10月3日(土)、デビュー25周年を迎えた神木隆之介がアニバーサリーブック「おもて神木/うら神木」発売記念オンライントークショーを行った。

司会進行役は神木と同じく、アミューズに所属する吉村卓也が担当。

現在の心境を聞かれた神木は「感謝の気持ちでいっぱいです。作品との出合いもそうですし、いろんな方との出会いもそう。何より応援してくださった方々のパワー、皆さんの支えがあってここまでこれたんだなって。本当にありがとうござます」と感謝した。

「おもて神木/うら神木」でこだわった部分を問われると、「ページ数や、1冊にするか、それとも複数に分けるかということを気にしました」といい、25年間の出演作を振り返るだけで膨大な量になってしまうことから「“おもて”はサラッと今までやってきた仕事の総まとめをして、“うら”でパーソナルな部分を深掘りしようとなり、表と裏に分けました」と説明した。

舞台本番中に吉沢亮へ電話。「神木さん、トチ狂ってますね~(笑)」

吉村はこの日の進行役を務めるにあたって、同書を熟読。結果、「これはどういうこと?」とツッコまずにはいられない問題点を発見したと。そこで「神木さん、ちょっと詳しく聞いていいですか?」のコーナーに。

まず「神木、高校生活ふざけすぎ問題」を追及。同級生である歌舞伎俳優の中村隼人が、高校時代の神木が「馬のかぶりものをして登校」「ヘリウムガスで声を変えて朗読」「クリスマスはサンタのコスプレ」「自習中に3Dメガネを装着」していたと明かしていることに、神木は「全部しました!」と即答。

「神木、破天荒すぎ問題」では、初舞台「キレイ―神様と待ち合わせした女-」の楽屋での過ごし方について、「ミラーボールを持ち込み、爆音で(ウォーミング)アップ」「楽屋にIH鍋を持ち込んで豚しゃぶ」などを、共演した乃木坂46の生田絵梨花が明かしているほか、本番中の空き時間、誕生日の吉沢亮へ電話をかけていたことが判明。吉沢は「さすが神木さん、トチ狂ってますね~」と驚いていたという。

「神木、クリスマスに男と過ごしすぎ問題」では、過去のクリスマスにおいて、志尊淳やDAIGOと過ごしたことを振り返ったほか、今年のクリスマスも「14年来のゲーム仲間であるSさんと過ごすことが濃厚」と話した。

同書のメイキング秘蔵映像の公開に続き、「神木さん、ムチャブリに応えてもらっていいですか?」のコーナーに。

結婚願望を問われると「あるといえばありますけど、別にそれがすべてじゃないと思ってますし、する時は流れでするんだろうな。でも、無理して動こうっていうことは特にないです」と答え、「好きな女性のタイプは?」の声には「ツボが浅い人」とコメント。

「ギャグをやろうとした時に野村周平なんかは優秀で面白いんですけど、僕はつまらないんです。人を笑わせる能力がないから、笑われる方に徹します」とビシッと言い放った。

トークショー後半では、ファンからの質問に答えるコーナーも。「20年後はどうなってる?」の質問に、「変わってないと思う。いつまでも馬のかぶりものとかしていそう(笑)」と照れた。

最後にこの日のトークショーについて「今日は僕自身も楽しく過ごすことができました。僕は役者などに限らず、人を楽しませてくれるものはすべてエンターテインメントだと思っています。今後も芝居だけじゃなく、役者以外の表現にも挑戦していきたいと考えていますので、温かい目で見ていただけたらうれしいです。今までありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします」と呼びかけていた。