2月12日(金)の『ダウンタウンなう』は、「人志松本の酒のツマミになる話」を放送した。
“酒のツマミになれば何をしゃべってもOK”というルールのもと、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うこの企画。
MCを務めたのは、松本人志と千鳥(大悟、ノブ)。ゲストに、二階堂高嗣、藤田ニコル、藤本敏史、藤原紀香が集結した。
藤原紀香はお店で案内された席には座らない?
まず、藤原が「店で座る席の位置を自分で決めたい」という話を始める。
喫茶店などで、店員に案内された席に座りたくないとき、藤原は「聞こえないフリして『アハハハッ♡』って言いながら好きなところに陣取って…」と再現。「お客様、お客様!」と言われても笑ってごまかす、というその方法に一同は大ウケ。
ほかのお客さんに「背を向けて安心して食べたい」と語る藤原に、松本も同調する。「(気づかれて)お店に(とって)面倒くさいことになるから…」と言い、超有名人ならではの悩みを明かした。
そんな藤原に、「行きたくてもいけない店」があるのか聞いてみると、回転寿司には行ったことがあるが、牛丼チェーン店は「東京に来てからはない」と話した。
藤本敏史のトラウマ「タピオカ屋の前を通るのもちょっと…」
また、私生活でいろいろあった藤本に対し、松本がふと「フジモン、タピオカ食えるの?」と質問。すると、これに「タピオカ屋さん、行ける?」(藤田)、「喉、通るんか」(大悟)と、みな興味津々。
元々は甘党で、タピオカも「結構好きやった」という藤本だが、二階堂から「買いに行ったりは?」と聞かれると、「できない!」と即答した。
藤本:何思われるかわからへんやん。(周囲の目線が)「え、飲むの?」「飲めんの?」みたいな感じになるよ。
松本:好きなものなくすのって、イヤやなぁ。
藤田:(藤本は)何もしたわけじゃないじゃん。
藤本:したわけじゃないけど、気持ち的に買いにくいやんか。
そこで大悟が「テレビで1回、タピオカ飲むシーン出しちゃえば、クリアできない?」と提案。藤原も「ナイスアイデア!」といった表情で藤本に勧める。
だが藤本は「それ勇気いるわ。タピオカ屋さんの前を通るのもちょっと気を遣うもん」と消極的。
藤田:こんだけタピオカの話してたら、もう別に誰も…。
藤本:俺、自分からしてへんねん!
一同:(笑)。
大悟:でも、タピオカ…。
藤本:もう、ええねん、ええねん!タピオカって!
全員からのタピオカ攻撃を受けるも、テンポよくさばいていく藤本。「できれば遠くに置きたいねんから…」と嘆き、松本に対しても「ずっとイジりますねん」「おととしの話やねんで」と不満をぶちまけた。
吹き替え派の大悟「エディ・マーフィのほんまの声聞いたことない」
藤田は、「乾電池のプラス極とマイナス極がいまだにわからない」と言い、「みなさんは、今さら恥ずかしくて聞けないことはありますか?」と問いかけた。
そこから、大悟が実は常識がないという話に。
滝川クリステルの「お・も・て・な・し」が流行り、バラエティ番組でもお笑いのノリでも使われていた当時。ノブは、大悟に耳元で「ありゃ、なんなん?」と聞かれたことを明かした。
大悟は「だってコワイっすよ。一夜にして、これ(お・も・て・な・し)やるだけでこれウケる世の中になってたら…。『なにこれ、コワっ!』ってなったんすよ」と弁明。
また、大悟は漢字も苦手で、そこから「海外映画を観るときは、字幕派?吹き替え派?」という話題に。
大悟:吹き替えで見てるの、バカにするやん、みんな。
藤田:でも、私は字幕で見ます!
大悟:クリアしたんや…。
藤本:低レベルな争いしてるな!
一同:(笑)。
松本:俺も、映画は吹き替えで見る派やな。気を取られたくないから。背景とか見たいし。
ノブ:エディ・マーフィは、吹き替えで見たい。
大悟:エディ・マーフィのほんまの声なんか、ワシ聞いたことない。
松本:たしかにな!刑事コロンボのちゃんとした声、聞いたことない。
そこで、“吹き替え派”の二階堂は、同じKis-My-Ft2の玉森(裕太)とのエピソードを披露。玉森は「その俳優のテンションが知りたいから」という理由で“字幕派”だといい、それを聞いた二階堂は「かっこいいな」と思わず感心したという。
これには、ノブから「同じグループやろ!」とツッコミが入った。
藤本、泣きながらタピオカ一気飲み!
一同が盛り上がっていると、「あ、藤本さん。タピオカが到着したみたいです!」とノブが告げ、藤本の目の前に、グラスに入ったタピオカドリンクが置かれる。
藤本は「正直、大変やったのよ…」とつぶやき、泣きそうな顔に。タピオカを飲むのは2年半ぶりだといい、最初は渋っていたが、意を決して飲み始める。
すると、吸うのをやめない藤本。次第に、一同から「え…」と戸惑いの声が漏れ始める。結局、藤本は一度もストローから口を離さず完飲。その姿に「まだ大好きやん!」(ノブ)、「乾いてたんやなぁ」(松本)と声がかかった。
一気に飲み干した藤本は、万感の表情で「おいしいなぁ!」と言い、みな拍手喝采。「やっぱしみるわ。全部飲んだ。噛めないね」と興奮し、どこか吹っきれたように「おいしいなぁ!!」と、再び叫んだ。