9月12日(日)、フジテレビで毎週木曜22時に放送中のドラマ『推しの王子様』に出演している渡邊圭祐が、「渡邊圭祐『推しの王子様』PRECIOUS BOOK」発売記念会見を都内で行った。
『推しの王子様』において渡邉演じる五十嵐航は、主人公・日高泉美(比嘉愛未)の教育により、残念過ぎる王子様から本物の王子様へ進化。そんな渡邊の“成長と尊さ”を盛り込んだフォトブックが完成した。
本作は、自然体でリラックスした表情から、役柄とは一転、クールでファッショナブルな姿をとらえたポートレートに加え、ドラマのセット内で収録の日々を振り返るようなグラビアも掲載。
また、ディーン・フジオカら共演者からのメッセージや、比嘉とのスペシャル対談、さらに、劇中で登場した乙女ゲームのキャラクター・ケント様の衣装に身を包んだ撮りおろしカットなど、渡邊自身のファンだけでなく、ドラマファンにも見逃せない内容となっている。
ドラマは比嘉演じる泉美が、自身が制作した乙女ゲームのキャラクター・ケント様、その他、泉美の部下・芽衣(徳永えり)は2.5次元俳優、マリ(佐野ひなこ)はアイドルなど、それぞれの“推し”に懸ける姿も見どころの一つとなっている。
渡邊自身の“推し”を尋ねられると、「今の推しかぁ~」と唸りながら腕組みをし、さらに、目を閉じてしばらく考え込んだ。
「ドラマのクランクアップを迎えてから、浴びるように飲んでいるので“お酒”です。これがないとたぶん生きていけないかも」といい、「ビールを飲みながら、ようやく夏を感じることができている。今日も、仕事が終わったらしこたま飲むんだろうなぁと、午前中にして思っています(笑)」と、この日、午前中に行われた会見をふまえて返答。
酒の失敗談に話がおよぶと、「これがあまりないんですよ。実家に帰ったときに、下は全部脱いでいて、Tシャツの袖だけは通してあるんだけど、面倒くさくて胸に布がかかっている状態で起きたことがある。それ以外はクリーンな俳優でやらせてもらっています」と笑顔をみせた。
最近は自宅でゆっくり過ごすことが多いそうで、「何をしているときが楽しい?」という質問には、「お酒を飲んでいるとき(笑)」とまたもや酒の話題に。
続けて、「久しぶりに背負うものがなく、一人の青年として時間を過ごしているので、ゆったりとした日常に喜びを感じています」と明かした。
そんな渡邊は1993年生まれで、同じく“93年組”には菅田将暉や竹内涼真、福士蒼汰など人気俳優がひしめき合っている状態。
「ライバルはいる?」という問いかけに「皆さん、役者としての経験がとても豊富ですが、僕にはそこじゃない経験があり、それぞれ別の歩みがあると思っている。ライバルという意識はありませんが、神木と一度共演したい。同じ作品で愛を育みたいです」と、同じく93年生まれの神木隆之介を意中の相手として挙げた。
互いの関係性を聞かれると、「神木とは役者以外の時間を共有することが多かったので、役者としての神木は『どうなんだろう?』と気になっている。片や25歳まで仙台の古着屋で働いていた男と、片や役者として26年生きてきた男の感覚は、現場での居方なども変わってくると思うので、そんなところを見るためにも共演したい」とラブコールを送っていた。