役所広司が主演を務める映画「すばらしき世界」(2月11日公開)のプレミアイベント上映が行われ、役所、仲野太賀、長澤まさみ、西川美和監督が出席した。
本作は、実在の人物をモデルにした佐木隆三の小説「身分帳」が原案。人世の大半を刑務所で暮らした男が出所後に社会で必死に生きる姿を描いた物語。
シカゴ国際映画祭で観客賞、最優秀演技賞(役所)を受賞し、トロフィーと盾がアメリカから届きお披露目された。
イベントでは、劇中でテレビマンを演じた仲野と長澤がリポーターとして役所に質問をする場面も。
イベント終了後、役所、仲野、長澤にフジテレビ『めざましテレビ』がインタビューした。
役所は撮影で苦労したところを、「(役の)人物は福岡出身なんですよ。僕は長崎出身だから福岡もあまり(方言が)変わらないと思って…。でも、方言の指導の方からいろいろ指摘されるの『違う!』と。ちょっとムカッときてね」と回顧。
続けて、「方言の指導の人がいないときに、こっそり長崎弁で言っちゃえと思ってやったら特殊メイクの方が博多なんですよ。そして、『違う』って。それで観念してできるだけ博多弁になろうと思って」とコメントした。
また、3人は撮影の合間の休憩時間に話している時間が楽しかったそう。
長澤は「太賀くんが役所さんとしゃべりたそうに役所さんの顔をずっと見ていて、『話さないの?』って聞いたら『ちょっと緊張しちゃって』って言うんで、私が色々と質問してました」と振り返った。
仲野が、長澤が仲介役になっていた事を明かすと、役所は「長澤さんが僕に興味を持って聞いてくれてると思ってましたけど」と笑い、長澤は慌てて「興味はあるんですよ」と弁解した。
続けて、長澤は「ちょうど2人がボクシングの井上尚弥選手の話で盛り上がってるときに『よし!』って思って私も家に帰ったら、テレビでちょうどやってって(試合を)みたら『負けちゃったよ~』と思って、次の日の現場に行ったら弟さんの試合だった(笑)」と明かした。
それを受け役所は「俺、(長澤が)なんの話してるんだろうと…」と笑いながら答えた。
動画はこちら!
映画「すばらしき世界」は、2月11日(木・祝)全国公開。
©️佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
最新情報は、映画「すばらしき世界」公式サイトまで。