時短勤務を希望するコンサル女子は74.9%に対し、時短で働けているのは4.2%という事実。常時時短で働けるコンサル会社ライフ&ワークスとは?
人事領域のITコンサルティングを行う「オデッセイ」が、設立20周年を機にグループ会社として立ち上げた「ライフ&ワークス」は、その社名の通り、仕事とプライベートの両立を基本方針にした働く時間に制限がある方のためのITコンサルティング会社です。そのため、社員の過半数が常時時短勤務、テレワーク率もほぼ100%と時間に制約がある方でも働きやすい環境となっています。今回は、オデッセイが過去に実施した働き方に関する調査結果と、実際にライフ&ワークスで働く社員をご紹介します。
働く時間に制約がある方を前提に作られている人事制度
ライフ&ワークスの特長は、働き方だけではありません。人事制度そのものが働く時間に制約がある方を前提に作られていますので、時短勤務で働く方々にとって仕事の「やりがい」に繋がる制度が多くあります。例えば評価制度。一般的な会社では、通常勤務で働く人たちと一緒に、時短勤務の人たちが働くことになるので、勤務時間の短い時短勤務者の評価は不利になりがちです。ライフ&ワークスでの評価は、働く時間に制約がある人たちを中心に考えられていますので、業務の生産性を重視した評価制度になっています。仕事が早くて正確な人が高く評価されるので、勤務時間の短さは全く関係ありません。短い時間で効率よく仕事を進めた結果が公平に評価され、高い報酬に繋がれば、「仕事のやりがい」を感じ、モチベーションアップになりますよね。
また、最近増えてきた働き方があります。それは、地方在住のまま、東京で正社員として採用するスタイルです。非常に高いテレワーク率により、居住地を問わない働き方を実現しています。様々なご事情で地元を離れて働くことができない方々に提案している新しい働き方です。
調査結果から見えてきた働き方の実態
ライフ&ワークスの関連会社である株式会社オデッセイが2023年8月に女性コンサルの働き方調査を実施しました。
対象は全国の「現在就業中の女性コンサルタント」「コンサルタント経験者で復職を考えている女性」「今後コンサルタントへのキャリアアップを考えている女性」計438人。その結果から女性コンサルの働き方の実態が見えてきます。今回はその一部をご紹介します。
●時短勤務を希望する人は74.9%だが実際に時短で働いている人は4.2%
・時短勤務を希望しているか?
現在コンサルタントとして従事している人と、過去に従事していた人、また今後従事してみたいと考えている人の合計438名のうち、時短勤務を希望する人の割合は74.9%と非常に高いことがわかります。
・時短勤務で働けているか?
一方、現職でコンサル業務に従事している120名においては、「現在時短勤務でコンサルティング業務に従事している」割合は、わずか4.2%(5名)にしか過ぎないことがわかります。
●時短勤務で働けなかった原因は?
この調査によれば、多様な働き方に対応している企業が比較的多いと思われていたコンサル業界でも、時短勤務等の柔軟な働き方で正社員を募集している企業が少なく、応募する際の支障になったケースが多い事がわかります。
特にテレワークと時短を組み合わせた働き方ができないことが支障になったと挙げている方が35%以上に上り、時短勤務でも常時時短勤務が認められていないことが支障になったと挙げた方も31%以上となっています。意外と柔軟な働き方ができる会社が少ないという実態が確認できます。
これらの結果から、コンサルタントとして働く(働きたい)女性の多くは時短勤務を望んでいる一方で、勤務中の会社や転職先の受け入れ条件が厳しく、結果的にごく一部の女性コンサルしか時短勤務で働けていないということがよくわかります。
この調査結果と比較としても、ライフ&ワークスでの働き方の柔軟性が高いことがわかります。
ライフ&ワークスで働く社員の紹介
長野県在住、M.Kさん
業界未経験 フルリモート+時短勤務+フレックスで2024年4月より正社員として勤務
現在は子供が小学校・幼稚園に行っている間だけ働く時短勤務+フレックス制をとっています。時短勤務によって生活にメリハリがつき、仕事の時間は仕事に集中し、子供と遊ぶ時間は目の前の子供に集中し、休む時はしっかり休む。以前より密度の濃い1日が過ごせています。ブランクを経ての仕事復帰でしたが、家族にも大きな影響はなく、スムーズに仕事を始めることができました。とはいえ仕事が終わったらすぐに幼稚園・学童の迎えに行き、夕方からは子供と一緒に遊び、家事をする生活なので、業務は時間内に終わらせるよう集中して勤務時間を過ごしています。
仕事と育児の両立は体力勝負だと実感したので、今後は自分の体調管理と体力作りが課題だと考えています。
家族は私の就職に喜び、応援してくれています。特に長男は働くお母さんに憧れがあったようで、私がパソコンを触っているだけで「お仕事頑張ってね」と声をかけてくれます。夫は未経験ながら柔軟な働き方ができることに驚き、また正社員として就職した事で子供達の将来へ向けて経済的な不安も減り、安心しているようです。
子育てメインで10年近く過ごしていましたが、入社を機に色々な方と交流し、新しい知識を得る事ができ、充実した時間を過ごしています。閉ざされた環境から自分の世界が広がっていくことを日々実感し、今後の自分の生活が楽しみになりました。
神奈川県在住、Y.Tさん
コンサルティングファーム出身
経験者採用 時短勤務で2018年10月より正社員として勤務、現在はリモート+フレックス+フルタイムに変更
自分で考え、解決し、提案することが求められるコンサルタントという職種では、限られた時間の中で何を優先し何をあきらめるかという自分自身の枠組みを作っておく必要がありました。
自分の仕事に割ける時間はライフステージによって変わります。ライフ&ワークスではステージに合わせて柔軟に枠を変えることができるため、仕事もプライベートも充実させられるのではないかと思います。自分の子供が成長するに伴い、現在子育て中などの時短メンバーのフォローができるようにしたいとも考えるようになりました。
マネージャに昇格し、周りから評価をしてもらえたことで、会社やお客様のために、より役に立てることがあるのではないかとモチベーションを高められたと思います。同時に、時短であることよりも自分自身の提供できる価値を作り出すことが必要だと思っています。時短かどうかではなく、自信をもってどれだけのものが提供できるかを意識して、これからも努力を続けたいと思っています。
仕事は、子育てや家事などとは違い、納期があって終わりが明確なためとても達成感があります。プライベートと仕事を両立することは大変そうに見えますが、実際にはどちらも効率的にできるようになる気がします。なりたい自分を思い描いて、まずは一歩踏み出してみてほしいと思います。
小さなお子さんのいる方や、プライベートで業務時間の制限がある方など、メンバー全体でフォローしあえるような会社を夢見ています。もし、一緒に働けるような機会があればぜひ、お待ちしています!
ライフ&ワークスが今目指していること、求めている人
ライフ&ワークスを立ち上げ7年目を迎えましたが、当初想定した以上に「家庭や育児・介護など、働く時間に制限があっても働きたい」という強い想いをお持ちの方が多いと感じています。一方で、冒頭の調査結果の通り、ライフ&ワークスのような柔軟な働き方ができる会社が少ないという現状も確認できたので、働く時間に制約がある人達がやりがいを感じながら活躍できるステージを提供し続けていくことの重要性をあらためて認識し、事業を進めて参ります。
過去の経験を活かし、家庭と仕事を両立しながらイキイキと輝きたい、働き方は自分で決める!という意志をお持ちの方を積極的にお迎えしていきたいと思っています。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
「100%のロールモデル」になれなくていい。女性リーダーが語る、大成だからこその女性活躍の原点
2024年11月21日 |
15:00
「ママである私、キャリアを持つ私、妻である私」——そのすべてを大切にするために
2024年11月21日 |
10:00
名もなき料理教室の経営者が一躍人気の著者に。4ヶ月で4版を重ねた『食欲リセットダイエット』出版秘話~2トンの脂肪を消したメソッドが一冊の本になるまで~
2024年11月20日 |
10:00
健康は必ずしも頑張る必要はない──。美味しく食べて健康に。「Fibee」新商品の開発担当者の思い
2024年11月15日 |
11:00
働きやすさの次のステージ「キャリア」へ ~ワーママたちが声をあげた育児勤務制度改革ストーリー~
2024年11月13日 |
12:40
「ものづくりへのスタンスが同じだった」 ワコール×ナリス化粧品が、なぜフェムケア化粧品でタッグを組んだのか?
2024年11月12日 |
15:00