菅田将暉の新曲「虹」が、11月25日(水)にリリースとなった。
この楽曲は、菅田の友人でもあり、「さよならエレジー」でもタッグを組んだ石崎ひゅーいが作詞・作曲を担当。昨年の夏に菅田からの「ウエディングソングを作ってほしい」というオファー受け、石崎が試行錯誤を繰り返し約1年かけて完成させた。結婚に向かう2人と、その周りにいる家族の想いにもそっと寄り添ってくれるような、やさしさと覚悟を包み込んだラブソングになっている。
また、「虹」のミュージック・ビデオ(MV)も公開。今回は菅田と女優の古川琴音が出演するドラマ仕立ての映像となっている。夫婦が結婚、出産を経て、ひとつの命を共に守り、少しずつ家族としての結びつきを強めていく、心温まるストーリーとなっており、初めて菅田が俳優として自身のMVに出演した作品である。
監督は、菅田が出演した映画「そこのみにて光輝く」で監督を務めた呉美保。MVを制作するに当たり、菅田自身がオファーし、実現した。
<菅田将暉 コメント>
「虹」という曲の先に在るものは何だろう。
それが映像で表現できたらいいなと漠然と考えていました。
そんな時にふと呉美保監督の顔が浮かびました。
毎年、送ってきて下さる年賀状の家族写真を思い出しました。
呉美保監督により、2人から3人に増えた家族と精一杯生きる日常を描いたMVが完成しました。
よろしくお願いします
<古川琴音 コメント>
小さい頃から見ていたドラえもんの映画主題歌、いつかご一緒したいと思っていた呉美保監督、そして憧れの先輩である菅田将暉さんとの共演という、こんなに恵まれていていいんだろうかと不安になるくらい幸運なお仕事でした。とても嬉しかったです。
結婚も出産も子育ても未知の領域で、そのお芝居をすることが恐れ多かったのですが、周りで結婚したり子どもが産まれた友人たちがいたので、このMVのように、日々の小さな幸せが一生続きますようにと彼らを祝福する気持ちで出演させて頂きました。
父と母が作った今ある家族、これから私と誰かが作っていく家族に思いを巡らせるきっかけにもなり、とても思い入れの深い作品になりました。是非ご覧ください!
<呉美保監督 コメント>
次男を出産し2ヵ月が過ぎた頃、今回のお話をいただきました。授乳しながら「虹」を聞きましたら、産後のホルモンが一気に刺激されたのか、ポロポロと涙がこぼれました。同時に、若い夫婦の一生懸命な姿が、頭に浮かびました。ひとつの命を、ふたりで守って、愛して、少しずつ家族になる物語を描きたいなと。
撮影では、飄々と熱々が絶妙に混在する菅田将暉に心震え、真新しい才能の古川琴音に心躍り、なんともしあわせな時間を過ごさせてもらいました。彼のうたと、彼と彼女のしばいが、たくさんの胸に響くことを、切に願っています。