10月3日(土)23時40分より、白石聖主演、フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』第6話が放送される。

本作は、未来に起こる災厄を予言し、読むたびに寿命が100日縮むという恐怖新聞が届くようになった女子大生・詩弦(白石)の、死と隣り合わせの悪夢を描く新感覚ルール系ホラー。

第5話では、 いきなりの時代劇という衝撃の展開に、SNSが祭り状態に。

そんな中、殺陣初体験にして素晴らしい身のこなしを披露したのが佐藤大樹。佐藤を指導した、アクションコーディネーター・東山龍平氏のコメントを紹介する。

<東山龍平氏 コメント>

佐藤くんと殺陣稽古ができたのは、実質3日間くらい。あとは撮影の合間で1、2時間、時代劇に慣れるための所作事(歩き方、座り方、刀の差し方)や、基本的な刀の振り方の稽古を、5日ほど行いました。

佐藤くんが殺陣で苦労していたのは、相手との距離感、足捌(さば)き、タイミングでしょうか。相手がいてお芝居があって成立するのが殺陣ですし、相手の体格、レベルによっても諸々変わりますから、一番難しかったのではないかと思います。

プロのダンサーということもあり、佐藤くんは手順の覚えがものすごく早かったのを覚えています。すぐそれなりの形にしてしまうので、どんどんスピードも上がってしまい、その都度、竹光(木製の模擬刀)からジュラルミン刀(真剣に近い重さ・バランスのもの)を持たせて同じ動きを反復し、重たいものを振り回しているということへの意識をはっきりとさせて、リアルと“けれん”の間を行ったり来たりしていました。

私が思う第5話のハイライトは、「佐藤くんvs殺し屋二人」で見せた、3人の立ち回りです。本当は3倍の量をやるつもりだったのですが「アクションというよりは、殺陣をやらせたい」という井上昌典監督の希望があり、武士(もののふ)として、命の賭し合い、刀の怖さ、呆気なさ、切なさを表現できたらいいなと思い、3人に託しました。

編集部さん含め、現場を支えたみなさんの協力で3人が躍動できたのだと思っています。視聴者のみなさんにどのように伝わったのか不安であり、楽しみでもあります。

第6話では、現代に戻った詩弦(白石聖)の、前世の罪の償いが始まる。その前に、恐怖新聞の起源となる江戸時代編の第5話をまだ見ていない方、そして、佐藤の素晴らしい殺陣シーンをもう一度見たい方は、FOD へ 。

<第6話あらすじ>

ある日、突然、恐怖新聞が来なくなったことに気づく詩弦(白石聖)。安堵したのもつかの間、次の契約者は誰か気になり始める。時を同じくして、謎の呼び出しメールが詩弦の元へ来るように。

さらに桃香(片山友希)と連絡が取れなくなって…。桃香を探す詩弦と勇介(佐藤大樹)だったが、そこから2人の関係がギクシャクする。そんな中、歌子(黒木瞳)が取った戦慄の行動とは…。