10月17日(土)23時50分より、フジテレビ系オトナの土ドラ『さくらの親子丼』が放送される。

「オトナの土ドラ」シリーズ第30弾となる本作は、民間の子どもシェルターを舞台に、真矢ミキ演じる九十九さくらが、温かい料理を通じて傷ついた子どもたちと心を通わせていく物語。

シリーズ第3弾にあたり、真矢は台本をいただくたびに、さくらと共に私も成長させられていると感じますと作品との深い結びつき話すなど、愛着のある役に取り組んでいる。

撮影が始まったのは、9月のこと。清々しい朝、木々に囲まれた自然豊かなロケ地でクランクインを迎えた最初のシーンは、子どもシェルター「第2ハチドリの家」のリビングから。

“食べること”を通じて子どもたちに愛を伝えてきたさくらは、今回もシェルターの食事スタッフとして働いている。

フェイスシールドをつけ、エプロン姿の真矢が登場。「九十九さくら役、真矢ミキさんです!」と、スタッフの拍手ともに深々とおじぎをする真矢。その姿は、すでにさくらのよう。「さくらが帰ってきた!」と、みんなが思った瞬間だ。

リビングでは「第2ハチドリの家」にたどり着いた、傷ついた子どもたち(井本彩花、hibiki、倉島颯良、遠藤健慎)が集っている。

今回の子どもキャストは、400人以上の中から「一人芝居映像」のオーディションを勝ち抜いた、個性豊かで才能溢れる若手役者たち。

『さくらの親子丼』と言えば、行き場のない子どもたちにさくらが親子丼を振る舞うシーンが印象的。この日も朝から親子丼の美味しそうな匂いがセットに広がり、真矢の親子丼を作る姿も、堂に入っている。

真矢は、「作る人、食べる人というのは、無言で心を繋ぐ。何も語らずとも、まるでキャッチボールをしているように、その人のやさしさがズドーンと入ってくるから。さくらも淡々と親子丼を作り続けるのは、それがわかっているからでしょうね」と語る。

今回から新たに新人弁護士・宮部雪乃役に新川優愛、「第2ハチドリの家」のホーム長・高瀬川多喜役に山崎静代が参加。

前作に続き、さくらと一緒に子どもたちを支える弁護士三谷桃子役の名取裕子も登場する。

<第1話あらすじ>

九十九さくら(真矢ミキ)は、弁護士の三谷桃子(名取裕子)が新たに作った子どもシェルター、「第2ハチドリの家」でスタッフとして働いている。

そこへ、親を訴えた10歳の子ども(清水香帆)と父親から教育虐待を受けている阪巻梨花(永瀬莉子)が救いを求めてきた。

梨花のコタン(子供担当弁護士)は、新人弁護士・宮部雪乃(新川優愛)が担当することに。雪乃は、正義感に燃えて、梨花を守ろうと決意するが…。