GACKTとROLANDのタッグによる「G&R」プロジェクトが発足。プロデュース第一弾商品のお披露目として、12月16日(水)、「G&R」プロジェクト発表会が開催された。

揃ってシックな黒のスーツ姿でステージに登場した2人。GACKTは「ROLANDが黒なので、GACKTも黒にしろと楽屋裏で怒られて…」と冗談めかして笑いを誘い、ROLANDも「僕は基本的に黒の装(よそお)いが多いので、GACKTさんにも合わせていただきました。GACKTさんの方がお似合いかもしれませんが…。今日は精一杯、脇役に徹していこうと思います」とコメント。

女性向けのランジェリーやドレスを展開する「G&R」プロジェクト発足について、「ROLANDと出会ったのはずいぶん前なんですが、2人で面白いことができないかなと、プライベートで話していて」と、そのきっかけを明かしたGACKT。

続けて「大人の事情も絡みながら、アイディアを出しつつ、ここまで結構時間はかかりましたが、元気のない今の世の中にエネルギーを届けられるんじゃないかという思いから、このタイミングで発表させていただくことにしました」と話した。

一方でROLANDは「僕も起業してまだ日が浅い経営者として、いろんなことを学んでいけたらいいなと。プロジェクトを進めながら新しい価値観を得られた。GACKTさんは人生の先輩であり仕事の先輩でもあるので、これからも謙虚に学ばせていただきたい」と今後への期待も込めたコメントを。

そして、常日頃から“一流”へのこだわりを見せる2人に対し、「“一流”の条件と、お互いについて“一流”だと感じるところは?」という質問が。

まず、“一流”の条件について、GACKTは「年齢問わず、どんな時でも、いつまで経っても、『この人に出会えて本当に良かった』と思わせられる人が、一流だと思います」、ROLANDは、「何かを極められる人のことを“一流”というんだと思います」とそれぞれ回答。

さらに、「僕はROLANDに初めて会った時、『お前、面白いやつだな』ってところからスタートして、終始笑顔にさせてくれて。最後は別れるのが惜しいというか、そういう風に思わせてくれたことが嬉しくて。年下からそういう風に思わせられるんだなっていうのを久しぶりに感じました。その日から、弟のように思うようになって、むしろ僕が彼を慕っています」と、初対面のエピソードを明かすGACKT。

それを受けたROLANDも、「GACKTさんの、何かにアプローチするときの、妥協のない姿勢、真摯な姿勢を尊敬していて。僕には足りなくて、まだまだ突き詰めていかなきゃいけないなと感じています」と語り、お互いを称えあった。