10月20 日(火)21時より、福士蒼汰主演、フジテレビ系5週連続特別ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』最終話が放送される。
福士が演じる主人公の黒沢兵悟が秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員として犯罪組織に潜入し、ともすれば命を落としかねない特殊な捜査に挑む物語。「悪を駆逐するためには手段をも選ばない」という兵悟の姿が「悪とは、正義とは何か」を問いかけるノンストップサスペンスだ。
9月某日、主演・福士蒼汰が最終話の見どころでもある緊迫のシーンを撮影し終え、無事にクランクアップを迎えた。すると、安藤政信と野村周平が花束とプレゼントを持ってサプライズで登場し、福士をねぎらった。
さらに、福士と共にD班メンバーを演じた、野村周平、片瀬那奈、浜野謙太も続けてクランクアップ。
クランクアップを迎えた4人は、それぞれ作品への思いを語った。
<福士蒼汰 コメント>
本当に内容の濃い2ヵ月だったなと思います。毎日毎日いろんな刺激があって、すごく楽しかったです。
『DIVER』の原作本を読んですごく狂気的な作品だなと感じていましたが、美術さんや照明部さん、カメラのアングル、演出、脚本など、スタッフの方々のこだわりのおかげで、リアルに、現実に落とし込みながら作ることができたな、と思います。
印象に残っているシーンはたくさんありますが、クランクインの日に、裸でボコボコにされるシーンから始まったのは、鮮明に覚えています。砂利でひざが痛かったのですが、我慢しながら初日を乗りきりました。それがちょうど2ヵ月前。
ほかにもいろいろな想い出がありますが、野村君とのアクションシーンもとてもかっこよく、それぞれのキャラクターをアクションで見せられたかなと思います。
密を避けるべき時に、濃密な時間を過ごさせていただいて、ありがとうございました!
<野村周平 コメント>
かなり暑い中での撮影だったので、無事に終わることができたっていうのが、まずうれしいですね。1年ぶりのドラマ撮影だったので、最初は緊張しましたが、最終的に感覚が取り戻せて良かったなと思います。
将は元自衛官なので、体づくりや格闘技はこだわりました。福士くんが食事制限をされていたので、僕だけバクバク食べててもあかんかなと思って、つられて僕も食事制限をしていました(笑)。
撮影は、スタッフのみなさんのおかげですごく楽しくて、大阪・関西の雰囲気が出ている良い現場やなと感じましたし、僕の地元である神戸でもたくさん撮影をしていたので、いろんなところで懐かしさを感じる日々でした。
<片瀬那奈 コメント>
クランクアップを迎えましたが、まだ実感がわかないです。ちょっと寂しいです。すごく和気あいあいとした、濃いチームで撮影できたなと思います。
大変なことは、本当に暑さとの戦いだけでした(笑)。浜野さんとのシーンが一番多くて、すごく仲良くなりました。楽しかったです。この撮影を通して、みんなの絆が深まったと思います。
<浜野謙太 コメント>
本当にお世話になりました。僕の事情でご迷惑をおかけして、いろんなずれ込みがあって。その中でも、最後まで撮影をさせていただけたっていうのは、「本当にありがとう」という気持ちです。
宮永は、お菓子をよく食べているので、お菓子の使い方にはこだわりました。「子どものころ、お菓子だけ与えられて育ったんだろうな」という宮永を演じているので、そこが伝わるとうれしいです (笑)。
<最終話あらすじ>
リトレイド貿易の渡辺(戸田昌宏)の密輸取引現場で、警察に身柄を拘束された兵悟(福士蒼汰)。取り調べで阿久津(りょう)と面会した兵悟は、今回の一件が、かねてから阿久津を快く思っていなかった遠藤(小市慢太郎)の仕業だと知る。
遠藤はD班の存在をあぶり出し、数々の功績を上げる阿久津をつぶそうと考えたのだ。 その翌日、兵悟は警視庁への移送中に護送車から脱走。身を隠しながら反撃のチャンスをうかがっていると、テロ騒動の発端となった爆発事件の犯人について、あることに気付く――。
兵悟からメッセージを受け取った伊達(安藤政信)は、兵悟が遠藤に反撃するつもりだと直感。しかし、兵悟が遠藤を狙う理由はほかにもあり…。
ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』公式Instagramでは、ドラマプレゼンター・赤ペン瀧川によるドラマ解説動画を公開中。