12月30日(水)23時50分より、フジテレビでは『ダジャレボリューション パッカーン!天国』が放送される。

『パッカーン!天国』は、人気芸人たちが考えた「脳みそが“パッカーン!”とぶっ飛んじゃうくらい革新的な爆笑ダジャレ」をクイズ形式で楽しむもの。

メイン企画「パッカーン劇場」では、人気芸人たちが自分たちでダジャレ満載のドラマを作成し、そのドラマの最後に1問クイズを出題。その問題となるダジャレが意外と(?)高クオリティのため、頭を使いながら、答えが分かれば「パッカーン!」とスッキリする番組になっている。

フジテレビュー!!は、収録後、番組内で数々のダジャレボリューションを巻き起こした、ずん(やす、飯尾和樹)と、この日「M-1グランプリ」決勝の前日ながら慣れないダジャレに奮闘してくれたニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)にインタビュー。収録の感想や番組の見どころを聞いた。

<ずん・ニューヨーク インタビュー>

──まずは、収録を終えた感想をお聞かせください。

飯尾:俺は本当にダジャレが下手で。ダジャレ脳がないんですよ。

やす:飯尾さんそうですね。

飯尾:だから、感心しかなかったですね。以前、ダジャレの検証番組をやったことがあって、その結果が「9割感心で終わる」っていうことだったんです。ほとんど「へぇ~」で終わるっていう(笑)。だけど、今日は8割、9割面白かった!そして、うちの相方がダジャレばっかり言うんで、それも感心しましたねぇ。

嶋佐:すごかったですね!

屋敷:刀と一緒で、本当にいいダジャレって、斬られたあとに気づくみたいな。

飯尾:そうそう!

やす:いいこと言うね!

屋敷:やすさんはバサッといくんです。名刀でしたね!

嶋佐:すごかったですね…。

やす:名刀か!

飯尾:ただ、ロケには向いてないっていう(笑)。

(一同爆笑)

やす:本当に、こんなに居心地のいい場所があったのかという感じでした。普段、どっちかというと疎まれるんですよね(笑)。そんな中で、「(この番組はダジャレを)言っていいんだ!」と思わせてくれた。あとは、パネラーの皆さんの、ダジャレのレベルが高かったなと思って。

屋敷:高かったですね。

やす:ちょっとね、負けてられないなと思いました。

飯尾:30年目で火がつきました(笑)。

屋敷:僕もめちゃくちゃ楽しかったです。もし次があったら、ぜひR-指定(Creepy Nuts)さんとか、ラッパーの方にダジャレを判定してもらいたいなと思いました。

飯尾・やす:あー!

やす:角度がまた違うかもしれない。

屋敷:嶋佐はどやった?

嶋佐:僕たちは、基本センスの笑いでやってるので。

屋敷:なんやねん!

(一同爆笑)

嶋佐:今日の収録に呼んでいただいて、改めてダジャレの面白さを再確認をしました。今まで本当にセンスだけでやってきたんで。

屋敷:なんや、その言い方!

嶋佐:ダジャレというものにあまり注目してなかったものですから、やっぱり改めて…。

屋敷:原点やね、笑いの。

嶋佐:原点ですね。日本のカルチャー。笑いの原点。ダジャレってこんなに面白いんだ、素晴らしいんだっていうことを再確認しました。

飯尾:たしかに!…明日だね。センス丸出しの勝負が待ってますからね!

屋敷:「M-1グランプリ」がね。

嶋佐:我々事なんですけど、明日は、センス全開の漫才で行こうと思ってたんですけど、もうダジャレ漫才で…。

屋敷:いやいや!今から!?

やす:1周回ってセンスあると思いますよ。

嶋佐:ダジャレの要素をいっぱい、今から入れようかと。

飯尾:しかも、決勝に行ったら(最後の3組に残ったら)やってよ(笑)。

(一同笑い)

※結果、ニューヨークは5位で大会を終えた

屋敷:たぶん、それくらい、この番組を見た人は、ダジャレを言いたなると思いますよ!

嶋佐:楽しかったです!

──収録の中で印象的だったダジャレはありますか?

屋敷:僕は、ダジャレというか、やすさんの、拡声器のダジャレに対するコメントですね…。あれは俺、切られたことに気づかんかったです。

嶋佐:すごい瞬間でしたよね!

屋敷:あれ、ラッパーの発想やと思うんです。

やす:屋敷くん、僕、できるのかな。ラップが!もしかしたら。

飯尾:向いてるのかもしれない。

屋敷:2021年アリかもしれないですね!

やす:ちょっとやってみよう。お笑いの人いろいろやってるけど、これをきっかけにダジャレからラップっていうね。今まではサランラップでしたけど。

(ニューヨーク爆笑)

屋敷:いい!

飯尾:サランラップで笑うって、疲れてるんだよ!

やす:お風呂は六一〇ハップ♪(※)

飯尾:すごいな。

屋敷:開花しましたね!

※ムトウハップという入浴剤。

──今までで一番「決まったな!」というダジャレはありますか?

飯尾:俺、本当にダジャレは言わないから…。正直言いますけど、(ずんが出演していたダジャレクイズ用VTRの)刑事のやつも、正月とかけて「キミ、所轄」っていうダジャレがあったんですけど、言い方が下手くそだからカットされてましたもん(笑)。でも、相方のダジャレはノーカットでした!

やす:僕、前にロケで野菜市場に行った時に、チコリっていう…。

飯尾:イタリアの野菜かな。

やす:あれを持った時に、「ニチコリケイ(錦織圭)」っていうダジャレを言ったんですけど。あれは、結構スタジオでもウケてました(笑)。

屋敷:浮かばないな…。

嶋佐:やすさんすごいっす。

飯尾:野菜を持って、ダジャレで持っていこうという発想がね、なかなか…。

やす:持った瞬間に浮かんでたんですよね。「あ、“ニチコリケイ”だ」って。

屋敷:もう打った瞬間にホームランだってわかるみたいな(笑)。

飯尾:ニューヨークは、ダジャレ言う?

嶋佐:本当に、センスでやって来てるので…。

屋敷:それやめろ!二度と呼ばれないぞ、『パッカーン!天国』に。

嶋佐:これからいっぱい使っていきたいです。日常でも!やっぱり、ハッピーにしますね、ダジャレって。幸せな気持ちにさせてくれる。

屋敷:ゆきぽよが「いい」って言ってくれたのが、ダジャレの大きな一歩ですよ。ギャルも喜んでくれるっていうのは。

飯尾:あの世代が分かってくれるっていうのはいいね。

屋敷:一番嫌いなんですから、あの世代は。おじさんのダジャレ(笑)。

嶋佐:ゆきぽよも「楽しかった」って言ってましたね。

飯尾:ただ、ダジャレは、体調的に満たされてる時に聞いたほうがいいですよね。空腹でイライラしてるときは「いいよ、もう!」ってなりそう(笑)。

(一同爆笑)

──最後に、視聴者へメッセージをお願いします。

やす:この番組は、見るだけで幸せな気持ちになると思います。

飯尾:とにかく楽な恰好で見てください。あとは、ダジャレで何かありますか?「見てください」みたいな。

やす:(考えながら)『パッカーン!天国』…イテンゴク…。

飯尾:こんな時もあります(笑)。ニューヨークにお返しします。

嶋佐:ダジャレの番組ですけど、シャレになってない面白さなので。

飯尾:あ!

嶋佐:どうですか?

やす:やや…これ…。

屋敷:いいんじゃない?

飯尾:素晴らしい!

やす:じょうだん…あなた、“上段”突き!

嶋佐:“冗談”はそのへんにしておいてください!

(4人だけで爆笑)

飯尾:普通のダジャレはこういう空気になるんですよ(笑)。

屋敷:本番中もみんなピリついてる瞬間ありましたよね!

飯尾:あるある!

屋敷:(ダジャレが)浮かばな過ぎて(笑)。そこも楽しんでいただきたいです!

https://youtu.be/VXJBrBgV_G0