女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

12月4日(金)の放送では、「アンジャッシュ渡部謝罪会見・不倫された妻の思い」「好奇心を伸ばす家庭教育」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、福田萌、婦人公論前編集長の三木哲男が議論した。

まず話題になったのは、12月3日(木)に行われたアンジャッシュ・渡部建の不倫の謝罪会見だ。改めてVTRを見た竹山は「記者の質問も含めて壮大なコントのようだ」とツッコミつつ、「家族でしっかり話し合ったのだろうから、今後、どう生きていくかに期待したい」と感想を述べた。

福田も「(妻の)佐々木希さんへのケジメと誠意を感じた」と一定の評価をしたが、三木は不倫相手への愛情はなかったと渡部が断言したことについて、「女性にとっては不快なのでは」と批評。

番組公式SNSにも「会見が遅すぎる」「怒りしかない」という声があがる一方、「炎上するのがわかっているのに、ケジメをつけるために出てきた渡部は偉い」という意見も届いた。

渡部が会見で語った、今回の騒動に対する佐々木希の向き合い方についても紹介。千秋は「もし自分なら、夫を支えられるのは自分だけという思いが半分、縁を切ってしまいたいという思いが半分」と想像しつつ、「仕事や子供のこともあるからすぐには離婚できない」と、現実的な意見を。

福田は、夫の不倫後に離婚を選ばなかった友人を例に挙げ、「自分で離婚しないと決めた以上、覚悟を持って、夫が前を向いて生きていけるように応援したいという気持ちになるのでは」と推測した。

「夫が不倫したが、『不倫したらゴルフを半年禁止』という約束を守ってくれたから、許すことができた」という30代女性のエピソードも登場。そこで、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「ペナルティを守ったから不倫を許す気持ち、理解できる?」と問いかけた。

千秋は「心の底から許すことはできないかもしれないけれど、『今、落とし前をつけてくれ!』という思いは満たされる」と妻の心情を語り、三木も「(離婚はしなくても)復讐したいという妻が多い」と同意した。

一方、竹山は「ゴルフくらいでは許されない。夫は一生頭を下げて生きていかなければ」と主張し、投票の結果も「理解できる=18%」「理解できない=82%」となった。

視聴者から届いた「夫が不倫。離婚を考えているが、小6の息子には不倫について夫から説明させるべきか?」というお悩みには、千秋が「子供を巻き込むのはよくないと思う。親が(離婚を)決めてから話すだけでいい」とアドバイスした。

子供が興味を持ったものを学びに結びつけるにはどうしたらいい?

「好奇心を伸ばす家庭教育」というテーマでは、「自力でできるようになる 好奇心を伸ばす子育て」という本が話題の本山勝寛氏が、子育てのコツを伝授した。

登場したのは、「小1の息子のクラスメイトが、「鬼滅の刃」にハマって登場人物の名前を漢字で書いたり、相関図を作ったりしている。自分も、子供が興味を持ったものを勉強に役立てられるようになりたいが…」という40代女性のお悩みだ。

「せきらら投票」で、「子供が興味を持ったものを学びに結び付けられているか?」を問いかけると、「結び付けられている=45%」「結び付けられていない=55%」という結果に。

福田は「ポケモンの名前などでもいいから、幼児期に興味のあるものをたくさん覚えるだけで記憶のメモリーが増えると聞いた。将来の学習に役立つと思って、邪魔をしないようにしている」と自分流の方法を伝授。また、本山氏が考える興味と学びを結びつける工夫も紹介された。

また、「娘が好きなゲームを学びに結びつけたい」という30代女性のお悩みに対しては、本山から「ゲームの内容から、書籍などアナログの媒体に結びつける方法を考えると良い」というアドバイスが。

竹山は「親が一緒に遊ぶのが一番効果的なのでは」と指摘したが、SNSには「時間がなくて(子供と)なかなか遊べない」「子供の遊びに最近付き合ってないなぁ」という親の反省も届いた。