毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。

11月22日(日)の放送は、山形県出身の橋本マナミ、峯田和伸(銀杏BOYZ)、渡辺えりが登場する。

左から)橋本マナミ、峯田和伸、渡辺えり

10年ほど前に出会った橋本と渡辺。橋本が、教師をしている渡辺の弟の教え子だったという縁もあり、“山形県人会”を結成して食事会を開催する仲だという。

一方、ミュージシャンだけでなく、俳優としても活躍する峯田は、渡辺と実家が「車で5分」の距離。2021年1月15日(金)に全国公開が決定した映画「越年Lovers」では、橋本と共演している。

「みんなが喜んでくれるのが好きだった」原点を語る

渡辺えり

峯田:(実家のあたりは)何もないんですよ。渡辺さん、よく東京で演劇とかね。全く遠い(世界)じゃないですか。

橋本:(地元では)演劇っていうものに触れる機会も、そんなにないですよね。

渡辺:ないね。でも、私の場合、みんなが喜んでくれるのが好きだったの。こたつの上で「荒城の月」とか歌うと「えりちゃん、いいね、上手いね」っていう、その大人の笑い声が好きで、何かやったって感じ。

それを聞いた峯田も「俺も歌ってた!」と、座布団の上に乗せられて歌い、大人たちが喜んでくれることがうれしかったと振り返る。

渡辺:でもさ、マナミちゃんは最初から美人だから。

橋本:いやいや、私、全然です。

峯田:何を言ってるんですか!

橋本:本当に、山形にいたときは、“イモ代表”みたいな感じだったんですよ。

橋本は、内気だったことがコンプレックスで、その殻を破りたいと思ったことが芸能界を目指したきっかけだったと語る。

「銀杏BOYZの峯田」は自分とは別の人?

峯田和伸

3人は、「山形県人は前に出るのが苦手」と意見が一致する。そんな中…。

峯田:そのまんま、地でステージに立ってる人もいれば、全く普段と違う、ため込んでるものをステージで出すタイプもいて。(自分は)どっちかというと後者かもしれないですね。

渡辺:(橋本に)見た?コンサート。

橋本:知っています。見に行ったことはないんですけど。

渡辺:泣いちゃったもん、良くて。

「熱いものがあって、それを絶叫してる」と、峯田のステージを表現する渡辺。これに峯田は「東北の人の…」と、30歳を過ぎたころから自分に起きた変化や思いを語り始める。

橋本:そういうのをさらけ出していくことに、恥ずかしいとか、そういうものはないんですか?

峯田:ない。銀杏ボーイズ峯田がやってることは、それで批判されようが、褒められようが、俺と関係ないんですよ、もう。

橋本:別物って思える?

峯田:そうそう。

「前に出るのが苦手」だという橋本と渡辺は、峯田の話に聞き入る。また峯田は、「(家業の)電気店を継ぐ」と東京に出てきたものの、ミュージシャンになることに「大反対だった」という両親とのエピソードも明かす。

「俺に気があるかも」峯田を勘違いさせた映画撮影㊙話

「愛人キャラ」でブレークした橋本は、2019年に結婚、今年の夏に出産した。

だが、それまでは「不貞キャラなので、テレビに出るとすごく批判が来た」といい、実際に「愛人になって」と言われるような話しかなかったそう。

そのため「結婚するのは無理かもしれない」と思っていたと語る。

橋本マナミ

峯田:僕と映画を撮影していたときは(旦那さんと)付き合ってたんですか?

橋本:付き合ってました。

峯田:なんだよ。

渡辺:残念(笑)。

橋本:(笑)。

峯田:俺、ちょっと勘違いというか、カメラ回ってないときもやさしくしてくれるし、(自分に)ちょっと気があるんじゃないかって!

峯田は「これは結婚だな」と、その気になってしまった撮影中のエピソードを披露し、3人は盛り上がる。

そのほか、独身の峯田の恋愛観や、子供の頃の不思議な体験、月に一度は両親に会いに帰省している渡辺が涙ながらに語る、親への思いなどが明かされる。