」と尋ねると、「まったく知らない。偶然(の出会い)です」と回答。城島茂の「第一印象を覚えてます?」の質問には、なんと「ロシアのマフィア」と答えた。

運命の出会いとなった日、中谷はしゃぶしゃぶ店で夕食をとっていた。店内には中谷のほか、フェヒナー氏を含む3名の2組だけという状況だったそう。すると、中谷の携帯電話が鳴ったことで、中谷はフェヒナー氏一行へ謝罪。そこから会話がスタートしたのだとか。

劇的な出会いに驚いた松岡が「携帯電話が鳴ってなかったら、結婚してないの?」と聞くと、「してないです」と即答。

国分が「そこで声をかけられる旦那さんがすごい。多分ひと目惚れですよ」と感心すると、「夫はそういうところで声をかけるタイプではないんです。聞きなれない言語を話していたので、(中谷から)『何語ですか?』と聞いたんです」。

一行がオーストリアのザルツブルクから来たことを知った中谷が、「死ぬまでにザルツブルクで音楽を聴くことが夢」と明かしたことで、4人の会話が続行したという。

実はそのとき、中谷は“一人しゃぶしゃぶ”をしていたそうで、「そのとき私は仕事帰りで、誰とも会いたくなくてサッと(食べて)帰りたかった」と明かすと、松岡は「そういうところなんだよ、ベラのすごいところは」と驚いた。

その後、中谷はフェヒナー氏らのテーブルに合流。「夜景が見えるバーに行きたい」という一行をあるバーへと案内し、盛り上がった4人は、深夜1時まで飲み明かしたのだそう。

さらに、国分が「2回目はいつ会うんですか?」と尋ね、中谷が「コンサートに招待してくださったんだけど、私はニューヨークにいたので『もし来年、日本へ来ることがあったらまた教えてください』」と告げたことを説明。

後日、フェヒナー氏から「金沢へ行くのでお寿司屋さんを紹介してほしい」と連絡があり、店を紹介した中谷だったが、実はフェヒナー氏が知りたがったのは金沢ではなく、軽井沢の寿司店。中谷は、「ここまでしゃべり過ぎじゃないですか!?」と、エンジンがかかり始めていた自身に気づき、照れくさそうな表情をみせた。

国分が「(もっと)教えてほしいです」と告げると、「ついしゃべっちゃったじゃないですか。もう(出会いは)マッチングアプリということにしておいてください」と拗ねた。

また、今年4月に結婚したバービーには気になることがたくさんあるようで、挙式について質問。

仕事で何度も花嫁衣装を着ていた中谷は「ウエディングドレスや白無垢に対する憧れはなくなっちゃいました。式は挙げていなくて、夫婦別姓」と返答。「カタカナの名前がつくのはしっくりこなくて、外国人配偶者の特例で別姓を選びました」と理由を説明した。

精肉店でモノマネをして意思疎通。「やらせるんですか!?」と言いつつ、豚や鶏の鳴き声を披露

中谷はオーストリアで暮らすようになって5年が経ったが生活で困っていることがあるそうで、「日曜日に街じゅうの店が休業。ドイツ語の壁がある。車の運転」と列挙。

精肉店での買い物では、言葉の壁から、「豚肉がほしいときは豚の鳴きまね、鶏肉がほしいときは鶏の鳴きまね」をして、コミュニケーションをとったと振り返った。

そこで国分のイタズラ心がムクムクと動き出し、「例えば豚だったら?」と前振り。中谷は「やらせるんですか!?」と戸惑いながらも、豚と鶏の鳴きまねを披露。実力派女優の意外な素顔を披露した。

<『TOKIOカケル』はFODでも配信中(最新回は期間限定で無料)>