小野伸二 現役引退から『MONDAY FOOTBALL』の進行役に！Jリーガーの活躍に「自分はもうできないんだろうな」

元サッカー日本代表MFの小野伸二さんが、『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』の収録後にインタビューに答え、収録の感想や、番組への意気込みを語りました。

全ての画像を見る

かつて放送されていた『すぽると！』内から生まれた、海外サッカーの火付け役として一役を買い、多くのサッカーファンを夢中にさせた名物コーナー「MONDAY FOOTBALL」（通称「マンフト」）が9年ぶりに復活。

新番組『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』（フジテレビ ※関東ローカル）が、4月1日より毎週月曜日24時25分に放送されます。

出演は日本代表としてFIFAワールドカップ3度出場、国内外7クラブでプレーし、昨年現役を引退した小野伸二さん。元日本代表DFを父に持つ堀池亮介フジテレビアナウンサー。そして、サッカー番組初挑戦となる原田葵フジテレビアナウンサーの3人。

この番組では、ピッチ内外の選手やクラブ、サポーターなど、Jリーグに関わるすべての人たちの魅力を最大限に発信。また、番組独自の視点で関東クラブを中心に旬なネタも紹介されます。

初回収録では、「自分なりに皆さんにサッカーを伝えていきたい」と冒頭にコメントした小野さん。

週末に行われたJ1、J2、J3のプレーの中から好プレーを選んで紹介する、「伸二のベタ褒め」のコーナーでは、スタジオで小野さんがトラップしたボールを足元にビタ止めし、決めポーズをしてからVTRに。

見事成功した小野さんは、思わずニヤケてしまい、スタジオを笑顔にさせました。

めざましmediaでは、初回収録終了後の小野さんにインタビュー。収録の感想や番組への意気込みを明かしました。

――初回収録の感想をお願いします。

話すことは、サッカーと違って難しいと思いましたけど、楽しんでできました。タイトルコールを言うのは恥ずかったですけど、回を重ねるごとに慣れていくと思います。

現役時代にこういう番組に出演するときは、ドキドキをしていましたが、サッカーを離れてから、こういう機会が多くなったので、落ち着いた気持ちでできるようになりました。

――収録中にサッカーのトラップを披露する場面もありました。

ミスをしないで、しっかりボールを止めなきゃという思いがあって、収録でしっかり止まって、ホッとしてニヤッとしてしまいました（笑）。

――サッカーを知らない人も番組を見ると思いますが、サッカーの魅力をどのように伝えていきたいですか？

細かい技術のすごさを、どういう考えで僕が感じているのかを伝えていけたらと思います。

多くの人がJリーグに興味を持ってもらえるように、僕なりに工夫をしながら発言していきたいです。

――番組では小野さんにJリーグの野々村芳和チェアマンからのメッセージもありました。

野々村さんは、（自分が）北海道コンサドーレ札幌にいる時から、チームのことだけではなく日本のことを含めて、考えてお話もさせていただいていたんです。

現役をやめてからというのは、特にはないんですけど、以前からサッカーについてお話はできていたので、いい関係です。僕自身も感じるところはありますし、これからもJリーグへの恩返しを伝えていきたいです。

――『MONDAY FOOTBALL』が9年ぶりの復活となりますがいかがですか？

当時、風間八宏さんがやっているときから自分も見ていました。

風間さんは自分の高校の大先輩ですし、そんな方から引き継いだ番組なのでしっかりとたくさんの方に見ていただけるように、頑張っていきたいです。

――昨年現役を引退されましたが、引退後に見るサッカーの試合は、どのように感じますか？

うらやましいじゃないですけど、僕ももっとやりたいという気持ちを思い出させてくれますね。

でも、今はサッカーを長い期間やっていないので…。やっている選手たちの大変さは、自分もやっていたのでわかるので、「もうできないんだろうな…」というのは感じます。

――国内組が日本代表に少ない現状で、Jリーグをメインに扱う番組の意義は？

1993年に開幕されたJリーグですが、日本サッカーの象徴ではないですが、全国だけでなく、世界にも日本のサッカーの魅力を伝えられるようにしていきたい。

――最後に視聴者へメッセージをお願いします。

第1回は貴重な放送になると思います。これからたくさんの方が番組を見ていただき、サッカーに興味を持っていただきたいです。

毎週視聴していただけるように僕らも頑張りますので、応援よろしくお願いします。