7月7日(水)放送の『林修のニッポンドリル ニチレイ&マルハニチロ!冷凍食品の売上番付SP』では、家庭用冷凍食品大手2社「ニチレイ」と「マルハニチロ」のガチの売上げランキングを大公開した。

まずは、調理冷凍食品を日本で初めて発売した「ニチレイ」の売上番付を発表。上位10品には、食卓はもちろん、お弁当にも大活躍の万能おかずや、味わいは専門店さながらの再現度を誇るライス系などの商品が並んだ。

【ニチレイ冷凍食品売上番付】
第1位 本格炒め炒飯
第2位 特から
第3位 具材たっぷり五目炒飯
第4位 えびピラフ
第5位 ミニハンバーグ
第6位 焼おにぎり10個入
第7位 今川焼(あずきあん)
第8位 若鶏たれづけ唐揚げ
第9位 チキンライス
第10位 極上ヒレかつ

5位は、お弁当用の冷凍ハンバーグ部門で売上1位を誇る「ミニハンバーグ」。両面を一気に焼くので肉汁を逃さず、冷めても変わらないふっくらジューシーな食感を実現している。

4位は、冷凍ピラフカテゴリーで売上No.1の「えびピラフ」。えびの風味を強くするために、まるごとのオマール海老とロブスターの頭で取ったアメリケーヌソースを使用。3位には、500gと大容量で7種類の具材を使った「具材たっぷり五目炒飯」がランクインした。

2位は、発売からたった1年で冷凍唐揚げ部門の売上1位にのぼりつめた「特から」だ。カラッとした食感の秘密は、三度揚げ。一度揚げよりもトータルで油に入っている時間が短くなり、油っぽくなくカラッと仕上がるのだそうだ。

1位を獲得したのは、「本格炒め炒飯」。プロが炒飯を作るのと同じ行程と動きを再現するために、30億円かけてマシンを開発し“パラパラ炒飯”を実現。隠し味には、自家製焼豚の煮汁を加え、炒飯の味に一体感とコクを生み出しているという。

「マルハニチロ」の冷凍食品売上1位は?

創業140年超え「マルハニチロ」の売上上位10品には、食卓のメインとなる炒飯やラーメン、ご飯との相性抜群の最強おかず、お弁当や食卓を彩る変わり種系おかずが並んだ。

【マルハニチロ冷凍食品売上番付】
第1位 あおり炒めの焼豚炒飯
第2位 横浜あんかけラーメン
第3位 石焼風ビビンバ炒飯
第4位 えびとチーズのグラタン
第5位 五目シュウマイ香りと旨み
第6位 ソースとんかつ
第7位 白身魚タルタルソース
第8位 牛カルビマヨネーズ
第9位 WILDish 焼豚五目炒飯
第10位 いか天ぷら

5位は、「マルハニチロ」の看板商品でもある「五目シュウマイ香りと旨み」。せいろで蒸したような香りを出すために、蒸す前に鶏ガラスープを吹きかけている。

4位は、冷凍グラタン売上No.1の「えびとチーズのグラタン」。子どもに残さず食べてもらうために、カップの底に「占いメッセージ」をプリントし始めてから、売上が2倍以上アップ。占いのメッセージは、約200種類もあるという。そして3位は、4種類の韓国調味料と特製ダレで漬け込んだ牛カルビが特徴の「石焼風ビビンバ炒飯」となった。

2位は、冷凍ラーメン売上1位を誇る「横浜あんかけラーメン」。炒めた野菜をスープに浸す時間を短くした上で急速冷凍し、野菜のシャキシャキ食感を実現しているという。

1位に輝いたのは、「マルハニチロ」の家庭用冷凍食品で6年連続売上No.1に君臨する「あおり炒めの焼豚炒飯」。

2005年当時、世界に1台の「3枚羽根あおり炒めロボット」を開発。社員が中華の名店「赤坂璃宮」に弟子入りして生み出されたもの。毎日厨房におもむき、炒める時間、具材を投入するタイミングを計測し、ビデオカメラを設置して、鍋を振る回数やシェフの動きをデータ化。構想から実現まで約5年かけて、プロの味を完全再現した。