10月31日(土)15時30分より、フジテレビでは『ノンストップ!SP 運命と闘ったQUEEN~肖像画でたどる英国王室物語~』(※関東ローカル)が放送される。
いつの時代も人々の心を動かし、魅了してきたイギリス王室。現在、上野の森美術館で開催されている「KING&QUEEN展」の肖像画から、王室の歴史を変えた3人のQUEENに焦点を当て、その波乱に満ちた物語をひもといていく。
1人目は、史上初めて処刑された王妃となったアン・ブーリン。側近や身内をも数多く処刑し暴君と恐れられた王・ヘンリー8世の2番目の妻だ。
“愛人”から王妃へと上り詰めた彼女は、当時では珍しい恋愛テクニックを駆使しヘンリー8世を夢中にさせたが、結婚から3年後、彼女がいたのは処刑台の上だった。すべてが思惑どおりだったはずの彼女に生じた、大きな誤算とは…。
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2人目は、そのアン・ブーリンの一人娘である、エリザベス1世。生涯独身を貫き、大英帝国の礎を築く名君となった彼女には、生涯思い続けた相思相愛の男性がいた。
なぜ彼女は、“愛する人との幸せ”を拒み、生涯独身を貫いたのか。そこには、父に処刑された悲劇の母・アン・ブーリンの影響があった。
3人目は、現女王であるエリザベス2世。25歳で女王となった彼女は、数々の王室スキャンダルと王室批判を乗り越え、現在の王室のイメージを作り上げた。
彼女を最も悩ませたのは、1997年にダイアナ元妃が交通事故で亡くなった際の対応。彼女は、王室の慣例どおり公式コメントを出さなかったが、その対応に多くのイギリス国民から批判が殺到。
その時、エリザベス女王が下した決断とは?彼女が目指した“開かれた王室”への思いは、いかにして実を結んだのか?
番組では、イギリス人の父親を持つ中条あやみとハリー杉山、展覧会サポーターのデヴィ夫人が、「KING&QUEEN展」を訪れ、展示されている王室の肖像画の数々を鑑賞しながら、その人物の生涯に迫っていく。
また、スタジオでは、イギリス王室の歴史や逸話を“ワイドショー目線”や、“昼ドラ目線”で紹介するほか、王室に関するクイズも出題する。