2021年秋に公開される映画「マイ・ダディ」でムロツヨシが、映画初主演を務めることが決まった。

「マイ・ダディ」は、本作の監督・共同脚本を務める映像作家の金井純一が、2016年に開催された第2回「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」において、総応募数422作品の中から準グランプリを受賞した企画。

愛する娘を救おうと奔走する、お人好しで誠実な父親・御堂一男を演じるムロは、役者を始めて25年で今年45歳を迎える。2005年、本広克行監督の「サマータイムマシン・ブルース」で映画デビューして15年、大ヒット中の「新解釈・三國志」や「銀魂」シリーズ、「50 回目のファーストキス」など常連となっている福田雄一監督作品、「ダンスウィズミー」(矢口史靖監督)、「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督)など、今年1月時点で、累計44本の映画作品に出演してきた。

<ムロツヨシ コメント>

この物語の父になりたいと思いました。この役というより、この父になりたいと。「こういう話があるんだけど」と渡された台本。2時間後に「やらせてください」と連絡していました。

それから数年かかってしまって、なんちゃらウィルスのため撮影も延期。それでもここで、この映画制作のお知らせができることに、ただただ喜んでいます。この父をやりきってきました。どうか、どうか、覚えておいてください。そして観たいという期待を持ってください。ムロツヨシです。

<金井純一監督 コメント>

人々の心を動かす映画を作るためには、俳優とタッグを組むことが不可欠だと思っています。今回、ムロツヨシさんとタッグを組ませていただきました。しかもムロさんにとって、この作品が映画初主演となる。

この映画だけは、絶対に失敗できない。監督として尋常じゃないプレッシャーのもと、撮影に臨みました…と言いたいところですが、ムロさんのお人柄もあり、とてもいい緊張感の中で撮影ができました。

映画のテーマは「愛」。脚本に4年以上かけました。最高のキャスト・スタッフで、最高の映画ができました。映画の中に、今まで見たことのないムロさんがいます。だいぶハードルを上げていますが、それを超えていける映画だと思います。「マイ・ダディ」ぜひ、期待して待っていてください。

<ストーリー>

小さな教会の牧師・御堂一男(ムロツヨシ)は、中学生になる一人娘を男手ひとつで育てている。一男は優しく、面白く、お人好しで誠実な父親。8年前に最愛の妻を亡くして以来、苦労がないと言ったら嘘になるし、決して裕福とは言えないけれど、幸せな日々を送っている。なぜなら、牧師というみんなから慕われる仕事があるから(儲からないけど…)。自分を頼りにしてくれる職場もあるから(バイトだけど…)。そして何より可愛い娘が素直な良い子に育ってくれているから(今はちょっぴり難しい年頃だけど…)。 だから一男は幸せだった。娘が病に侵されるまでは…。

映画「マイ・ダディ」は、2021年秋公開。

©️2021「マイ・ダディ」製作委員会 配給:イオンエンターテイメント