8月3日(火)、永野芽郁が主演を務める映画「そして、バトンは渡された」の場面写真が公開された。
この作品は、本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名小説が原作。永野は、血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子を、田中圭は料理上手な優子の血の繋がらない父親・森宮さんを、石原さとみは小さな娘を持ちながら夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性のシングルマザー・梨花を演じる。
永野が演じる優子は、以前から「実写化したら芽郁に演じて欲しい」と母親に言われていたというエピソードもあるキャラクター。永野にとって思い入れのある役どころであり、複雑な家庭環境ながらも前向きに自分の人生を歩んでいく優子を等身大の魅力で表現する。
また、今回公開された場面写真には、田中が不器用ながらも優子のためにいつも一生懸命な父親・森宮さんを演じたカットも公開。実の父親同然に優子へ愛情を注ぐ森宮さんの暖かい眼差しが映し出されている。
そして、キャリア初の母親役となる石原のカットでは、男を誘惑するかのように妖艶な笑みを浮かべる梨花の姿が映し出されている。
まさに魔性の女そのものといった風貌で、母親の影が一切見えない梨花だが、どこかミステリアスなキャラクターのなかに、石原がどのような母の顔を表現するのか、キャリア初の役柄としても、期待が膨らむ。
既に本作を鑑賞した原作者の瀬尾は、「とてもドラマチックな映画で、原作を書いたことなどすっかり忘れ、ドキドキしながら夢中で見ていました。出てくる人みんな愛情にあふれ魅力的で、見終えるのがさみしくなりました。素敵な映画にしていただき、ありがとうございました」とコメントを寄せた。
永野芽郁が「2021 文春文庫 秋 100 ベストセレクション」のイメージキャラクターに就任
また、「2021 文春文庫 秋 100 ベストセレクション」のイメージキャラクターに永野が起用されることも決定。
「秋 100 ベストセレクション」は読書の秋にあわせて、文春文庫のラインナップからおすすめの銘柄をピックアップして例年行っている文庫フェア。
仕事の空き時間にはよく本屋に足を運んでいるという永野は、イメージキャラクターの抜擢に対し「単純に本を読むということが好きなので『皆さんも本を読みましょうね』とか『好きな本はなんですか』と問いかける存在になれるのはすごく嬉しかったです。本屋さんはその1日を活気づけるところでもあるので、そこに自分の姿があると考えると、ちょっと恥ずかしい気持ちもありながらも、堂々と本屋さんに行ける気もしてうれしいです」と語った。
映画「そして、バトンは渡された」は、10月29日(金)より、全国公開。
©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
最新情報は、映画「そして、バトンは渡された」の公式サイトまで。