7月21日(水)に放送されたフジテレビ『TOKIOカケル』は、今年上半期の総集編。城島茂、国分太一、松岡昌宏が番組リニューアル以降のVTRやアルバムを見ながら、“お友達ゲスト”との思い出を振り返った。

竹内涼真ゲスト回では、“トキカケの歌姫”が誕生。俳優として活躍する竹内だが、実は圧倒的な美声の持ち主で、父親の影響で好きになったというCHAGE and ASKAの「LOVE SONG」を披露することに。

デュエットの相手を務めたのが、エンジェルちゃんとして出演していたハリセンボンの箕輪はるか。普段は小声でボソボソとした口調が特徴のはるかだが、ひとたび歌いだすと豹変。意外過ぎる歌声を披露し、TOKIOを驚かせた。

そんな歌姫・はるかはそれ以降も、山崎育三郎、井上芳雄らミュージカル界のスターと、まるでFNS歌謡祭のような本格ステージを展開。

VTRを見ながら松岡は「こんなにハツラツとしているはるかちゃんを見られる番組もない」とうれしそうに振り返った。

大地真央出演回ではTikTokに初挑戦。TOKIOのほか、ゲストでは吉岡里帆、Sexy Zoneの中島健人らがTikTokに臨み、さすがの対応力を発揮した。

また、人気俳優たちが自ら特技と豪語するも、情けない姿をさらしてしまった回も。田中圭はバスケットボールの3ポイントシュートに挑むも、散々な結果に。沢村一樹はダーツを前に並々ならぬ自信を漂わせるが、グダグダな内容に終わってしまった。

城島は根っからの管理人気質。「お金の計算だけは早い(笑)」

番組後半では城島、国分、松岡3人だけのトーク。株式会社TOKIO設立から4ヵ月が経過し、松岡は「ちょっとずつ社長業が板についてきている」と城島へ。

普段はのんびり屋で知られる城島だが、松岡が「お金の計算は早い」と驚くと、「商業高校出身やけど、貸借対照表を何十年ぶりに見た」と苦笑い。

「合宿所に住んでいたころ、こんなんやったなって。カーペットの上に置いていた飲みものを誰かが蹴飛ばしてこぼしてしまったところにジャニーさんが来て、『誰?YOUこれ蹴とばして。茂がちゃんと言わないから。一番上なんだから』ってよく怒られてた。責任っていうのかな。見とかなアカンという」と亡き恩師・ジャニー喜多川さんとの思い出話を明かすと、松岡が「根っからの管理人なのよ」と評した。

国分が「TOKIOのリーダーのときからもうちょっと責任をもってほしかった」とジョーク交じりで追及すると、松岡も「そしたら、もう少し5人でいたかもしれない(笑)」とぶっちゃけた。

そして、3人は会社を立ち上げたときの心境も告白。「ジャニーズ事務所さんにどういう形で申し出るのが一番いいのかを考えた。番組の企画書のようなものをつくって説明するほうがいいのかと思い、初めてプレゼン用の資料をつくって。その中で、松岡から『屋号は守ろう』というワードが出てきた」と国分。

松岡は「いろんな時期が重なった。先代の社長が旅立ったことで、TOKIO(というグループ名の)の重さを感じた。もし、先代が生きていたら『ごめん、ちょっとダメでした』って言えるけど、お墓参りに行って『ダメでした』(と報告するの)も違うなと。屋号だけは(守りたい)というのと、じゃあ、新しいことをやってみようというのがすごくいいタイミングだった」と会社を立ち上げるに至った経緯を明かした。

3人が「会社を設立したい」と申し出たとき、ジャニーズ事務所サイドからは「面白いんじゃない?」という返答が。

「その一言で、俺は50%以上『大丈夫だ』と。今、思っていることの何倍もポジティブなことができるんじゃないかという思いがあったから、焦りなどはなかった」と、松岡は当時を振り返った。

そして、現在。城島は「会社をやって気づいたのは、皆さん、こうやってやってはんねんな」と世の社長たちに同情。「後輩たちは絶対に真似しちゃダメ」(国分)、「選択肢が増えるのはいいと思うけど、あまりお勧めはしない。会議が面倒くせぇから(笑)」(松岡)と、経営陣ならではの苦労をのぞかせていた。

次週7月28日(水)のフジテレビ『TOKIOカケル』は、木村佳乃が独自の育児についてトークするほか、好評TikTok企画も。エンジェルちゃんは相席スタートの山﨑ケイが登場する。

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