11月13日(金)の『ダウンタウンなう』は、特別企画「人志松本の酒のツマミになる話」を放送。
今回は、ゲストに赤江珠緒、小澤征悦、小宮浩信(三四郎)、デーブ・スペクターが登場。酒瓶ルーレットを回し、出目の人が自由なトークを展開した。
赤江珠緒“初めて異性と見た映画”「アナコンダ」に興奮
まず、赤江が「初めて異性と観に行った映画は何ですか?」と質問。
赤江:というのも、私がラジオで「アナコンダ」ですって言ったらすっごい笑われて…。
いきなり、人食い蛇の映画が挙がり「おもろー!」(ノブ)、「大喜利の答えじゃないですか!」(松本)と一同は大ウケ。
大悟:たまたまやってたの?(わざわざ)「アナコンダ」を観に行ったの?
赤江:「アナコンダ」を観に行ったんです。人が食われるっていう…蛇に。すごいんですよ。(蛇に)飲まれて、出すみたいな。
興奮気味に話す赤江に、笑ってしまう一同。松本は「僕は『E.T.』やと思いますよ。最高だったし、2人ともいい気持ちになった」と、良い思い出を振り返る。
小澤は「インディ・ジョーンズ」、大悟はノブとダブルデートで「アルマゲドン」、デーブ・スペクターも「E.T.」を観に行ったと語った。
松本:やっぱり、赤江さん。残念ながら、みんな名作を観てるんですよ。
赤江:(食い気味に)「アナコンダ」すごいんですよ。(蛇に)飲み込まれて、川に潜っていくときのシーンが。半分飲み込まれた人が…(と身振りをまじえて再現し始める)。
ノブ:ええねんて!怖い。
赤江:忘れられないんです(笑)。
そんな中、小宮が初デートでサイコスリラー「ソウ」を観に行ったと明かし、「デートは、必ず下見をする」と語っていると…。
松本:小宮って、初体験いつやったっけ?
小宮:僕ですか?いや…いいんだけど、まぁ、ハタチの時ソープですよ。
小宮の答えに、静かな笑いが起こり、場が微妙な空気に。だが、何事もなかったかのように、赤江が「小澤さんは、デートとか…?」と話を戻してしまう。
さすがアナウンサーといった見事な切り替えではあったものの、「バチーッと切ったったな」(大悟)、「やっぱちゃんとしてる」(小宮)、「あなたのラジオじゃないのよ」(ノブ)とツッコミの嵐。
赤江は、手を口に当てて「すいません」と苦笑いしていた。
ノブが質問ド忘れで、つなぎトークがはねる!
また、ノブがトークネタを出す場面でのこと。
ノブ:えーっと、そうですねぇ。…何を言おうとしたのかなぁ。なんやったかなぁ。
質問がなかなか思い出せず、「あれ、なんやったかな。ほんま忘れた」と言い出す。
みながそれとなく場をつないでいたが、ノブは「ちょっと思い出すんで、次の人行ってもらっていいですか?」とまさかの発言。
そこで、小澤が「じゃ、好きなひらがなでいいじゃないですか」と軽く提案。ノブは「そんなんじゃ盛り上がらないよ」と言ったが…。
松本:「ぬ」!
小澤:俺も「ぬ」ですよ。
大悟:ワシ、「さ」。
ノブ:めっちゃ盛り上がっとる!
大悟:かっこよくないですか?バランスが真ん中で軸取れてない感じが。
松本:「ぬ」は温かみがあるわ。やさしいわ。
小澤:音が「ぬ」ってね、なんか好き。
ノブ:「ね」より「ぬ」なんですか?
大悟:お前は、はよ考え!
松本:つないどんねん!クソみたいなつなぎしとんねん。
つなぎトークが予想以上に盛り上がっていたが、ノブは「ごめんなさい!なんやったかな…」とまだ思い出せない。
松本:小宮は?
小宮:「ね」ですね。「れ」もあるのに1個クルッてなるじゃないですか。奥行きがあるなと思って。
大悟:デーブさんは、日本来てかっこいいって思ったのは?
デーブ:「あ」が好きだね。
松本:俺、「り」ってすごいなって。「りか」っていう名前があったとき、「か」を見てみないと、「り」がカタカナかひらがなかわからない。
小澤:あー、なるほど!
ノブ:思い出しました…。
松本:ええぇー!もうちょっと、この「り」の話したかったのに。
ノブ:芸能界で会った人で、かっこよかったのは誰ですか?
さんざん引っ張ったあげくの、普通すぎる質問に「しょーもな!」「忘れるほどのこと?」(松本)、「それ考えてたんですか!?」(小澤)、「昨日飲んだ女か!」(大悟)と、怒涛のツッコミが飛び交った。
ノブが感動!浜田のかっこいい行動を明かすも松本は…
ノブは、かっこいいと思った人に「浜田雅功」の名を挙げた。
数年前、大阪の番組ロケで浜田がノブの家に訪ねて来たときのこと。テレビで売れ出したノブの私物を視聴者プレゼントするという企画だった。
シャネルのバッグや、グッチのサングラスなどを容赦なく次々と没収していく浜田。
同行した芸人・ミサイルマンが、押し入れから、「ドラえもんのドンジャラです!」と出してきたところ、浜田はすかさず「それはアカン。子どもの思い出や。返してこい」と言ったのだという。
ノブが「かぁーっこいいー!!!激シブ!!ほかは、ムチャクチャやるのに、めっちゃ感動しました」と興奮。
松本は、そうした浜田のやさしさが評価されることについて「それ、もともと俺が言ってたやつやからね」と反論を始める。
松本は、浜田がCM中に、女子アナのために「椅子くらい出したれよ」と言ったりするのは、「俺がボソッと言ったのを、あいつが大きめの声で言っている。“ダウンタウンあるある”なんですよ」と明かして、笑いをとった。
デーブは、来日中のウィル・スミスにトイレで会ったときのエピソードを披露。大物の名前が飛び出し、食いつく一同だったが…。
デーブ:ウィル・スミスが出てきて、「日本のトイレすごくない!?」って言うんですよ。
松本:アハハハハ。
デーブ:日本のトイレはハイテクじゃないですか。アメリカにはないから彼はビックリしてたんです。同意求められたけど、日本にいると当たり前だから、「(ウィル・スミスは)変な人かな」と思って距離置きました。
一同:…。
おもしろそうな話だったが、弱々しい着地に。「オチが甘いなぁ」(松本)、「入りよかったのにな」(大悟)と、デーブ仕様のダメ出しで盛り上がった。
「学生時代クラスの何軍にいた?」一番下にいた小宮は…
小宮は「芸能界の方って勝ち組の人が多い。学生時代、ピラミッドでどこにいたのか」と切り出した。
中学の最初の頃は、1軍だったという小宮。周囲が彼女の話をしていたため、いないのに「いると嘘をついていた」ところ「バレて、一気に5軍に落ちました」と学生時代を振り返った。
松本:俺は、男子には人気あったかもね。「松本、おもろい」ってのは(あった)。女子には、人気なかったかもね。
小宮:文化祭で前に出てネタとかやったりしてたんですか?
松本:やってた、やってた。
小宮:だったら人気者ですよ。
松本:バレンタインデーは、チョコ2つくらい(の感じ)。
千鳥の2人はどうだったかというと…。
大悟:ワシもノブもずーっと人気者やった。
小宮:やっぱそうなんだ。ヤンキーってわけじゃなくて?
ノブ:ヤンキーじゃない。ダウンタウンさんを見て、大悟とお笑いのことをみんなの前で言ってたら「おもしろい2人」って。
小宮:松本さんの本に「売れる人は根暗がいい」みたいに書いてあったのに、結局勝ち組じゃん!なんなんだよ!
小宮は「一番上の人に負けたくないからこの世界入ったのに、結局そっちが勝つんかい…」と悔しそうにボヤいていた。