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じげんが運営する、賃貸物件・お部屋探しポータルサイトの「スモッカ」が、 「東京都 子育てしやすいエリアランキング ～城西・城北エリア編～」を発表
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株式会社じげん
城西・城北エリアの子育てしやすいランキング、理想の子育てができるエリアをご紹介
株式会社じげん（本社：東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO：平尾丈、東証プライム：3679、以下じげん）が運営する、賃貸物件・お部屋探しポータルサイトの「賃貸スモッカ」（以下：スモッカ）https://smocca.jp/は、今回はスモッカ調査リリース第3弾「東京都 子育てしやすいエリアランキング～城西・城北エリア編（※１）～」を公表しました。昨年発表した「東京都 子育てしやすいエリアランキング ～都心6区編～」（https://zigexn.co.jp/13899/）と、「東京都 子育てしやすいエリアランキング ～城東エリア編～」（https://zigexn.co.jp/14127/）に続き、東京都の城西・城北エリアを対象とした第３弾を作成しました。スモッカ独自に集計した口コミ情報と、アクセス・治安・子育て環境の3つのカテゴリー別評価スコアに基づき作成した「総合ランキング」、さらにその中から「子育て環境」スコアのみに着目した「子育てスコアランキング」の2種類を紹介します。（※集計期間：2021年6月～2024年8月）
※1： 杉並区、中野区、練馬区、板橋区、北区、豊島区
■子育て環境が改善されつつある東京都23区、「住みたいエリア」の変化・広がりも？
数年前までは、待機児童問題が都心部で子育てをする家庭を悩ませていました。現在では待機児童数が毎年減少し、問題が改善されつつあります。東京都の調査によると、保育所等利用待機児童数は平成30年より毎年減少し、令和5年では286人となっており、そのうち30%を国分寺市、日野市、町田市が占めています(※2)。
23区内における子育て問題は改善されつつある今、子育て世帯の「住みたいエリア」にも変化や広がりが見えてくるかもしれません。
※2：東京都福祉局 「保育所等利用待機児童等の状況（2023年）」、「区市町村別の状況（2023年）」
スモッカでは独自に集計した口コミ情報・カテゴリー別の評価スコアに基づいて「住みやすい街情報」https://smocca.jp/livability を公表しており、同居人数や駅への所要時間などのカテゴリー別に、住むのに最適な駅・区をご利用者様の口コミに基づいたランキング形式で紹介しています。
同じ区内であっても、「エリア」によって街の雰囲気や利便さは異なります。そこで今回スモッカでは、独自に集計した口コミデータに基づき、「城西・城北エリア内のどのエリアが1番子育てに向いているのか」を評価する「子育てしやすいエリアランキング」を作成しました。
■子育てにおいて気になるポイント「アクセス」「治安」「子育て環境」をベースにランキング
スモッカが公開している「住みやすい街情報」では、子育てのしやすさをランク付けするにあたって以下の4つの指標を設けています。
- 「アクセス」：職場や医療機関へのアクセスの良さ
- 「治安」：治安の良さ
- 「子育て（環境）」：図書館や学校などの教育環境が整っているか
- 「娯楽」：遊園地や公園などの娯楽環境が整っているか
ただし、「娯楽」に関する口コミを調べたところ、多くのご利用者様が「カラオケや飲み」についてご回答いただいました。子育てには大きく影響を与えないものと考えたため、最終的には「アクセス」「治安」「子育て環境」の3つの指標で、1～5のスケールでご利用様に評価していただいたそれぞれのスコアの平均を総合スコアとしてランキングを作成しました。
今回は、、城西・城北エリア（杉並区、中野区、練馬区、板橋区、北区、豊島区）に含まれる区をさらに小分けにした15エリアを対象としています。
＜子育てしやすいエリア 総合ランキング＞
以下、ランキング１位～4位のエリアを、それぞれエリアの特徴や周辺情報などと併せて紹介します。
1位 高井戸エリア
写真提供：（公財）東京観光財団
栄えあるランキング第1位に輝いたのは高級住宅街としても有名な高井戸エリアです。過去の二回の記事内で紹介してきたエリア内で最も高い総合スコアを獲得しており、非常に住みやすいエリアであることは間違いないようです。今回紹介している15エリアの中でもとりわけ治安スコアの高さが特徴的です。このエリアには国学院大學久我山高校や都立西高校などの名門校が位置しており、また、子供連れのファミリー層も多く住んでいるため、とても落ち着いた閑静な住宅街が広がっているようです。交通の便もよく、井の頭線や京王線を利用することで渋谷・新宿までおよそ30分でアクセスできます。
エリア内には保育園・幼稚園が十分に整備されており、個人病院や総合病院がエリア内にいくつも位置しているため幼いお子さんがいらっしゃる家庭も安心して子育てを行うことができるでしょう。子育てをするうえで欠かせない公園も充実しており、井の頭公園や高井戸公園がファミリーにとって週末の人気スポットになっております。
また、杉並区独自の子育て支援策である「子育て応援券」という、一時保育、子育て講座、親子行事参加など有料の子育て支援サービスを利用できます。出生時に2万円分の無償応援券が配布され、0歳児から2歳児までの3年間は、毎年無償で2万円分、追加で有償応援券を2万円分追加でもらうことができます。
2位 光が丘エリア
写真提供：photoAC
惜しくも僅差で２位に輝いたのは光が丘エリアです。このエリアも全スコア4点を超える高評価を受けています。
交通の利便性は高く、都営地下鉄大江戸線の光が丘駅を利用すると、新宿駅や渋谷駅に30分前後でアクセスすることが可能です。また、光が丘駅は始発駅になっており、座っての通勤や通学を享受することも魅力的なポイントの一つです。周辺には副都心線や有楽町線なども通っており、都心部へのアクセスは抜群といえるでしょう。
治安の良さも高井戸エリアに次ぐ高スコアを獲得しており、寄せられたユーザー様の口コミによると「比較的新しい街で、ファミリー層が多く居住しており、警察も頻繁にパトロールを行っている」ため夜の外出なども安心してできるとのことです。
また、練馬区は2021年より保育所等利用待機児童数ゼロを“4年連続”で達成しており、子育て支援策も大変充実しています。例えば、練馬区独自の幼保一元化施設としての「練馬こども園」を認定しており、幼稚園教育時間に該当する午前9時から午後2時以外の朝夕の時間帯にも預かり保育をしてくれます。特に共働き世帯や急な用件で子供を一時的に預かってほしいなどのリクエストにも応えることができます。加えて、エリア最大の特徴は広さ約60万平方メートル を誇る練馬区内最大級の光が丘公園が位置しており、テニスや野球など様々なスポーツを楽しめる場所になっているので、子連れのファミリー層に人気のあるスポットになっています。
3位 荻窪・成田エリア
写真提供：（公財）東京観光財団
3位にランクインしたのは荻窪・成田エリアです。 交通の利便性は高く、荻窪駅ではJR中央線と東京メトロ丸の内線の2路線を利用することができ、新宿駅まで8分と短く、乗り換えをすれば都心部の大部分まで良好なアクセスが確保されています。特に丸の内線は始発・終着駅であるため通勤・通学時に座ることができる確率が高いです。しかし、井荻や下井草など荻窪・成田エリアの北側に住む場合は、西武新宿線のみがアクセス可能であるため、新宿駅へは遠回りのルートになってしまいます。 エリア内の治安に関してですが、エリア北部か南部かで意見は分かれるようです。エリア北側、西武新宿線沿線では「人通りがそこまで多くなく、夜は町全体が落ち着いた雰囲気である」ことが第一印象であり、対して、エリア南側の荻窪駅付近では歓楽街が多く、夜になると騒がしくなりやすい傾向にあることがユーザーコメントから判明しています。ただ、4点を超える治安スコアを獲得しているため、多少の違いはあれどもエリア全体としては安全といえるでしょう。 先述の通り、杉並区は23区の中でも特に子育て支援策に注力しており、子育てをする上で嬉しい支援金の給付を受けることができます。エリア内には大田黒公園などの自然が豊かな場所が多く点在しており、休日では子連れの家族でにぎわっています。
4位 阿佐ヶ谷・高円寺エリア
写真提供：（公財）東京観光財団
4位にランクインしたのは阿佐ヶ谷・高円寺エリアです。
荻窪・成田エリアに隣接するこのエリアでは同じくJR総武線と東京メトロ丸の内線の2路線を利用することができます。高円寺駅から1駅離れた中野駅では東京メトロ東西線にも乗り換えることができるので、新宿駅をはじめとした都心部へのアクセスは抜群にいいです。エリア内にはお花見スポットである善福寺川緑地や蚕糸の森公園などの自然豊かな公園が位置しており、落ち着いた雰囲気でファミリー層が多く住んでいることから、治安面でも安心できるというコメントをユーザー様から頂いております。 このエリアで外せないのは、一年中を通して行われる地域の催し物・行事です。春夏秋冬でそれぞれ「高円寺びっくり大道芸」や「東京高円寺阿波踊り」、そして「高円寺フェス」、「高円寺演芸まつり」が行われ、地域内交流の促進につながっています。子供連れのご家庭でこのようなお祭りや行事に参加できるのは子供にとっても文化を体験するいい機会になるでしょう。阿佐ヶ谷周辺では11月初頭にて「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」が開催され、阿佐ヶ谷を探検するいい機会にもなり得ます。
■スモッカおすすめの子育てエリアは、アクセス・治安・子育てが高水準でまとまっている『高井戸エリア』
第3弾で紹介した城西・城北エリアにおいてスモッカが強く推す子育てエリアは今回栄えある1位に選出された高井戸エリアです。アクセス・治安・子育てスコアすべてが、第2弾までで紹介してきた35エリアの中で最も高い水準でまとまっており、それらに加えて杉並区が注力している子育て支援策がこのエリアをおすすめする理由になりました。都心部への良好なアクセスや治安を備えており、閑静で自然豊かなこのエリアでは間違いなく大人だけでなく子供にとっても充実した時間を過ごすことができるでしょう。
＜子育てスコアランキング＞
次に、「子育て環境」のみでランキングを作成した『子育てスコアランキング』を紹介します。総合スコアとどのような乖離が生じているのかを可視化することで、実際住む際に「想像していたのとちがう」などのミスマッチを防ぐことを目的としています。
■交通の便の良し悪しが順位に大きく影響
総合スコアランキングでは振るわなかったエリアと子育てスコアランキングの比較をしたところ、順位のランキングの乖離が多少生じていることがわかりました。アクセスに不便さを感じるご利用者様が多くいたため、子育てスコアは高かったのにもかかわらず、総合ランキングでは順位が振るわなかったエリアがいくつかありました。
桃井エリアは総合ランキングから8位もランキングを上げており、交通の利便性が大きく足を引っ張ったのではないかと考えられます。今回紹介した15エリアのうち、アクセススコアで4を切ったのは当エリアと鶯宮・沼袋エリアの2エリアのみでした。桃井エリアでは京王線のみを利用することができ、京王井の頭線へは徒歩で10数分かけてのアクセスが必須となっているようです。また、飲み屋街「沖縄タウン」も近くに位置しているため、治安スコアも振るわなかったようです。ただし、エリア内には蘆花恒春園や塚山公園等の大型公園も位置しており、杉並区の子育て支援策に加えてスーパーの物価も比較的低めであることから子育てをするご家庭にとっては住みやすい街であることは間違いないでしょう。
大泉・石神井エリアは総合ランキングでは練馬エリアと並列、阿佐ヶ谷・高円寺エリアには0.02ポイントという僅差でランキング外になってしまっていました。子育てスコアのみを集計したランキングでは3位にランクインしています。ここもおそらく交通の利便性でスコアに差が生じたものと思われます。西武池袋線を利用することができるのですが、大泉学園駅など、駅によっては急行電車が停車しない場合があるため、不便さを感じる時が多々あるとユーザー様からコメントをいただいております。
■最後に
今まで区や駅単位でしか把握できなかった物件探しの条件が、エリアごとに集約されて初めて見えてきた情報もあるかと思います。過去2回に引き続き、今回は城西・城北エリアを扱いました。次回は最終回ということで、城南エリアの情報及び全4回のランキングの総括をご紹介していきます。
====================
【集計方法】
対象地域の845名を対象にしたアンケートより、アクセス、治安、子育ての三つの評価スコアから総合スコアを算出し、ランキング化。
・評価スコアの集計対象期間：2021年6月～2024年8月
====================
■「賃貸スモッカ」について
賃貸スモッカは、約550万件の物件データベースから賃貸住宅をまとめて探せる賃貸検索サイトです。数々の賃貸情報サービスに掲載されている物件情報が集約され掲載されています。物件情報は毎日更新しており、鮮度の高い賃貸物件情報を日本全国から簡単に探せます。
［URL］https://smocca.jp/
■株式会社じげん 会社概要
［社名］株式会社じげん (ZIGExN Co., Ltd.)
［証券コード］3679 （東証プライム）
［本社所在地］東京都港区虎ノ門3-4-8
［設立年月日］2006年6月1日
［代表者］代表取締役 社長執行役員 CEO 平尾丈
［資本金］125百万円（2024年3月31日時点）
［事業内容］ライフサービスプラットフォーム事業
［主要グループ会社］ 株式会社リジョブ 株式会社ミラクス 株式会社三光アド 株式会社BizMo
株式会社ブレイン・ラボ 株式会社アップベース 株式会社ビヨンドボーダーズ
株式会社タイズ 株式会社オーサムエージェント 株式会社アップルワールド
株式会社TCV 株式会社and A company ZIGExN VeNtura Co.,Ltd
株式会社CORDA 保険マンモス株式会社
［URL］https://zigexn.co.jp/
■じげんグループについて
当社グループは、企業の存在意義であるパーパスとして「Update Your Story ― あなたを、未来に。」を掲げ、ライフイベント領域（求人・住まい・車・旅行など）において、人生の岐路に立つすべての人の未来をUpdate する40以上のサービスを提供しています。2013年に東証マザーズに上場し、2018年には東証一部へ市場変更、2022年にプライム市場へ移行いたしました。上場後は、M&Aによる事業領域の拡張へ積極的に取り組み、非連続の成長を続けています。
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城西・城北エリアの子育てしやすいランキング、理想の子育てができるエリアをご紹介
株式会社じげん（本社：東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO：平尾丈、東証プライム：3679、以下じげん）が運営する、賃貸物件・お部屋探しポータルサイトの「賃貸スモッカ」（以下：スモッカ）https://smocca.jp/は、今回はスモッカ調査リリース第3弾「東京都 子育てしやすいエリアランキング～城西・城北エリア編（※１）～」を公表しました。昨年発表した「東京都 子育てしやすいエリアランキング ～都心6区編～」（https://zigexn.co.jp/13899/）と、「東京都 子育てしやすいエリアランキング ～城東エリア編～」（https://zigexn.co.jp/14127/）に続き、東京都の城西・城北エリアを対象とした第３弾を作成しました。スモッカ独自に集計した口コミ情報と、アクセス・治安・子育て環境の3つのカテゴリー別評価スコアに基づき作成した「総合ランキング」、さらにその中から「子育て環境」スコアのみに着目した「子育てスコアランキング」の2種類を紹介します。（※集計期間：2021年6月～2024年8月）
※1： 杉並区、中野区、練馬区、板橋区、北区、豊島区
■子育て環境が改善されつつある東京都23区、「住みたいエリア」の変化・広がりも？
数年前までは、待機児童問題が都心部で子育てをする家庭を悩ませていました。現在では待機児童数が毎年減少し、問題が改善されつつあります。東京都の調査によると、保育所等利用待機児童数は平成30年より毎年減少し、令和5年では286人となっており、そのうち30%を国分寺市、日野市、町田市が占めています(※2)。
23区内における子育て問題は改善されつつある今、子育て世帯の「住みたいエリア」にも変化や広がりが見えてくるかもしれません。
※2：東京都福祉局 「保育所等利用待機児童等の状況（2023年）」、「区市町村別の状況（2023年）」
スモッカでは独自に集計した口コミ情報・カテゴリー別の評価スコアに基づいて「住みやすい街情報」https://smocca.jp/livability を公表しており、同居人数や駅への所要時間などのカテゴリー別に、住むのに最適な駅・区をご利用者様の口コミに基づいたランキング形式で紹介しています。
同じ区内であっても、「エリア」によって街の雰囲気や利便さは異なります。そこで今回スモッカでは、独自に集計した口コミデータに基づき、「城西・城北エリア内のどのエリアが1番子育てに向いているのか」を評価する「子育てしやすいエリアランキング」を作成しました。
■子育てにおいて気になるポイント「アクセス」「治安」「子育て環境」をベースにランキング
スモッカが公開している「住みやすい街情報」では、子育てのしやすさをランク付けするにあたって以下の4つの指標を設けています。
- 「アクセス」：職場や医療機関へのアクセスの良さ
- 「治安」：治安の良さ
- 「子育て（環境）」：図書館や学校などの教育環境が整っているか
- 「娯楽」：遊園地や公園などの娯楽環境が整っているか
ただし、「娯楽」に関する口コミを調べたところ、多くのご利用者様が「カラオケや飲み」についてご回答いただいました。子育てには大きく影響を与えないものと考えたため、最終的には「アクセス」「治安」「子育て環境」の3つの指標で、1～5のスケールでご利用様に評価していただいたそれぞれのスコアの平均を総合スコアとしてランキングを作成しました。
今回は、、城西・城北エリア（杉並区、中野区、練馬区、板橋区、北区、豊島区）に含まれる区をさらに小分けにした15エリアを対象としています。
＜子育てしやすいエリア 総合ランキング＞
以下、ランキング１位～4位のエリアを、それぞれエリアの特徴や周辺情報などと併せて紹介します。
1位 高井戸エリア
写真提供：（公財）東京観光財団
栄えあるランキング第1位に輝いたのは高級住宅街としても有名な高井戸エリアです。過去の二回の記事内で紹介してきたエリア内で最も高い総合スコアを獲得しており、非常に住みやすいエリアであることは間違いないようです。今回紹介している15エリアの中でもとりわけ治安スコアの高さが特徴的です。このエリアには国学院大學久我山高校や都立西高校などの名門校が位置しており、また、子供連れのファミリー層も多く住んでいるため、とても落ち着いた閑静な住宅街が広がっているようです。交通の便もよく、井の頭線や京王線を利用することで渋谷・新宿までおよそ30分でアクセスできます。
エリア内には保育園・幼稚園が十分に整備されており、個人病院や総合病院がエリア内にいくつも位置しているため幼いお子さんがいらっしゃる家庭も安心して子育てを行うことができるでしょう。子育てをするうえで欠かせない公園も充実しており、井の頭公園や高井戸公園がファミリーにとって週末の人気スポットになっております。
また、杉並区独自の子育て支援策である「子育て応援券」という、一時保育、子育て講座、親子行事参加など有料の子育て支援サービスを利用できます。出生時に2万円分の無償応援券が配布され、0歳児から2歳児までの3年間は、毎年無償で2万円分、追加で有償応援券を2万円分追加でもらうことができます。
2位 光が丘エリア
写真提供：photoAC
惜しくも僅差で２位に輝いたのは光が丘エリアです。このエリアも全スコア4点を超える高評価を受けています。
交通の利便性は高く、都営地下鉄大江戸線の光が丘駅を利用すると、新宿駅や渋谷駅に30分前後でアクセスすることが可能です。また、光が丘駅は始発駅になっており、座っての通勤や通学を享受することも魅力的なポイントの一つです。周辺には副都心線や有楽町線なども通っており、都心部へのアクセスは抜群といえるでしょう。
治安の良さも高井戸エリアに次ぐ高スコアを獲得しており、寄せられたユーザー様の口コミによると「比較的新しい街で、ファミリー層が多く居住しており、警察も頻繁にパトロールを行っている」ため夜の外出なども安心してできるとのことです。
また、練馬区は2021年より保育所等利用待機児童数ゼロを“4年連続”で達成しており、子育て支援策も大変充実しています。例えば、練馬区独自の幼保一元化施設としての「練馬こども園」を認定しており、幼稚園教育時間に該当する午前9時から午後2時以外の朝夕の時間帯にも預かり保育をしてくれます。特に共働き世帯や急な用件で子供を一時的に預かってほしいなどのリクエストにも応えることができます。加えて、エリア最大の特徴は広さ約60万平方メートル を誇る練馬区内最大級の光が丘公園が位置しており、テニスや野球など様々なスポーツを楽しめる場所になっているので、子連れのファミリー層に人気のあるスポットになっています。
3位 荻窪・成田エリア
写真提供：（公財）東京観光財団
3位にランクインしたのは荻窪・成田エリアです。 交通の利便性は高く、荻窪駅ではJR中央線と東京メトロ丸の内線の2路線を利用することができ、新宿駅まで8分と短く、乗り換えをすれば都心部の大部分まで良好なアクセスが確保されています。特に丸の内線は始発・終着駅であるため通勤・通学時に座ることができる確率が高いです。しかし、井荻や下井草など荻窪・成田エリアの北側に住む場合は、西武新宿線のみがアクセス可能であるため、新宿駅へは遠回りのルートになってしまいます。 エリア内の治安に関してですが、エリア北部か南部かで意見は分かれるようです。エリア北側、西武新宿線沿線では「人通りがそこまで多くなく、夜は町全体が落ち着いた雰囲気である」ことが第一印象であり、対して、エリア南側の荻窪駅付近では歓楽街が多く、夜になると騒がしくなりやすい傾向にあることがユーザーコメントから判明しています。ただ、4点を超える治安スコアを獲得しているため、多少の違いはあれどもエリア全体としては安全といえるでしょう。 先述の通り、杉並区は23区の中でも特に子育て支援策に注力しており、子育てをする上で嬉しい支援金の給付を受けることができます。エリア内には大田黒公園などの自然が豊かな場所が多く点在しており、休日では子連れの家族でにぎわっています。
4位 阿佐ヶ谷・高円寺エリア
写真提供：（公財）東京観光財団
4位にランクインしたのは阿佐ヶ谷・高円寺エリアです。
荻窪・成田エリアに隣接するこのエリアでは同じくJR総武線と東京メトロ丸の内線の2路線を利用することができます。高円寺駅から1駅離れた中野駅では東京メトロ東西線にも乗り換えることができるので、新宿駅をはじめとした都心部へのアクセスは抜群にいいです。エリア内にはお花見スポットである善福寺川緑地や蚕糸の森公園などの自然豊かな公園が位置しており、落ち着いた雰囲気でファミリー層が多く住んでいることから、治安面でも安心できるというコメントをユーザー様から頂いております。 このエリアで外せないのは、一年中を通して行われる地域の催し物・行事です。春夏秋冬でそれぞれ「高円寺びっくり大道芸」や「東京高円寺阿波踊り」、そして「高円寺フェス」、「高円寺演芸まつり」が行われ、地域内交流の促進につながっています。子供連れのご家庭でこのようなお祭りや行事に参加できるのは子供にとっても文化を体験するいい機会になるでしょう。阿佐ヶ谷周辺では11月初頭にて「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」が開催され、阿佐ヶ谷を探検するいい機会にもなり得ます。
■スモッカおすすめの子育てエリアは、アクセス・治安・子育てが高水準でまとまっている『高井戸エリア』
第3弾で紹介した城西・城北エリアにおいてスモッカが強く推す子育てエリアは今回栄えある1位に選出された高井戸エリアです。アクセス・治安・子育てスコアすべてが、第2弾までで紹介してきた35エリアの中で最も高い水準でまとまっており、それらに加えて杉並区が注力している子育て支援策がこのエリアをおすすめする理由になりました。都心部への良好なアクセスや治安を備えており、閑静で自然豊かなこのエリアでは間違いなく大人だけでなく子供にとっても充実した時間を過ごすことができるでしょう。
＜子育てスコアランキング＞
次に、「子育て環境」のみでランキングを作成した『子育てスコアランキング』を紹介します。総合スコアとどのような乖離が生じているのかを可視化することで、実際住む際に「想像していたのとちがう」などのミスマッチを防ぐことを目的としています。
■交通の便の良し悪しが順位に大きく影響
総合スコアランキングでは振るわなかったエリアと子育てスコアランキングの比較をしたところ、順位のランキングの乖離が多少生じていることがわかりました。アクセスに不便さを感じるご利用者様が多くいたため、子育てスコアは高かったのにもかかわらず、総合ランキングでは順位が振るわなかったエリアがいくつかありました。
桃井エリアは総合ランキングから8位もランキングを上げており、交通の利便性が大きく足を引っ張ったのではないかと考えられます。今回紹介した15エリアのうち、アクセススコアで4を切ったのは当エリアと鶯宮・沼袋エリアの2エリアのみでした。桃井エリアでは京王線のみを利用することができ、京王井の頭線へは徒歩で10数分かけてのアクセスが必須となっているようです。また、飲み屋街「沖縄タウン」も近くに位置しているため、治安スコアも振るわなかったようです。ただし、エリア内には蘆花恒春園や塚山公園等の大型公園も位置しており、杉並区の子育て支援策に加えてスーパーの物価も比較的低めであることから子育てをするご家庭にとっては住みやすい街であることは間違いないでしょう。
大泉・石神井エリアは総合ランキングでは練馬エリアと並列、阿佐ヶ谷・高円寺エリアには0.02ポイントという僅差でランキング外になってしまっていました。子育てスコアのみを集計したランキングでは3位にランクインしています。ここもおそらく交通の利便性でスコアに差が生じたものと思われます。西武池袋線を利用することができるのですが、大泉学園駅など、駅によっては急行電車が停車しない場合があるため、不便さを感じる時が多々あるとユーザー様からコメントをいただいております。
■最後に
今まで区や駅単位でしか把握できなかった物件探しの条件が、エリアごとに集約されて初めて見えてきた情報もあるかと思います。過去2回に引き続き、今回は城西・城北エリアを扱いました。次回は最終回ということで、城南エリアの情報及び全4回のランキングの総括をご紹介していきます。
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【集計方法】
対象地域の845名を対象にしたアンケートより、アクセス、治安、子育ての三つの評価スコアから総合スコアを算出し、ランキング化。
・評価スコアの集計対象期間：2021年6月～2024年8月
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■「賃貸スモッカ」について
賃貸スモッカは、約550万件の物件データベースから賃貸住宅をまとめて探せる賃貸検索サイトです。数々の賃貸情報サービスに掲載されている物件情報が集約され掲載されています。物件情報は毎日更新しており、鮮度の高い賃貸物件情報を日本全国から簡単に探せます。
［URL］https://smocca.jp/
■株式会社じげん 会社概要
［社名］株式会社じげん (ZIGExN Co., Ltd.)
［証券コード］3679 （東証プライム）
［本社所在地］東京都港区虎ノ門3-4-8
［設立年月日］2006年6月1日
［代表者］代表取締役 社長執行役員 CEO 平尾丈
［資本金］125百万円（2024年3月31日時点）
［事業内容］ライフサービスプラットフォーム事業
［主要グループ会社］ 株式会社リジョブ 株式会社ミラクス 株式会社三光アド 株式会社BizMo
株式会社ブレイン・ラボ 株式会社アップベース 株式会社ビヨンドボーダーズ
株式会社タイズ 株式会社オーサムエージェント 株式会社アップルワールド
株式会社TCV 株式会社and A company ZIGExN VeNtura Co.,Ltd
株式会社CORDA 保険マンモス株式会社
［URL］https://zigexn.co.jp/
■じげんグループについて
当社グループは、企業の存在意義であるパーパスとして「Update Your Story ― あなたを、未来に。」を掲げ、ライフイベント領域（求人・住まい・車・旅行など）において、人生の岐路に立つすべての人の未来をUpdate する40以上のサービスを提供しています。2013年に東証マザーズに上場し、2018年には東証一部へ市場変更、2022年にプライム市場へ移行いたしました。上場後は、M&Aによる事業領域の拡張へ積極的に取り組み、非連続の成長を続けています。
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