1月1日(金・祝)24時40分より、フジテレビでは『PIKOOOON!』が放送される。

『PIKOOOON!』は、芸人がチームを組み、一般の方々15人全員を時間内に笑わせたら勝ち、というシンプルなルールのバラエティ番組。

笑わせる、と一口に言っても、微笑から爆笑までさまざまだが、番組では、独自に開発したAIを使ったシステムで、笑顔を数値化。口角が上がり楽しそうな顔になると数値が上昇、70%を超えると、その人がかぶるヘルメットについたサインが「ピコーン!」と立ち上がる=笑った、と知らせる仕組みだ。

チョコレートプラネット、アンガールズ・田中卓志、野性爆弾・くっきー!がそれぞれチームを率いて、市立の名門高校、エイベックス、東京シティバレエ団を訪問。「笑うまい」と我慢する各所の15人を「ピコーン!」とさせるため、全力を尽くす。

予定調和や忖度、おもんばかりは一切なしの“笑わせ”は、加藤も「思った以上にガチだね」と感心するほどシビアで、芸人たちはみな苦戦を強いられることに。それでも、ミラクルを起こし、輝きを放った者も。

そのロケから数日後、お台場の湾岸スタジオで、MCの加藤浩次、アシスタントの久慈暁子フジテレビアナウンサー、チョコレートプラネット、田中、くっきー!が、VTRを見ながらロケを振り返った。

フジテレビュー!!は、収録後、加藤と久慈にインタビュー。収録の感想や番組の見どころを聞いた。

<加藤浩次・久慈暁子アナウンサー インタビュー>

──収録を終えた感想を聞かせてください。

加藤:ちょっと盛り上がりましたね。

久慈:なんといっても、(ヘルメットを指し)「PIKOOOON!」というこの装置!結構、恥ずかしかったです…。

加藤:それがメインの番組ですから(笑)。

久慈:大事なものですね。

加藤:大事!だって、AIで人間の口角とか、笑顔をちゃんと分析して、その笑いが70%に達したら「ピコーン」と、ヘルメットの頭についた札が反応するなるようになっていて。これ…このシステム開発に相当お金をかけているんです。

だから我々、こんなところ(少し簡素な場所)でやってるんです(笑)。うしろブラインドで…。

久慈:上は食堂ですしね(笑)。

加藤:普通は、ここに卓球台を置いて、スタッフが息抜きをする場所なんです(笑)。普通のテーブルに、マネキンにヘルメットをかぶせただけのセットって、今までないですよ?

久慈:やっぱりないですか?私も初めて見ました。

加藤:僕…結構セット組んだところでやってますよ(笑)。

久慈:すいません。低予算で…。

加藤:でも、場所やセットではなく、システムにお金をしっかりかけた結果がね、この番組見ていただいたらわかると思います!

──収録で印象的だった場面はありますか?

加藤:チョコレートプラネットもそうですし、アンガールズの田中(卓志)くん、くーちゃん(くっきー!)も、あんな焦った顔、真剣な顔はなかなか見れない!2020年は見れなかった顔です!

久慈:初めて見ました。

加藤:ね?芸人がグッと本気になる瞬間が、この番組見れると思います。本当に面白かったので。収録楽しかったですよね!

久慈:面白かったですね!ぜひ皆さんに見ていただきたいですね!(ヘルメットがズレて、直そうとして)

加藤:首元キュってやれば…(笑)?

久慈:重くて…(と言いながら、首元のベルトで、調整し)

加藤:久慈さんもヘルメットかぶって1時間、ずっと頑張りましたので。

久慈:頑張りました!

加藤:笑わせ合いみたいな番組はいろいろありますけど、毛色の違った、新しい番組になっていますので、ぜひ楽しみに見てください!