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対談『日仏建築遺産の再生を考える』
横浜日仏学院
地域経済の活性化と文化保護の調和を目指して

photo (C)Etablissement public Retablir Notre-Damede Paris
建築遺産が消失、あるいは遺跡と化したり、災害により破壊された場合、再建するべきでしょうか。もしそうだとしたら、どのような理論や技術的手段で実行するべきなのか、その目的は何でしょうか。
日本の歴史ある神社仏閣や城跡から、パリのノートルダム大聖堂、中世の天守閣から産業革命の遺構まで、建築遺産の再生は今日、ヨーロッパでも日本でも大いに議論されているテーマです。科学、記憶、経済、都市計画などの問題を提起し、遺産という概念そのものを問いかけています。
東京大学の海野聡准教授、日仏会館・フランス国立日本研究所研究員のデルフィーヌ・ヴォムシャイド及び、みかん組の建築家マヌエル・タルディッツが、理論、実践と具体例を交え、遺産の再生についての研究や議論の現状について話します。

デルフィーヌ・ヴォムシャイド
デルフィーヌ・ヴォムシャイド(Ph.D)はナンシー・フランス国立建築学校(建築修士課程)卒業(2009年)、パリ七大学の日本語・日本文化学科卒業(2012年)、高等研究実習院の博士課程卒業(2019年)。金沢城下町の都市と文化遺産の歴史に関する博士論文で、フローラ・ブランション博士論文賞を受賞。現在、東京の日仏会館・フランス国立日本研究所の研究員。

海野聡
1983年, 千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授,博士(工学)。専門は日本建築史・東アジア建築史・文化財保存。2009年, 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中退.奈良文化財研究所を経て, 現職。著書に『古建築を復元する――過去と現在の架け橋』(2017年, 吉川弘文館), 『建物が語る日本の歴史』(2018年, 同), 『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(2022年, 集英社新書), 『森と木と建築の日本史』(2022年、岩波新書)、『日本建築史講義――木造建築がひもとく技術と社会』(2022年, 学芸出版社),『古建築を受け継ぐ メンテナンスから見る日本建築史』(2024年,岩波書店)など。

マニュエル・タルディッツ
1959年パリ生まれ、東京大学大学院工学部修士課程取得、建築設計事務所みかんぐみ共同設立、明治大学特任教授。フランス芸術文化勲章(シュヴァリエ)受賞。著書に『東京断想』、 《 Le charpentier et l’architecte 》 (大工と建築家)など他多数。建築設計事務所みかんぐみは、日本国内外で数多くの賞を受賞している。
主催 横浜日仏学院
日時 2024 年8月2日[金] 18:00~19:30
会場 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1丁目6−6)
参加無料・要予約(横浜日仏学院オンラインブティック または Peatix)
お問合せ 横浜日仏学院(045-201-1514)
公式サイト https://culture.institutfrancais.jp/event/patrimoine
横浜日仏学院
フランス政府公式機関として、1990年に馬車道通り近くに日仏交流の拠点として開校。フランス語の授業だけでなく、年間を通じて文学、美術、建築、討論、映画、音楽、ダンスなど、幅広いジャンルのイベントを企画。また、地域のパートナーと一緒に毎年初夏に「横浜フランス月間」を開催。
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photo (C)Etablissement public Retablir Notre-Damede Paris
建築遺産が消失、あるいは遺跡と化したり、災害により破壊された場合、再建するべきでしょうか。もしそうだとしたら、どのような理論や技術的手段で実行するべきなのか、その目的は何でしょうか。
日本の歴史ある神社仏閣や城跡から、パリのノートルダム大聖堂、中世の天守閣から産業革命の遺構まで、建築遺産の再生は今日、ヨーロッパでも日本でも大いに議論されているテーマです。科学、記憶、経済、都市計画などの問題を提起し、遺産という概念そのものを問いかけています。
東京大学の海野聡准教授、日仏会館・フランス国立日本研究所研究員のデルフィーヌ・ヴォムシャイド及び、みかん組の建築家マヌエル・タルディッツが、理論、実践と具体例を交え、遺産の再生についての研究や議論の現状について話します。

デルフィーヌ・ヴォムシャイド
デルフィーヌ・ヴォムシャイド(Ph.D)はナンシー・フランス国立建築学校(建築修士課程)卒業(2009年)、パリ七大学の日本語・日本文化学科卒業(2012年)、高等研究実習院の博士課程卒業(2019年)。金沢城下町の都市と文化遺産の歴史に関する博士論文で、フローラ・ブランション博士論文賞を受賞。現在、東京の日仏会館・フランス国立日本研究所の研究員。

海野聡
1983年, 千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授,博士(工学)。専門は日本建築史・東アジア建築史・文化財保存。2009年, 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中退.奈良文化財研究所を経て, 現職。著書に『古建築を復元する――過去と現在の架け橋』(2017年, 吉川弘文館), 『建物が語る日本の歴史』(2018年, 同), 『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(2022年, 集英社新書), 『森と木と建築の日本史』(2022年、岩波新書)、『日本建築史講義――木造建築がひもとく技術と社会』(2022年, 学芸出版社),『古建築を受け継ぐ メンテナンスから見る日本建築史』(2024年,岩波書店)など。

マニュエル・タルディッツ
1959年パリ生まれ、東京大学大学院工学部修士課程取得、建築設計事務所みかんぐみ共同設立、明治大学特任教授。フランス芸術文化勲章(シュヴァリエ)受賞。著書に『東京断想』、 《 Le charpentier et l’architecte 》 (大工と建築家)など他多数。建築設計事務所みかんぐみは、日本国内外で数多くの賞を受賞している。
主催 横浜日仏学院
日時 2024 年8月2日[金] 18:00~19:30
会場 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1丁目6−6)
参加無料・要予約(横浜日仏学院オンラインブティック または Peatix)
お問合せ 横浜日仏学院(045-201-1514)
公式サイト https://culture.institutfrancais.jp/event/patrimoine

フランス政府公式機関として、1990年に馬車道通り近くに日仏交流の拠点として開校。フランス語の授業だけでなく、年間を通じて文学、美術、建築、討論、映画、音楽、ダンスなど、幅広いジャンルのイベントを企画。また、地域のパートナーと一緒に毎年初夏に「横浜フランス月間」を開催。
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