11月4日(水)、映画「フード・ラック!食運」の舞台挨拶が行われ、EXILE NAOTO、土屋太鳳、寺門ジモン監督が登壇した。
新人編集者・静香(土屋)と共に「本当に美味しいものを本当の言葉で紹介するサイト」の立ち上げを任されることになった良人(EXILE NAOTO)。
その矢先、疎遠になっていた母・安江(りょう)が倒れたとの知らせが入る。
食を通して出逢った人々それぞれの想いをのせ、焼いて、食べて、ちょっと泣いて、また食べ…そんな「極上の焼肉ハートフル映画」になっているという。
土屋太鳳が寺門ジモン監督を絶賛!「太鳳ちゃんに映画のコメント書いてもらえば良かった」
寺門監督がマイクとトングを間違えるボケで会場が笑いに包まれるなか、舞台挨拶がスタート。
寺門監督は「飲食業が大変なことになっているので、この映画で元気になってもらいたい。みなさん、お肉をお楽しみください」と思いを語った。
主演のNAOTOは「今回はジモンさんの愛してやまないもの、食そして家族愛をテーマにした映画になっていますが、普段からおいしいものを食べに連れて行ってもらったり、公私共にジモンさんにはお世話になっています」と明かした。
さらに、「役作りでも食べ物のことを勉強したんですが、もともと食べることが好きなので、とても幸せな撮影でした。みなさんに少しでも心に温かいものが残ったらいいなというのと、ぜひこの後は焼肉屋に行ってください!」と焼肉映画ならではのアピール。
「今回、お肉もしっかりと演技をしてもらわないと困るということで、自分達への演技指導はあまりなかったのですが、お肉の焼き方に関してはかなりしっかりと監督から指導していただきました。こだわって撮っているので、お肉もいい演技をしていると思います」と回顧した。
一方、土屋は「難しい状況のなか、貴重な映画祭に参加させていただき感謝しています。この愛する作品を、国境を越えてお届けできて嬉しいです。愛情と感謝を噛み締めて、この映画を皆さまと楽しめたらなと思います」と感謝を述べた。
初共演となったNAOTOとの撮影エピソードを尋ねられた土屋。
本人と役柄との共通点を挙げ、「NAOTOさんは良人とは性格は違うんですが、狩人のような眼をしいるところが同じで、目標に向かってちゃんと研究して前に進んでいくところが、良人が覚醒した後の演技にパワーを与えていて素晴らしいなと思いました」と演技ぶりを絶賛。
また、初監督を務めた寺門監督については「この情熱でお肉が焼けてしまうんじゃないかってくらい、すごく熱い情熱を持たれていて、その分撮りたいものがはっきりされているのでテイク数がどんどん増えていったんですが、でもそれは“こだわり”というより“使命感”なんじゃないかなと思いました」と語った。
さらに「食って幸せじゃないと楽しめないことの一つだと思うんです。食材も、調理する人も、味わう人も、大切な命をいただくので、それをちゃんと描いているなと思いました」と語ると、寺門監督は「すごくいいこと言う!太鳳ちゃんに映画のコメント書いてもらえば良かったよ!」と嬉しそうな様子だった。
撮影中に食べた肉の量を聞かれるとNAOTOは「2時間くらいの撮影で、薄い肉だったら10枚くらいは食べたはず…」というと、土屋は「私はもっと食べてるかも。13、14枚くらいは食べてました」と答え、するとすかさず寺門監督が「ちょっといいですか?撮影以外にも二人、いっぱい食べてますよ!いくらいい肉だからって食べ過ぎですよ!」と被せてコメントし、会場の笑いを誘った。
NAOTOは「(演じるうえで)ジモンさんに相談して言われた『このトングが、もしも侍が持つ日本刀だったら。侍が刀を構えるときにスッと力を抜くようにこのトングを構えてみたらどう?』とアドバイスをもらい、その言葉が自分の中でとてもしっくりときて演じることができた」と撮影エピソードを披露。
最後に寺門監督より「実在のお店で本当にお店で出てくるメニューで撮影させていただいているので、映画を観る前にお店を予約して、映画を観終わってからお店に食べに行ってほしいです。お肉を食べるアイドリングとして最高の映画だとおもいます」と食と映画への愛が溢れるアピールをして締めくくった。
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映画「フード・ラック!食運」は、11月20日(金)より全国ロードショー。
©2020 松竹
配給:松竹
最新情報は、映画「 フード・ラック!食運 」の公式サイトまで。