1月10日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、岡山県美作市にある湯郷温泉の「雲海鍋」が紹介された。
オープニングでは松岡修造が温泉に浸かって登場。「最高の湯ですね~」と満面の笑みを浮かべると、2021年1回目の放送ということで「今年もいい味、いい出会いを求めて張り切っていきます!」と宣言した。
平安時代から続くと言われる由緒ある湯郷温泉の「清次郎の湯 ゆのごう館」を訪れた松岡に、総支配人の安廣清二さんは「当館の名物料理」と「雲海鍋」を紹介する。
松岡の目の前にはカセットコンロと空のすき焼き鍋が用意されていて、そこに料理長の吉川和之さんが、薄切りの牛肉を入れて焼く。続いて白菜や人参などの野菜も加えると、出汁を注いで煮込んでいく。
安廣さんは、湯郷温泉では11月から2月に雲海を見ることができ、「それにちなんで雲海鍋を考えました」と説明。すると吉川さんが「雲海にちなんだ綿菓子を」と、鍋に真っ白な綿菓子の塊を入れようとする。
「いやいやいや、ここに入れるんですか!?」と驚く松岡に、吉川さんは綿菓子が砂糖の代わりになると伝えてから綿菓子を投入。だが、一瞬で溶けてしまい、松岡は「ゼロ雲海です」とツッコミを入れる。続けて何個か綿菓子を入れるも、そのたびにすぐに溶けてしまい、松岡は「雲海は終わったんですか?」と、思わず笑ってしまう。
吉川さんが客には事前にカメラを準備してもらい、その瞬間を逃さないように撮ってもらっていると言うと、松岡は「無理ですよ、それは」と、大笑い。ただ吉川さんは、綿菓子を使うのは、見た目の楽しさはもちろんあるが、ザラメを使っているために、甘めの味付けになると明かした。
具材に火が通ったら、すりおろした長芋と卵を混ぜたものにつけて食べる。松岡は肉にたっぷりと長芋を絡めると、その見た目を「乗ってますよ、雲に」と雲海に見立てて表現。さらに口に入れると「ふわっふわっです」と笑みを浮かべ、「すき焼きと長芋がこんなに合うとは知りませんでした」と、組み合わせの妙に驚く。
松岡は「この綿菓子の香りとか甘さが合うんですね」と納得し、「すごいアイディアだ」と感心。「雲海って景色もそうですけど、この美味しさとともに、僕の体も雲海になってきました(笑)」とコメントした。
次回、1月17日(日)の放送は、「千両なす」を紹介する。
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