1月12日(火)23時15分より、フジテレビでは『7RULES(セブンルール)』が放送される。

『セブンルール』は、さまざまな分野で活躍し、その功績を築き続けている、視聴者が“今最も見たい女性”に密着。 自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ…その人生観を映し出すドキュメントバラエティだ。

今回は、「渡邉水産」社長・渡邉美保子に密着。佐賀県で最も人口が少ない町、玄海町(げんかいちょう)で生まれ育ち、ある“強い思い”を胸に、養殖鯛のブランド化に挑んできた彼女の7つのルールとは。

亡き夫の名前をつけた養殖鯛にかける思い

世界有数の漁場として知られる、玄界灘に面した外津湾(ほかわづわん)で養殖された高級ブランド鯛「穂州鯛(ほしゅうだい)」は、ふるさと納税の返礼品でも上位にランキングされるほど人気が高い。天然ものに劣らないモチモチの食感が特徴で、地元の料理人も「脂が少なくて甘みがある」とその味を評価する。

実は、穂州鯛の「穂州」とは13年前に交通事故で亡くなった夫の名前。女の人には無理だから辞めたほうがいいと周囲から反対されたが、「旦那が残してくれた水産業をしたかった」と、跡を継いだ。

そんな母の思いに応えるため、一度は玄海町を離れて別の仕事についていた娘4人が、家業に戻ってきた。「お母さんを支えたい気持ちが強い」と話すのは、アパレル業界で働いていた長女の志麻さん。商品開発は4人の娘たちとの家族会議で行われ、鹿児島出身で長男だという志麻さんの夫も、地元に帰らず養殖業を手伝うと決めた。

養殖鯛は通常1年半ほどで出荷するところ、穂州鯛は2年以上かけてじっくり育てられるため、エサ代や管理費のコストはかかるが、甘みやうま味が増すという。品質改良の努力を続けた結果、かつては1匹1500円ほどだった養殖鯛が、今では高級ブランドの穂州鯛として5000円の値がつくまでになった。

カメラは、玄界灘の美しい海を舞台に、渡邉の仕事とプライベートに密着。過疎化の進む玄海町を盛り上げるために水産業に奮闘する姿や、快活な母と支える娘たちとの人間味溢れる「オンリーワンな関係性」を映し出す。

家族一丸となってブランド鯛を育て、「夫の愛した海の魅力を知ってもらい、1人でも多く地元に残って欲しい」と願う彼女の思いと7つのルールとは。

バンド活動に反対だった父から尾崎世界観への「ある一言」とは?

スタジオは、VTRをきっかけに「ふるさと納税」の話題で盛り上がる。「やったことないです…」という長濱ねるに、経験者の青木崇高がその魅力を即興解説。果たして、長濱の反応は…?

一方、娘4人に支えられる渡邉美保子の人柄に興味深々の本谷有希子。YOUは「チャーミングママ」とネーミングし、人柄における「隙」の大事さについて、思い思いに語り合う。

さらに、佐賀県の隣・長崎県出身の長濱は、「小さい頃から魚をさばくおじさん達と触れ合ってきた」と故郷での体験に思いを馳せる。

尾崎世界観は、バンド活動に反対だった父親からの「ひと言」を告白し、スタジオ出演者の共感を呼ぶ。バンドマン、芸人、俳優、作家が、親からいかにも言われそうな、“あるある”のひと言とは?