平穏と安定を望むニッポンの会社員にとって、あまり関わり合いになりたくない存在が人事部です。
昇進と降格を司り、社員を天国にも地獄にも送り込むことができる存在のはずですが、なぜか「人事に呼ばれた」が、昇進ではなく、降格やクビといった不幸を指す意味に聞こえてしまうのは、日本が30年間に及ぶ不況に苦しんでいる悲しい現実の現れかもしれません。
ニッポンのサラリーマンの厳しい現実に思いを馳せ、心して音読しましょう。
今週は「不気味に笑う」というフレーズを英語でご紹介。
「会社にとって良い知らせと、あなたにとって悪い知らせがあるんだけど、どっちから聞きたい?」人事部長は不気味に笑った。
これを英語でいうと…
“I have good news for the company, and bad news for you. Which do you want to hear first?” The HR Department manager smiled eerily.
Point: smile eerily = 不気味に笑う
ところで、エンターテインメント業界における人事と言えば、昨今、Netflixの人事戦略が注目されています。
Netflix創業者兼CEOのリード・ヘイスティングス氏は2009年に、自社の価値観やミッションをまとめたスライド資料を一般向けに公開しました。
そのスライドはカルチャーデック(Culture Deck)と呼ばれ、FacebookのCOOシェリル・サンドバーグも「シリコンバレーから生まれた最高の文書」と評しています。
英語の学習を兼ねて一読してみるのも、良いかも知れませんね。それではまた次回!
フジテレビ×芸人・永野×「試験に出ない英単語」中山のコラボ企画。
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