札幌のホテルでアニマルウェルフェア（動物福祉）に取り組みます

アコー
～平飼い卵を使ったオムレツの提供を開始しました～

すすきの・中島公園のホテル、イビススタイルズ札幌（所在地：北海道札幌市、支配人：森田雅春）では、2025年1月30日から、「持続可能な食」への取り組みの一つとして、アニマルウェルフェアに取り組むため、朝食ブッフェで平飼い卵を使用したオムレツの提供を開始しました。

平飼卵を使ったオムレツ

堀江亮 料理長

【農林水産省も家畜の飼育環境の改善を推進】
世界では、家畜を快適な環境で飼育して苦痛を減らすアニマルウェルフェア（動物福祉）への関心が高まっており、平飼い卵（鶏舎内や屋外で鶏が自由に地面を動き回れる環境で飼育された鶏の卵）の普及が進んでいます。日本でも、動物福祉に対する関心は年々増しており、農林水産省は2023年7月に「アニマルウェルフェアに関する飼養管理指針」を策定し、家畜の飼育環境の改善を推進しています。
【アニマルウェルウェアに取り組んだ平飼い卵のオムレツが好評】
当館では、「持続可能な食」への取り組みの一つとして、アニマルウェルフェアに取り組み、1月30日から、平飼い卵を使用したオムレツの提供を開始しました。
使用している卵は、床を自由に運動できる環境で飼育されたニワトリが産み、加熱殺菌された安全で安心な卵です。1日平均約300人が利用する朝食ブッフェでは、安定的に量を確保する必要があることから、キューピータマゴ株式会社の調理用平飼い卵を採用することにしました。卵特有の臭みが少なく、鮮度が高いのが特徴です。

オムレツは、北海道産の牛乳とバターで風味を出し、刻んだズッキーニ、パプリカ、人参、玉ねぎを加えることで彩り豊かに仕上げました。均一に火入れできるようにオーブンの温度と湿度を何度もテストしながら完成した大きな丸いオムレツは、1台を50切れにして提供しています。開始直後から、大変好評で、毎日、卵約100個分のオムレツをお召し上がりいただいております。
現在は、オムレツを提供していますが、今後は、平飼い卵を使ったメニューも定期的に入れ替え、ケージ飼い（金網の中だけで飼育する方法）の卵を使っている厚焼き卵やスクランブルエッグについても状況を見て、切り替えを検討していく予定です。
【世界のエシカル消費の意識の高まりに応えたい】
支配人から「現在は当館の7割が訪日外国人客です。世界でエシカル消費が高まっている中、お客様の意識の高まりに応えられるような持続可能な食を提供していきたいと思います。平飼い卵の価格はケージ飼い卵の約1.5倍で、どうしてもコストが高くなってしまうのが現状です。一度に全てを切り替えていくことは難しいですが、お客様にはより良いものを提供していけるよう、少しずつできるところから取り組んで参ります。」

平飼い卵オムレツの提供期間：2025年1月30日～3月31日（予定）
朝食ブッフェ料金：
宿泊者前日までの予約 大人2,000円、小学生1,000円 小学生未満無料
宿泊者の当日利用及び宿泊者以外 大人2500 円、小学生1,250円 小学生未満無料
《 イビススタイルズ札幌 概要 》
所在地：〒064-0808 北海道札幌市中央区南8条西3丁目10-10
E-mail: h9730-re1@accor.com
TEL:011-530-4055
ホームページ：https://ibisstyles-sapporo.com/
Instagram: https://instagram.com/ibisstyles_sapporo
Facebook: https://www.facebook.com/ibisStylesSapporo/



ホテルフロント

レストラン会場

ホテル外観

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