「キスマイってブサイクじゃない?」というネット上での陰口を発端に、Kis-My-Ft2メンバーが「誰もが認める真のカッコイイ男になってやろうじゃないか!」と一念発起して“脱ブサイク”を目指すフジテレビの『キスマイ超BUSAIKU!?』。
2月11日(木)放送の「超BUSAIKU!?ランキング」は、過去に行ったテーマに再びチャレンジする“過去問シリーズ”。2014年2月に放送された「バレンタインデーに逆チョコを渡して愛の告白」に、再び挑戦。
ずっと好きだった会社の同僚マイコが、仕事を終えて女友達と帰るところを、会社のエントランスで呼び止めて逆チョコを渡して告白した。
「悔しいけど10点」ゲストを唸らせる北山!発想が“おじさん”な二階堂
まずは前回5位の宮田俊哉。7年前は「スキです」と書いた手作りチョコを渡し、去り際に「返事待ってるね」とラッパーのような伝説の決めポーズを見せて、スタジオを沸かせた。
今回は、「ちょっと時間いいですか?」とワンクッション置いてから「受け取ってもらってもいいですか?」と、手作りではなく、買ってきたチョコを渡す。傍で見守る女友達にも「ごめんね、1つしか用意してなかったんだよね」と、優しい笑顔で気遣いを見せる。そしてマイコを見つめて「これ、一応本命だから」と告げると、スッと近寄って耳元で「返事待ってるね」とささやいた。
VTRを振り返った宮田は、「ダサいポーズ封印!大きい声出さない!手作りやめる!完璧でしょ」と、満面の笑みで自画自賛。
しかしゲストのみちょぱこと池田美優は、耳元でのささやきに対し「ゾワっとしちゃった。急になんでそんな距離詰めてきたの?」と難色を示す。同じくゲストの王林も「よく耳元に来れたなって。相当な関係性じゃないとこの顔の距離はできないのに。よくあんな…」と言い放ち、さすがの宮田も「ヤバイ、切れ味がすごい」と、たじろいだ。
ゲストの評価に反して、SNSでは「成長してる泣 リアコやんんん」「成長率高い!」「的確に改善されてるみやっち」と好意的なコメントが多く見られた。
北山宏光(前回6位)は前回、遠くから大声で「ずっと好きでした。付き合ってください!」と大胆告白。周囲の視線と拍手に包まれながらの“ねるとんスタイル”で対応。
今回は、朝のうちに「仕事終わりにお時間ってありませんか?」とメールで事前連絡を。いざマイコに会うと、遠くからではなく、きちんと近づいて「貰ってもらっていいですか?」とチョコを渡す北山。そして、真っ直ぐな目線で「好きです。もし良かったら一緒にお話しませんか?」とストレートに告白。OKしたマイコを連れてそのままカフェへ…と思いきや、後ろを振り返った北山は、マイコの女友達とアイコンタクトでポーズ。実は、告白の協力を仰いでいたのだった。
この対応を、ゲストでモデルの瑛茉ジャスミンは、友達を巻き込んでいる点を「周りを固めるのは、ちょっとズルいけど、いい」と絶賛。池田も、まさかエントランスで待っているとは思わず「ドキッとする。悔しいけど10点押しちゃった」と文句なしの満点評価。
それに対し5点評価の王林は「嫌でした」とバッサリ。「声がちっちゃすぎて聞きとれないし、この人と付き合いたくない」という容赦ないコメントに、北山は唖然として固まった。
続いて、前回4位の二階堂高嗣。ボソボソと暗い声で「俺とマイコで職場恋愛禁止っていうのを崩したい」と、恋愛革命家さながらの告白をしたが、今回は果たして?
二階堂がマイコに渡したのは、チョコではなく赤いリボンをつけたワイン。大人なプレゼント、そして「マイコお酒好きって言ってたじゃん」と好みを覚えており、大きな成長が見られる。しかし「今日、家で2人で飲みたいなと思って」といきなりの急展開。「行こうか」と、そのままマイコを連れて帰っていった。
この対応に「えぇ?」と困惑するゲスト陣を見て、二階堂は「やっぱダメか!」と苦笑い。わずか1点をつけた王林は、お酒のプレゼントはすごく良かったが、家で飲むというやや強引な誘いを「自分がジャニーズだっていうことをわきまえ過ぎてる」と厳しく指摘。瑛茉も「お酒とお持ち帰りはおじさんみたい」と辛口コメントを重ね、スタジオを笑わせた。
「ロマンチック〜♡」千賀の奇想天外バレンタインを王林が絶賛
横尾渉は、前回「マイコって呼びたい。社内で秘密の関係にもいたい」と、ぎこちないセリフとボディタッチのオンパレードで最下位に終わった。VTRを振り返った横尾本人も「可愛いわ、俺」と自虐するほど。
今回は、まず女友達に「感謝のしるしでーす」と、日頃のお礼として、カジュアルにラッピングされたクッキーを渡す。そしてマイコには「僕の気持ちです、受け取って下さい」と、リボンがかけられたハート型の包みを。明らかに格差のあるプレゼントだが、横尾はすぐに「じゃ僕行きますんで、お疲れ様でした」と走り去って行った。
あまりにあっさりした対応に、ゲスト陣はほぼ0点評価。瑛茉は「サスペンスホラーを見てるよう」とコメント。横尾に対応の意図を尋ねると「シンプルにいこうと。長くなりたくない」と答え、プレゼントの見た目にあえて差をつけることで、気持ちを察してほしいと説明。MCの玉森裕太が「“感じろ”タイプね」とフォローするが、池田は「気づかないよ」とピシャリ。すると横尾が「鈍い人は気づかない」と池田にケンカを売り、キスマイメンバーは大爆笑となった。
ネット上では「昔と逆であっさり過ぎ!」「クッキーは気遣いを感じていいなって思う♡」「横尾さん表情といい雰囲気といい優しくなったよなぁ〜」と、横尾の変化を感慨深く見守る声が寄せられた。
千賀健永は前回、ストレートな真剣告白に「よし」のガッツポーズで、見事3位にランクインしたが、今回はどんな対応を見せるのか。
まず、マイコのケータイに千賀から「机の下を見て」とメッセージが。マイコが覗くと「左を見て」と書かれた紙を発見。左に並ぶロッカーには「→」と印刷された紙が貼られ、辿っていくと宝箱が。その後も「エレベーターに乗って」「3+2=?」「お腹が空いた時に行くところは?」「うどんを頼む」と指示が続き、食堂でうどんを食べる羽目になるマイコ。
食べ終わった後もトイレ、給湯室へ移動し、ロビーでようやく千賀と合流。千賀は「マイコのことが好き。付き合ってください」と告白し、無事にマイコのOKを貰うと「じゃあ俺戻るね」と、後ろを向いて歩き出す。しかし千賀の背中には「↓」と書かれた紙が貼ってあり…去り行く千賀のロングコートから、プレゼントが落ちた。
もはや“カッコいい”より、エンターテイメントを追求した千賀の対応。1点評価の池田に対し、なぜか7点と高評価の王林は「私のために、あちこち自分も回って貼ったわけじゃないですか。ずっとロビーで待ってくれてた。ロマンチック〜♡」とはにかんだ。
MCの藤ヶ谷太輔が、マイナス3点の理由を尋ねると「うどんっていう選択はない。もっと手っ取り早く食べられる蕎麦とかにしてくれたら」と予想外のダメ出し。キスマイメンバーは「そこ!?」と、思わず手を叩いて大笑いした。
ファンからは「仕事中にやらすなwww」「なんか千ちゃんこねくりまわしてる笑」「やっぱ千賀大喜利と勘違いしてない?笑」と相変わらずの千賀ワールドにツッコミが集まった。
次回2月18日(木)はコント「令和のブサイクな恋」で、横尾扮するYokoo Gnuの横口くんが新曲披露&関ジャニ∞の大倉忠義が参戦!「激怒する妻へのスマートな対応」が放送される。