志を共にする保健師24名と全国各地を巡る「勇気づけのワークショップ」~メンタル不調という社会問題に取り組む背景とその想い
企業や官公庁にて、セルフケア研修、メンタルヘルス研修や保健師等の専門職向け研修を展開する(株)ウェルスネスライフサポート研究所(所在地:神奈川県藤沢市、代表取締役:加倉井さおり)は、2024年4月より勇気づけワークショップ「保健師 加倉井さおりの日本全国GOGO勇気づけワークショップ」を、5年間かけて全国各地にて実施します。この取り組みには、志を共にする全国の保健師24名が集結し、各地での運営に協力しています。
コロナ禍においては最前線で感染状況や患者の方々と向き合い、気の抜けない環境の中、対応にあたってきた保健師。多くの市民や職員の健康を見守る中で、コロナ禍は過ぎ去っても、日々の生活や仕事で自分を認められず、ストレスを抱え、心身の健康を害してしまう人が多いと感じています。一方で、ケアする側の保健師自身も、時にバランスを崩して不調に陥ることを経験しており、加倉井さおりの提唱する「自分を勇気づけることができる人だけが、相手を勇気づけることができる」という考えに多くの保健師が共感し、誰もが健やかに、自分らしく、幸せに生きることができる社会を目指して、全国各地での勇気づけのワークショップの運営に参加しています。
2024年4月より全国展開する「保健師 加倉井さおりの日本全国GOGO勇気づけワークショップ」について、実施に至った背景や、協力する保健師メンバーの思いなど、ワークショップを主催する当社代表取締役 加倉井さおりがお伝えします。
4月14日(日)横浜で開催したキックオフは、温かな雰囲気と笑顔に包まれ終了。講師の加倉井さおり(最前列 左から4番目)と参加者による集合写真
なぜ今勇気づけのワークショップなのか
現在、メンタル不調に悩まれる方や自ら命を絶つ人が後をたちません。厚生労働省の発表によりますと、躁うつ病など精神疾患を患っている方の数は年々増加傾向にあり、自殺者の数も令和5年度は全国で21,000人以上と高止まりしています。
メンタルの不調や自殺にいたる背景には、ストレス、人間関係、経済的な問題など様々な要因が考えられます。そのような困難に遭遇した時に、人は自分を責めたり追い詰めたりして、マイナスの方向に陥ってしまいがちです。ダメージで完全に自分を見失ったり、心が折れてしまわないように、困難に立ち向かう力やエネルギーを備えていくにはどうすればよいのか。これまで、保健師として多くの方の心身の健康に向き合い、また研修やカウンセリングを通じて悩みを抱える方々に対応してきた中で、一人一人が「勇気づけ」のスキルを身につけ自分を勇気づけられるようになることが、困難に立ち向かい、折れない心を作る大きな力になると確信し、勇気づけのワークショップを2024年度より全国で展開することを決めました。
「勇気づけ」を通じて、家庭、学校、職場が安心・安全な場となるように
勇気づけとは、人生の困難や課題に自ら立ち向かえるようなエネルギーを自分にも他人にも与えることができることです。
自分という存在を木に例えて考えると、人生の中で起きる困難を感じる嵐のような日も、自分の木の幹を太くすることで折れない自分でいることができます。そのためには、木の根に「養分」を与えることが必要です。この養分になるのが「勇気づけ」だと考えます。
現在、家庭、保育園、学校、職場、地域などさまざまな場で、悲しい事件が起こってしまっています。背景には、自分を勇気づけることができず、心がすさみ、周囲の人や目の前の人の勇気まで害してしまっている人が多くなっているのではないかと感じています。
一番の理想はいのちが生まれ育つ「家庭」で勇気づけられて育つことですが、それが叶わない子ども達も多くいます。児童虐待の件数も増加の一途です。先生や友達に勇気づけられる場であることが望まれる保育園でも、不適切保育の問題がニュースになっています。学校も、いじめや不登校の問題、教師のメンタル不調も増加しています。就職をした職場でも上司や仲間に勇気づけられながらイキイキ仕事ができることが理想です。ですが、ハラスメントの問題や過重労働の問題、メンタル不調での休職や退職なども多い状況です。
一人でも多くの人が勇気づけを身につけ、自分を大切にし、相手や周囲の人も勇気づけられるようになり、家庭、学校、職場などそれぞれの場が、安心・安全な場となるように、勇気づけのワークショップを実施していきます。
どこで生まれても、どこで育っても
どこで学んでも、どこで働いても
どこで暮らしても
誰もが勇気づけられながら、いのちが育つようにと願いながら
この勇気づけワークショップをメンバーと共に全国に拡げて行きます。
勇気づけワークショップは、企業等での研修・参加者からも高評価
今回のワークショップでは、自分の感情や思考に気づき、勇気をくじきやすい心のクセと対処法、また自分を勇気づける考え方、コミュニケーションについて、グループワークで、参加者の体験談や気づきをシェアしながら学びます。また、自分を勇気づけるセルフケアとして「セルフウェルネス・タッチケア®」を体験します。ゆったりとした呼吸と優しいタッチ、自分を勇気づける言葉かけをしながら行うマインドフルネスの手法です。
ワークショップを通じて、いつも誰かの評価を気にして「頑張らなければ」と自分に負荷をかけ、心身疲弊していた方が、自分のことは後回しで回りを優先してきたことに気づき、「私がどうしたいのか」考え、勇気づける言葉を寝る前に自分にかけるようにしたところ、以前より仕事で無理をすることがなくなったという報告もありました。
同ワークショップは企業等での研修でも大変好評で、参加者からは、「いつも自分にダメ出ししていたけれどもっと自分に優しくしていいことが分かった」、「マイナス感情を抱いても、そんな自分も認めて勇気づけることができるようになった」等の感想を多く頂いています。
4月14日に実施した横浜でのキックオフでは、「まずは自分を勇気づけることの大切さを感じた」、 「自分を勇気づける事はいつでも、どこででも始められると再認識した」、「会場の空気感を肌で感じ、勇気づけは世界を変える!と思った」といった感想をいただき、充実のスタートになりました。
志を共にする24名の保健師が集結 自分の住む地域にも勇気づけの輪を広げたいという想い
今回のワークショップには、志を共にする全国の保健師24名が集結し、各地での運営に協力しています。
メンバーの一人は、参画の理由について「悩みを抱えている人たちをサポートしてきたなかで、1人でも多くの人が自分を大切に思えるような機会をつくっていきたいと思った」と語りました。また、「このワークショップを通じて、メンバーや参加者の皆さんと交流し、自分のことも勇気づけながら、目の前の人を勇気づけていける社会になるよう貢献したい」と参加を表明してくれたメンバーもいます。多くのメンバーが勇気づけのいのち育ての想いに共感し、自分の住んでいる地域にもその輪を拡げていきたいと思って協力しています。運営メンバーはLINEグループで繋がり、各地での運営や実施状況についてお互いシェアしながらプロジェクトを進めています。
継続して役立つ「勇気づけのいのち育て日めくりカレンダー」を参加者全員へプレゼント
ワークショップでは、継続して自分や周囲の勇気づけに役立てていただけるよう、メッセージを綴った日めくりカレンダー「勇気づけのいのち育て日めくりカレンダー」を参加者全員にプレゼントしています。すでにお使いいただいている方からは、「毎日めくってフィットするページをみつけている」、「子どもと毎日声に出して読んでいるという」嬉しいお声もいただいています。
「日本全国GOGO勇気づけワークショップ」と名付け、各地で活動へ
私は昨年55歳になり、人生後半に差し掛かる中で、大切な方の旅立ちなどを経験し、60歳までの次の5年間、本当にやりたいことをやろうと思いました。それが、「対面で、一人でも多くの方に、自分を勇気づけることの大切さをお伝えしていきたい」ということでした。55は、ゴーゴー(GOGO)とも読めて、突き進んでいく感じがあり、日本全国を周る予定で「加倉井さおりの日本全国GOGO勇気づけワークショップ」としました。
「保健師 加倉井さおりの日本全国GOGO勇気づけワークショップ」概要
〇プログラム内容(2時間)
◆オリエンテーション
◆ワークショップ「自分も周りも勇気づけるセルフマネジメント術」
・勇気づけとは~自己理解と他者理解
・自分を勇気づけていく3つの方法
・周りを勇気づけるコミュニケーション
◆Q&Aやシェアタイム
〇開催日時・場所(2024年度)
◆神奈川県(キックオフ):2024年4月14日(日)14:00〜16:00 ウィリング横浜【終了】
◆香川県:2024年6月23日(日)10:00〜12:00 サンメッセ香川 2F中会議室
◆福島県:2024年9月1日(日)14:00〜16:00 ウィル福島 アクティおろしまち
◆静岡県:2025年3月2日(日)10:00〜12:00 牧之原市相良総合センターい~ら(予定)
※2024年度以降の開催日時・場所については、以下のウェブサイトにて順次掲載予定です。
〇特典: 勇気づけの言葉を日々届ける「勇気づけのいのち育て日めくりカレンダー」を参加者全員にプレゼント
〇詳細
勇気づけワークショップHP: https://happy-woman.jp/gogoworkshop/
(株)ウェルネスライフサポート研究所 代表取締役 加倉井さおり プロフィール
大学卒業後、財団法人にて保健師・心理相談員として、幅広いテーマで健康教育を中心に18年間活動。その後起業し、(株)ウェルネスライフサポート研究所設立。
「勇気づけ」をテーマに企業や官公庁でセルフケア研修、メンタルヘルス研修や保健師等の専門職向け研修の登壇も数多く行う。 口コミによる紹介やリピート率95%で、講演実践は3,000回以上、受講生は3万人を超える。
著書「仕事も育児も! ハッピーママ入門」「小さなことにクヨクヨしなくなる本」等。
同ワークショップを通じ、一人でも多くの方が自分自身や周囲を勇気づけ、その輪が家庭や職場や学校などにも広がっていくことを願い、全国に向けて今後も活動していきます。
【お問い合わせ】
(株)ウェルネスライフサポート研究所 代表取締役 加倉井さおり
住所:〒241-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-20-12 OHANA terrace 2F
TEL:050-3629-1680 Mail:info@wellness-happydream.com
HP: https://wellness-happydream.com/
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
「100%のロールモデル」になれなくていい。女性リーダーが語る、大成だからこその女性活躍の原点
2024年11月21日 |
15:00
「ママである私、キャリアを持つ私、妻である私」——そのすべてを大切にするために
2024年11月21日 |
10:00
名もなき料理教室の経営者が一躍人気の著者に。4ヶ月で4版を重ねた『食欲リセットダイエット』出版秘話~2トンの脂肪を消したメソッドが一冊の本になるまで~
2024年11月20日 |
10:00
健康は必ずしも頑張る必要はない──。美味しく食べて健康に。「Fibee」新商品の開発担当者の思い
2024年11月15日 |
11:00
働きやすさの次のステージ「キャリア」へ ~ワーママたちが声をあげた育児勤務制度改革ストーリー~
2024年11月13日 |
12:40
「ものづくりへのスタンスが同じだった」 ワコール×ナリス化粧品が、なぜフェムケア化粧品でタッグを組んだのか?
2024年11月12日 |
15:00