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~ハーバー研究所の先進研究Ⅱ~ 無添加※1の結晶、ロングセラー美容オイル高品位「スクワラン」から、進化したハーバー史上※2最高濃度のビタミンC配合美容液「VC30ピュアスキンセラム」の誕生まで

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ハーバーといえば、高品位「スクワラン」と思い浮かべる方は多いと思いますが、純度を極限にまで高めた純度99.9%のロングセラー美容オイル高品位「スクワラン」にたどりつくまでは数々の試行錯誤が。そして無添加にこだわるからこその製品開発の苦労もありました。長年の「ビタミンC」研究から生まれたハーバー史上最高濃度のビタミンC美容液「VC30ピュアスキンセラム」には「お客様を肌悩みから解放したい。お客様の笑顔が見たい」というハーバーの熱い想いが込められています。


スクワランとビタミンCのサプリメントから始まったハーバー研究所は、創業以来、無添加主義®を貫きながらビタミンCの研究開発を続けています。一般的に無添加で高濃度ビタミンC美容液をつくるのはハードルが高いと言われる中、2022年、「VC30ピュアスキンセラム」が誕生。好評により昨年定番商品として発売しました。そんな「無添加主義®」を貫きながら誕生した「VC30ピュアスキンセラム」の開発秘話を化粧品開発部マネージャーの国府田淳さん、処方開発担当の石岡和佳奈さんにうかがいました


左より 化粧品開発部マネージャー国府田淳さん 処方開発担当 石岡和佳奈さん


国府田さんは、中学生の頃にシャンプーやヘアセット製品に興味を持ったことがきっかけで化粧品業界に入り、化粧品開発に従事して20年。ハーバーでは、化粧品開発者として効果実感の高いものを作りたいという強い想いと共に、防腐剤パラベン等を使わない「無添加主義®」の理念のもと、肌にやさしく、高機能な成分を必要な分だけを配合しています。

 

石岡さんは、中高校生の頃からスキンケアやメイク、ヘアケアなどをするようになり、それは自分に自信が持てることだと実感、化粧品関連の仕事に就くことを目指し、大学では美白物質に関わる研究を行っていました。化粧品は毎日の生活に寄り添い、気分を向上させてくれるもの。肌悩みが解消されたり、心地よく過ごせたりなど、お客様の日常の中に喜びが生まれるような商品をお届けしたいという思いの中、日々開発に携わっています。


―ハーバーのこだわり、「無添加主義®」について、また純度99.9%までに高めた高品位「スクワラン」の歩みについて教えてください。


国府田さん―

化粧品の販売を始めた当初は基礎化粧品だけを取扱っていたのですが、他のメーカーの化粧品が肌に合わず困っているお客様から、メイク品も販売して欲しいとのご要望が増えた時期がありました。その時、当時の化粧品やメイク品を調査している中で、化粧品のパッケージの裏に、今で言う旧表示指定成分と呼ばれる、かつて化粧品に表示が義務付けられていた、使う人によっては極まれに皮膚トラブルを起こす可能性がある102種類の成分が殆どの市販化粧品に使用されていることを知りました。そこで、メイク品を作るならば「本当に体が必要とする成分のみで作ったモノを提供したい」と考え、その時に「無添加主義®」を掲げるに至った訳ですが、その後も現在に至るまでずっと当時掲げた「無添加主義®」を貫き通していています。


HABAの社名は「Health aid Beauty aid=美と健康を助ける」の意味があります。肌には本来、みずからすこやかに、美しくなろうとする力が備わっています。その力を引き出すため、肌が必要としている分だけやさしさと品質にこだわった成分を与えるという発想から「無添加主義®」を貫いています。



スクワランについては、創業者である小柳昌之が、ハーバー研究所の設立当時、「スクワラン」に着目。調べれば調べる程、肌に有益な成分ということ知り、まだ国内ではそれほど知られている成分ではありませんでしたが、思い切って販売をスタートさせました。ただ実際に販売する中で、殆どの化粧品が合わなかったけれど、初めて肌に合ったという声が寄せられる中、一方で肌に違和感が見られたという声も聞かれました。いろいろ調べていくうちに、製造の際、スクワランに微量に含まれる不純物が、お客様によっては肌に合わないことがある、という事がわかりました。そこで、徹底的にお肌に不要な成分を取り除いた「究極のスクワラン」を作ろうと決意、原料となるサメの厳しい選定から、新しい精製方法を確立し、数年もの歳月を掛け、2004年に純度99.9%の高品位「スクワラン」が誕生するのです。創業者の小柳が海外までサメを見て回っていたことは社内では有名な話です。


化粧品開発部マネージャー 国府田淳さん


―創業当時は、ビタミンC商品は、まずサプリメントの通信販売からはじまったと聞きました。


国府田さんー

はい。もともと栄養バランスや健康への関心が高かった創業者の小柳がビタミン先進国のアメリカに渡って衝撃を受けたことから始まっています。当時の日本にはサプリメントという言葉も定着していませんでしたが、アメリカのビタミンショップで多種多様なビタミンサプリに出会い、興味を持って徹底して勉強しはじめました。その後、ビタミンの知識を身につけていくうちに日本には日本人の生理に適ったビタミンが販売されていないことに気づきます。また、ビタミンには水溶性や油溶性といった様々なビタミンが存在しますが、当時市販されていた総合ビタミン剤は、お客様の利便性を意識するあまりに相性の悪いビタミン剤を無理にまとめて製品化していたり、体に必要な配合バランスではなく、利益を追求した配合バランスであったりと、健康への意識が高い小柳にとっては許しがたい内容のものでした。それならば、理想的なビタミン製剤を自身で作ってやろうと考え、着手したのがビタミンCであったという事です。健康食品の販売を続ける中で、スクワランに出会い、化粧品事業を始めたといった歩みとなります。


左より

・500C×B 90粒、約30日分 税込1,944円

・3000C×B 30スティック、約30日分 税込2,376円

・VC30ピュアスキンセラム美容液 30mL 税込6,480円、10mL税込2,200円

・高品位「スクワラン」(化粧オイル)(スクワラン100%、純度99.9%)60mL 税込5,060円、30mL 税込2,750円


―ではビタミンCの研究は約40年前から今日まで続けられているのですね。その後、スキンケアでは2003年に薬用美白※3美容液「薬用 ホワイトレディ」の爆発的なヒットがあり、2009年にハリ・つやのためのビタミンC(製品の抗酸化剤)※4・アプレシエ®配合美容液「リフトアップセラム」、そして一昨年、大人の肌悩みにアプローチする、ハーバーの全顔美容液史上、最高濃度のビタミンC美容液「VC30ピュアスキンセラム」が発売され、大変好評だったそうですね。


国府田さんー

はい。ハーバーの全顔美容液史上、最高濃度のビタミンCを主役とした美容液のアイデアが生まれ、およそ1年半の年月をかけて完成しました。毛穴やハリなどに効果を発揮するビタミンCに着目し、高濃度ビタミンCとノイバラ果実エキスなどのうるおい成分を掛け合わせることで、毛穴、くすみ、ハリ不足、乾燥、ゴワつきなど大人の肌悩みに多角的にアプローチして、キメの整ったふっくら肌へと導く美容液を作り上げました。納得のいく使用感と品質に仕上げるため、何十回もの試作を重ねています。そこで昨年定番化、容器もリニューアルし発売しました。さらっとしたテクスチャーにもこだわっています。



― 一般的に無添加で高濃度ビタミンC美容液をつくるのはかなり難しいようですね。


石岡さんー

無添加を選ばれるお客様は、肌への刺激を少なくしたいと考えられている方が多いと思います。ビタミンCは様々な効果を持っているゆえに、ビタミンCの種類により、人によっては刺激を感じやすいものがあります。高濃度ビタミンC配合と肌への優しさを実現するために様々なビタミンCを比較検討し、安全性が高く、健やかな肌にとって重要なバリア機能を強化する特徴も備えている「保湿型ビタミンC」を選定しました。製品の肌への刺激を確認するパッチテストも実施しています。


化粧品開発部 処方開発担当 石岡和佳奈さん


―無添加ではない成分を使えば簡単に解決するのに、無添加にこだわるがために原料から探し始めることもあったようですね。


石岡さんーはい。「無添加主義®」により使用しないとしている成分の中には、製品の安定化に寄与する成分が多くあります。「VC30ピュアスキンセラム」の開発では、変色を防ぐ成分や、原料のにおいをカバーする香料を使用せず、快適な使い心地をつくるのに苦労しました。変質しにくい安定なビタミンC誘導体を選定し、pHなどの調整を工夫することで納得のいく品質に仕上げました。


― また、ビタミンCを高配合するという点のご苦労も聞かせてください。


石岡さんー

一般的にビタミンCおよびビタミンC誘導体は、高配合するとベタつきが強くなる傾向があります。VC30ピュアスキンセラムに使用しているビタミンCも、高配合するとベタつきが強く出る傾向にあり、ビタミンCのベタつきを抑える成分のスクリーニングから始め、最適な配合量の検討や、ベタつきを抑える成分同士の組み合わせ、さらには配合バランスの検討を何度も重ねた結果、とろみをあたえる成分と保湿成分を最適なバランスで組み合わせることで、ベタつきを抑えることに成功しました。


左より 化粧品開発部 処方開発担当 石岡和佳奈さん、マネージャー国府田淳さん


―VC30ピュアスキンセラムが人々にもたらす価値や社会への影響について、どう思われますか?


国府田さんー

新型コロナウィルスが5類に移行された後もマスクを外したくないと答えた人が約4割もいるとった報道もありましたが、その裏の心理には、対人場面で肌悩みを含めた外見への不安をうっすら持っていた人が、コロナ禍のマスク着用による安心感、心地よさになれて、かつて以上に実際の自分・本当の自分・素の自分を見せることが怖くなっている為だろうといった専門医のコメントがありました。VC30ピュアスキンセラムには、大人の肌悩みとして常に声があがる乾燥により引き起こされる肌トラブルや、毛穴にまつわる悩みの解決に着目して開発した製品のため、外見への不安解消の手助けになるものだと考えています。また、言い過ぎかもしれませんが、VC30ピュアスキンセラムを通じて少しでもご自身の自信を取り戻していただくきっかけになれれば、人によっては外に出るきっかけが増えたり、コミュニケーションの造成につながったり、延いては人との繋がりが増えることで、楽しさや幸福感の醸成につながるのではとも考えています。コミュニケーションの量と幸福感には相関関係があるといった報告もあります。


―今後の目標や夢を教えてください


国府田さん、石岡さんー

ハーバーのお客様は、いろいろな化粧品を試したけれど肌に合わず、たどり着いたのがハーバーの化粧品だったというお客様が多くいらっしゃいます。これは、当初から貫いてきた消費者の安全を第一に考えた開発方針の致すところと考えていますので、今後も「無添加主義®」という開発方針を貫きつつ、効果実感の高い化粧品を提供しつづけたいですね。

また、人生100年時代と言われるようになった昨今、身体的、精神的、社会的に良好で満たされた状態を持続することが幸福に繋がり、人生の価値観として重要であると脚光を浴びていますが、私達が開発する化粧品がこのウェルビーイング向上の一助になれれば、とても幸せなことだと思いますし、目標ですね。


※1 防腐剤パラベン、石油系界面活性剤、合成香料、鉱物油、タール系色素は無添加 

※2 ハーバーの全顔用美容液の中で 

※3 メラニンの生成を抑え、日やけによるシミ、ソバカスを予防 

※4 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na 
















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