10月15日(金)0時より、FODでは、古川雄大主演『私の正しいお兄ちゃん』の配信をスタートする(予定)。
「私の正しいお兄ちゃん」は、2018年から講談社の「BE・LOVE」で連載されたモリエサトシによる漫画。モリエサトシの代表作には、「星空のカラス」(全8巻)や「白磁」(全2巻)、「親愛なるA嬢へのミステリー」(全3巻)などがある。
「私の正しいお兄ちゃん」は、大学生の理世がアルバイト先で、両親の離婚のため生き別れになった兄に似た面影を持つ、海利という青年に出会うところから始まる。
理世は、海利に惹かれていくが、あることきっかけで、海利は殺人者なのでは?という疑惑が…。過去を背負った男女の切なすぎる純愛ラブストーリーを、FODにて実写ドラマ化する。
謎多き青年で、大学生・木崎理世(きざき・りぜ)のアルバイト先の先輩・内田海利(うちだ・かいり)を演じるのは、古川雄大。
2007年に俳優デビューし、2012年にミュージカル「エリザベート」に出演して以降、「モーツァルト!」「ロミオ&ジュリエット」など話題作に多数出演。さらに、ドラマ『下町ロケット』(TBS)、連続テレビ小説『エール』(NHK)、映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」などに出演し、現在放送中のドラマ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』(テレビ東京)でドラマ初主演を務める、歌唱力と演技力を兼ね備えた人気俳優。
内田海利は、日々不眠症に悩まされているが、なぜか理世の肩を借りるとぐっすり眠ることができる。海利の過去に何があったのか。何か秘密があるのか。本当に人殺しなのか…二人の初恋の行方は?
また、このドラマの主題歌も主演の古川雄大が担当することが決定。古川自身、初めて主題歌を手掛けることとなり、今作のために古川が作詞作曲し、書き下ろした。
ドラマでは、毎話ラストに衝撃の事実が発覚。毎回ドラマの最後に「ええーっ!?」と驚愕し、次の話が気になる、まさにジェットコースター・クライムサスペンス&ラブドラマとなっている。
<モリエサトシ コメント>
――ドラマ化についての思いを聞かせてください。
1年以上も前に完結した作品に光が当たる機会を与えていただいて、とてもうれしく思っています。
ドラマの制作に関して私はまったくの素人ですので、基本的にプロの方にお任せしています。
漫画は問題のありそうなシーンもあるので、お話が変わることも想定の範囲でしたし、それも面白そうだと思っていたのですが、概ね漫画をなぞる流れでやっていただけるようです。
とはいえ漫画とドラマ、形が違えば違うものになると思うので、私ではない人が作る『私の正しいお兄ちゃん』がどんなものになるのか、とても楽しみにしています。
コロナ禍の中、関係者のみなさま大変だと思いますが、無事完成されることを祈っています。
――主演の古川雄大さんの印象は?
俗物的で申し訳ないのですが、漫画を超える美形っているんだな…というのが第一印象です。
とても印象的な目をされていると感じた方なので、特徴的な目を意識して描いた海利というキャラを演じているところを想像してもしっくりきました。
ただ、海利はいろいろあるキャラなので、「あのシーンとかこのシーンとかやっていいのかな?」と心配したりするのですが、理世のように憎みきれない魅力のある海利になるのだろうと今からワクワクしています!
<古川雄大 コメント>
原作と脚本を読ませていただいて、愛と憎しみという二つの感情が交錯していきながら描かれるストーリーに、とても引き込まれました。
この壮大なテーマが、一人の女性に襲いかかって葛藤しながら進む展開に、サスペンスとしてもラブストーリーとしても見応えのあるドラマになるよう努めていきたいです。
内田海利は、正義感が強く周りから信頼されていますが、大きな闇を抱えている人物です。誰にでも二面性はあると思いますが、隠し通さなければならないもう一つの顔を持って生きる主人公に面白さを強く感じ、物語の展開において重要な部分だと思うので大切にしていきたいです。
そして今回は、主題歌も担当させていただくことになりました。音楽を志したときから、自分の楽曲がドラマの主題歌になることが夢でしたので、その願いが叶ってとても幸せです。
人は誰しも、生きていく上でさまざまな出来事に直面し、傷ついていく中で自分に欠けてしまったものに気づき、それを埋めようとする。この作品で、海利と理世はお互いに足りない部分を補い合うことで愛を深めていきます。
人は弱い生き物ですが、一人では乗り越えられないことも、愛が大きなエネルギーとなって乗り越え、成長し、生きる糧となっていきます。だからこそ、愛する人の存在を探し求めているのかもしれません。 そんな愛の力と人の儚さを曲に込めました。ご期待ください!
<あらすじ>
大学生の理世は、アルバイト先で、ずっと会っていない兄に面影の似た海利(古川雄大)という青年に出会う。
眠れないという海利に肩を貸すうち、理世は、海利に惹かれていく。しかし、海利のアパートで見てしまった日記には「人を殺した罪からは逃れられない」という文章が――。