7月29日(木)、「歯が命アワード2021」表彰式が行われ、受賞者の前田敦子が登壇した。

8月1日「歯が命」の日を記念して、2015年から毎年開催しているアワードで、「健康的で美しい歯」を持ち自身の活動や生き方においても輝いている人を表彰するイベント。過去には、荒川静香(2015)、野口聡一(2018)、水谷隼(2019)といった著名人たちが受賞者に選ばれてきた。

今回受賞者に輝いた前田は、トロフィーと贈呈品を受け取ると「前向きでステキな賞をいただけて、すごく糧になります。本当にありがとうございます」とコメントし、笑顔。

授賞式後には歯科衛生士の片山章子さんを交え、トークセッションに。まずは「魅力的なあっちゃんスマイルの秘訣」をMCから問われると「AKB48に所属していた時も笑顔で歌って踊ることがすごく多かったので、人前で笑いながら何かをするということは、すごく好きですね。『大きく笑うね』とよく言われるんですけど、歯を見せることで幸せを運んでくれるんじゃないかなと思って、大きく笑っています」と語った。

また、歯について「子どもの頃から大きな虫歯になったことがない」という前田。普段の歯みがきについては「磨きすぎないことを意識しています。毎日3回きっちり磨くよりも、朝は軽く磨いて、夜しっかり磨くようにしています」と紹介。これについて片山は、「磨きすぎないことは大正解。頑張って磨きすぎると歯の根本が削れてしまうことが実際にあるので、守りながら歯を洗うようなイメージでブラッシングを続けていただけたら」とエールを送った。

「前田敦子の歯みがきスタイル」というトークテーマになると、前田は「全体的に根元、隙間を洗う感じで歯茎を傷つけないように意識しています。歯みがきをする際に、壁に背をつけて胸を張って姿勢を正しながらやっています」と、独特な歯みがき習慣を明かした。

「あっちゃんママの子ども歯みがきスタイル」というテーマでは、前田は今年3歳になる息子について「まだ自分で磨くことができないので、アドバイスをください」と片山に問いかけた。すると片山は「一緒に楽しんで磨くことを心がける。歯みがきに一生懸命になりすぎて、怖い顔になってしまうお母さんが多いので、焦らずにやってもらえれば、いつか自発的にやれるようになると思います」とアドバイス。

続けて「口をすすげるようになるのは何歳くらいから?」と積極的に質問する前田。「お子さんごとに差があるので、決めつけなくて大丈夫。親がやっている姿を見てひとつずつ真似ていってもらえれば」と片山に教えてもらうと、安堵の表情を浮かべた。「笑顔で歯みがきをすることが大事」ということを学んだ前田は「歯みがきの音楽をかけて、踊りながら磨いてみようかな」と新たな発見があった様子。最後に「歯みがきは奥が深い」とコメントし、トークセッションを締め括った。