「キスマイってブサイクじゃない?」というネット上での陰口を発端に、Kis-My-Ft2メンバーが「誰もが認める真のカッコイイ男になってやろうじゃないか!」と一念発起して“脱ブサイク”を目指すフジテレビの『キスマイ超BUSAIKU!?』。

7月15日(木)の放送は、コント「令和のブサイクな恋」で、謎解き大好き玉丸くんが登場!「超BUSAIKU!?ランキング」では、キスマイメンバーの人生観が露わになった。

謎解き彼氏・玉丸くんの「願い」に、呆れ顔のマイコ

今日は、七夕。マイコ(トリンドル玲奈)が「玉丸くんとずっと一緒にいられますように」と書いた短冊を、彼氏の玉丸くん(玉森裕太)に見せると、玉丸くんは恥ずかしそうに照れ笑いをする。そんな玉丸くんは、大好きな謎解きを使って願いごとを書いていた。玉丸くんは、いつも言いづらいことを謎解きで伝えてくるのだ。見た目もどことなく、謎解きクリエイターの松丸亮吾に似ている。

短冊には「お○き、ぬ○の、き○け、る○ろ」と書かれており、空白をつなげると「かねくれ」のメッセージが。見事解読したマイコに、玉丸くんは「正解!」と声を弾ませるが、マイコはブチギレ、無職の玉丸くんとの将来に不安を漏らす。

すると玉丸くんは、モジモジしながらハート柄の短冊を取り出し、笑顔で「はやく たくましくなって マイコを守りたい」と書くが…。ハートに重なった文字をつなげると本当の願いが現れると、謎解きを要求。その答えは「やしなって」。

玉丸くんは「俺は、マイコにとっての彦星ならぬ“ヒモ星”になるね」と宣言するが、マイコに激怒され「チックショー!」と芸人・コウメ太夫のモノマネでごまかした。

ネット上には「玉丸くんて天性のヒモだよな」「玉丸ちゃん金の亡者かよww」「無職の玉丸くん 養いたいでござる」と、あたたかく見守る声が多く寄せられた。

横尾は「詐欺師みたい」!?二階堂は大久保佳代子からお説教

キスマイメンバーが恋愛の難問に挑戦する「超BUSAIKU!?ランキング」。今回は、すぐには答えが出ないテーマに関して1週間じっくり考える“本気で考えるシリーズ”。

テーマは「今日が人生最後の日だったら、どう過ごす?」。自宅でくつろいでいるときに、彼女のマイコからふと聞かれる、というシチュエーションだ。

藤ヶ谷太輔は、「マイコと家族とか友達とか、お世話になった人には、とにかく会いたい。感謝は伝えたいし、みんなでワイワイしたい。そういう、なんでもない日が特別な1日なんじゃないかな」と、穏やかな笑顔で伝える。そして「マイコと一緒に、なんでもない時間を最後まで1秒1秒大切に過ごしたい」と、マイコの目を見て告げた。

これまでの“本気で考えるシリーズ”同様、VTRの途中でライブでのカッコいい藤ヶ谷の写真と、回答のワンフレーズがテロップで映し出されると、キザな演出にスタジオから笑いが起こった。

ゲストでNMB48の渋谷凪咲は「藤ヶ谷さんと、まったく一語一句同じ気持ちだな」と言いきり、キスマイメンバーからは「そんなことある!?」と、どよめきが。藤ヶ谷が「あ〜なんだろう…」などの途中の独り言もまったく同じかと尋ねると、渋谷は真面目な顔で「一緒です」と即答し、笑いを誘った。

続いては、横尾渉。人生最後の日でも「いつもと変わらない」と、スパッと軽く答える。横尾は“地球最後の日”と解釈したようで、みんなが連絡を取ったりどこかへ移動したりすれば、携帯電話は使えないし道路も渋滞するため「家でのんびりマイコと過ごせればいい」と持論を展開。

そして「最後にゼロ!ドーンのときに、マイコの笑顔が見られていたら、俺はそれでいい」と続けた。

VTRで不意に出てきた「ゼロ!ドーン」の言葉に、スタジオは大笑い。横尾は「ちょうど『アルマゲドン』を見ちゃった」と、映画の影響を受けたと明かすと、ゲストの大久保佳代子も激しく共感した。

しかし、渋谷は「地球が終わることに恐れてない…余裕ぶってる感じが詐欺師っぽい。ネズミ講」とぶった斬り、スタジオが笑いに包まれた。

視聴者からは「爆発で滅ぶ設定www」「現実が見えすぎてるのに突然語彙がおかしいのすごい笑う」「携帯電話使えないはリアルでちょっと笑った」と、妄想と現実が交錯した設定を楽しむコメントが集まった。

二階堂高嗣は、「マイコと付き合ったときに悔いが残っていて」と、変化球で話を切り出す。その真意は「何でこの人ともっと早くに出会えなかったんだろう」という後悔だという。そして、「今日が人生最後の日だったら、もちろんマイコと過ごす。2人でやりたいことを話し合って全部やる。楽しい思い出だけで終わりたい」と、しみじみ語った。

VTRを振り返った二階堂は「いいんじゃないか?」と手応えを感じていたが、総合58点で横尾と並んだ。西野が「後悔って言われるとイヤ」と物申すと、大久保も「上澄みで響かせようとしてる。目先のマイコを喜ばせることだけを考えてやってる…視野が狭い」とお説教。二階堂は「そうね…」と、力なく答えて受け入れた。

ファンからは「『全部やる』が小5感ww」というツッコミや「『推しにもっと早く出会いたかった…』ってやるオタクじゃん」「え、今日キスブサで泣くと思わんかった」と、共感する声!?も寄せられた。

玉森は、アレのおかげで「精神的に安定した」?

北山宏光は、浮かない顔のマイコに「どした?」と声をかけて、今日が“マイコの人生最後の日”だったら「イヤだな」と悲しげな顔に。そして、宙を見上げて語り始めた。「こんな言葉がある。君が100歳まで生きるなら、僕は君がいなくなる前日まで生きたいな。そうすれば、君なしで生きなくてすむのだから――A・A・ミルン『くまのプーさん』より」。

さらに「俺、いまA・A・ミルンと同じ気持ち。マイコの人生最後の日の前日が、俺の人生最後の日」と続けて「だから、そんなこと言わないで」と、ドヤ顔でマイコを見つめた。

VTRを見たキスマイメンバーは「素晴らしい!」と拍手喝采だが、ゲストの評価は割れた。高評価の渋谷は「普通に生きてたら知ることができなかった言葉」と、A・A・ミルンの引用を絶賛。

大久保も「スタンディングオベーションしたい。ちょっと鼻につく古い芝居を、これだけギュッと入れて。最初の『どした?』から、“北山劇場”最高!」とベタ褒めして「下北の駅前劇場取らせて」と、熱烈なオファーを送った。

一方の西野は「“北山初心者”なので、演技の良さがまったく分からない」と、わずか1点。すると二階堂が「噛めば噛むほど好きになる。スルメイカと一緒」と例え、大久保も「最初は『イカ臭!』って思ってペッて吐き出すけど」とフォローをして笑わせた。

SNSでは「すごいセリフ調で入って面白すぎるわ」「きたみつ酔ってんな(笑)」「プーさんは笑うかもだけど、意外と染みるぞ…」「くまのプーさん持ってくるとこ可愛いが溢れてる笑」と、“北山劇場”の面白さに大盛り上がりだった。

最後は、玉森。優しい表情で「変わらず普通に過ごすかな、今が幸せだから」と答える。続けて「こうやって今日も一緒に過ごせて『マイコのことすごく好きなんだな』(と思ったり)。全部がすごく自分の中で充実しているから、大丈夫。このまま最後の日になっても」と、力強く断言して微笑んだ。

優しくも頼もしい対応に、ゲストはオール満点で総合90点となり、見事超カッコいい第1位に輝いた。渋谷は「100点をつけたい。ドラマでこういうセリフを入れてもいい」と大絶賛し、西野も「私も悔いない!一緒に人生を終わらせよう!と思う」と、心に刺さったよう。

大久保は、安心感のある対応に「安定してますね、精神がね」とコメント。すると玉森は「調子良くて。(精神の)浮き沈みもなく」とにこやかに応じ、大久保の「表情もすごく柔らかくて包み込むよう。お薬を(飲んでいる)…?」というボケにも「お薬効いてます、とても」とノッて笑わせた。

次回7月22日(木)は、特別編!「話題のゲーム『ito』をやってみよう」が放送される。宮田俊哉が「ニカの家どうなってるの?」と、思わず声をあげるワケとは!?