9月22日(火)21時よりスタートする、フジテレビ系5週連続特別ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』 の主演を務める福士蒼汰が、主題歌「灯ル祈リ」 を歌うコブクロ(黒田俊介、小渕健太郎)と対面した。
都内で、コブクロが音楽番組収録中の現場にサプライズで現れた福士。二人は突然のことに「えーーっ!?」と、驚きを隠せない様子。
福士は、楽曲について「ひと言ひと言が、すごく重みのある歌詞で、さらにお二人の歌声やメロディに乗せて心にグッと響く、本当にいい曲をありがとうございます」と感謝を伝えると、小渕は「ありがたいですね。僕たちもドラマを一足先に見せていただいたんですが、福士くんが演じる黒沢兵悟が本当の悪の悪で、すごい怖いんですよ(笑)!」と、率直にコメント。
そして「1話を見ただけでも映画を見た後のような満足感がありますし、ここから先、どうなっていくんだろう、と引き込まれていきました」とドラマの感想を話した。
黒田も「これまでに何度かお会いしたことはあるものの、『DIVER』を見てから会うのは、もちろん今日が初めて。いま、ちょっと怖いもんね。本当にさわやかなのか、本当は悪いのか、どっちがほんまの福士くんか、わからん(笑)」と福士のダークヒーローぶりを絶賛した。
「灯ル祈リ」は、小渕が『DIVER』の原作であるコミックや、脚本を読み込み、主人公である黒沢兵悟の生き様と、今伝えたい思いを重ね、書き下ろした重厚なパワーバラードとなっている。
福士は「小渕さんから、この曲に対する思いをお手紙でいただきました。兵悟という人間と、作品のメッセージをしっかりと受け止めてくださっているのがうれしかったです。特に歌詞の中に“檻を破り 逃げ出したライオン”というフレーズがあるんですが、この部分にすごく共感しました。ライオンは強くてどう猛だけど、檻から急に出されてもどうしていいかわからない。そんな中、母という光を探していく。兵悟も強い男ではあるけれど、何かを求めていないと倒れてしまう、という内面の部分と通ずるなと思いました」と自身の役柄とこの曲を重ねたという。
小渕は「うれしいですね。そんなふうにじっくり聞き込んでいただけるなんて。作品を読んで溢れ出てくるものをどうやって閉じ込めようかと、必死に作った曲なので、ありがたいです」と話した。
<ストーリー>
兵庫県神戸市――。急増する犯罪組織に対抗するため兵庫県警に秘密裏に設けられた「潜入捜査」チームがあった。通称「D班」と呼ばれ、悪の組織に潜入する“DIVER(ダイバー)”たち。命を落とす危険と隣り合わせの仕事だ。
「最強の潜入官」と呼ばれる捜査官・黒沢兵悟(福士蒼汰)は、犯罪者逮捕のためには仲間をもだまし、多少の犠牲もいとわない冷酷非道な「最凶の男」。七変化しながら悪に近づき、悪に手を染めながらも、自身の正義で悪を駆逐する。
D班の一員として潜入捜査に挑みながら、父の死の真相を追う佐根村将(野村周平)。潜入捜査の指揮をとる伊達直哉(安藤政信)。そしてその特殊潜入捜査チーム「D班」を招集した県警本部長・阿久津洋子(りょう)の真意とは…。