ミコ（篠原涼子）と森野（バカリズム）の“イップス”を発症させた“歪な十字架模倣事件”の真実とは＜『イップス』最終話完全版＞

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＜篠原涼子＆バカリズムW主演！金9ドラマ『イップス』登場人物・キャスト一覧＞

両親の墓参りに訪れた黒羽ミコ（篠原涼子）。すると、お墓には母親が大好きだった「締美屋（むすびや）」の大福が供えられていた。

同じ頃、事務員・久保碧（祷キララ）が自宅アパートで死亡しているのが発見される。

ジャーナリスト・新正誠（野村周平）が撮っていた写真にミコの弟・慧（染谷将太）と碧が接触する姿が映っており、胸騒ぎを感じた森野徹（バカリズム）は碧の自宅に急行したが、到着前に胸に十字架が刺さった状態で殺されていたのだ。

遺体の上には犯行声明文があり、そこには「8年前湯上幸を殺したのは私だ。もう諦めたのか？」と記されていた。

久保碧という名は、ミコが書いた小説『歪な十字架』の中で、湯上幸の次に殺害される登場人物と同姓同名。犯行の手口から8年前と同一犯で間違いがなさそうだが、湯上が殺された時にはこんな声明文はなかった、と不審を抱く森野。

すると後輩刑事の樋口一之（矢本悠馬）は、「犯人は8年前の犯行時に自分ではなく異口治（モロ師岡）が犯人として逮捕されたことで悔しくなり、アピールしたくなったのではないか」と推察する。