「モウカの星」「岩茸」「黄金ガニ」…“絶品なのに入手困難な希少食材”を求め武田真治らが体を張ったロケへ！

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6月20日（日）16時05分より、フジテレビ系『ニッポンの食材大捜索！ごちそうハンター』（東海テレビ制作）が放送される。

「ごちそう」――それは、あちこち走り回り苦労の末に調達した食材を使った料理 。つまり、究極のごちそうとは「入手困難な食材で作る絶品料理」のこと。

そこで、この番組はハンターたちに 「知られざるごちそう食材」の調達を依頼！日本に存在する“絶品なのに入手困難な希少食材”を求め、リポーターが体を張ったロケへ。やっとの思いで調達した食材は、一流シェフの手で絶品料理へと驚きの変貌を遂げる…という、新たな切り口の冒険グルメバラエティ。

今回、取り上げる食材は3つ。極上の珍味「モウカの星」（宮城県気仙沼）、高級仙人食材 「岩茸（イワタケ）」（徳島県）、そして、数千匹に一匹の奇跡「黄金ガニ」（福井県）。

「モウカの星」を調達するのは、天竺鼠の瀬下豊。謎の食材「モウカの星」、それは獰猛なネズミザメ＝モウカの心臓だった。鮮度を保つのが難しく一般流通はほとんどしないため、 幻の珍味ともいわれる絶品食材だ。

「死ぬこと以外NGなし」と豪語する体当たり芸人・瀬下 が東北・三陸沖へ。最大3ｍにもなるモウカ捕獲なるか！？全3日間の壮絶な挑戦の記録 。

また、「岩茸」を調達するのは、ハナコの3人。「岩茸」、それは反り立つ断崖絶壁にのみ生える幻の食材。仙人が食べたという言い伝えが残り、古くから不老長寿の秘薬として珍重されている。あの歌川広重の浮世絵にも、命がけで崖に釣り下がる人の姿が描かれているほど。決死の覚悟で仙人の食材調達に臨むハナコだったが…。

そして、「黄金ガニ」の調達に挑むのは、武田真治。「黄金ガニ」とは、奇跡的な確率で生まれる、ズワイガニとベニズワイガニの天然ハイブリッドガニのこと。身入りの良いズワイと甘みの強いベニズワイのいいとこどりという極上の味わい。しかし、その数は数千匹に一匹と極めて希少。果たして黄金ガニは見つかるのか。

――収録を終えていかがでしたか？

大吉：すごすぎましたね。もちろん企画意図はわかっていて、台本も読ませてもらっていましたけど、想像以上の豪華食材でした。

華丸：天竺鼠の瀬下くんや、ハナコには過酷な思いをさせてしまい、最後は我々とほぼ同期ぐらいの武田真治さんがごちそうハンターだったので、驚いてつい、声が出ちゃいましたけど。

——最も気になった食材は？

大吉：僕は「岩茸」ですね。なぜ、あれを食べようと思ったのか。人間の欲望と言いますか、見つけるだけで大変じゃないですか？ それを持って帰ってきて下処理も大変ですし、誰が最初に食べようと言い出したんだろう。でも、だからこそ人間の探求心、少しでも美味しいものを食べようという積み重ねで、僕らの時代に繋がっているというのはすごく感じました。

華丸：「黄金ガニ」と言いたいところですが、それ以前に水深1000ｍ先であんなにたくさんカニがいる福井の海。未知との遭遇すぎて、あの映像、すごくないですか？

大吉：確かにああいうロケって、大体カゴに入っていても2、3匹ぐらいのカニの映像が定番だったんで驚きました。でも、あんなに大漁ということはそれだけ漁師のみなさんが海を守っていらっしゃるということですよね、小さいカニもちゃんとリリースしていましたからね。しかも、ちゃんとレーダーでポイントがわかっていらして、水深1000m先のカニをあんなにたくさん仕留めるとはすごいです！

——豪華食材を、これまた一流シェフが調理していらっしゃいました。

華丸：予約の取れないお店のシェフに全部作っていただいたので、本当に申し訳なかった。

大吉：僕ら、グルメロケはかなり経験しているほうだと思うので、ある程度のコメントには自信はありましたが、今回の3品の食材は初めてすぎて、めちゃめちゃ美味しかったですが、伝える言葉があまり出て来なかった。そこは申し訳なかったと思います。

華丸：でも、そうなりますよね。変に例えるのも失礼だし、“あれみたいな”という例えが、簡単に手に入る食材というわけにもいかないじゃないですか？だから、あそこはもう仕方ない（笑）。

大吉：でもまだ、この歳になっても食べたことがない食材がたくさんあるんだなと思って感動しました。

——これまでに入手困難な食材を食べたことはありますか？

大吉：はい、昔の話で良ければ。熊本はとても馬刺しが美味しくて有名なのですが、福岡と熊本って隣の県なのに、福岡はそこまで馬刺しは有名ではないんです。この差は何だと地元の方に聞いたところ、「熊本の人は、福岡がライバルだと思っているから、うまい馬刺しを福岡に出すわけない。美味しいのは全部熊本で食べている」と言う、冗談とも本気とも取れる話をうかがったことがあります。

実際、そうかもしれないと思うぐらい、熊本の居酒屋さんが出す馬刺しはどこも美味しいですし、特に漁港近くの居酒屋さんで食べた馬のレバ刺しが、ひっくり返るぐらい美味しかったです。ルビーみたいにピッカピカであんなレバ刺しにお目にかかることはもうないかもしれません。

華丸：僕は、「大名道中駕籠かしわ」という駅弁がとても好きで、博多駅で購入できるのですが、朝の8時以降しか売ってないんです。ただ僕ら、大阪や東京に仕事に行く時にはだいたい朝が早い新幹線なので買うことができない。なので僕にとってはとても入手困難なお弁当なんですよ。

——ご自身で山菜採り、釣りなど、食材を調達した経験は？

大吉：僕ら、釣りやアウトドア的な趣味がなくて。しかも最近はそういうロケもめっきりご無沙汰で、たぶん年齢的なこともあると思います。岩茸のロケも、僕なら絶対山の中で3回は滑り落ちていますし、正直、僕らみたいなベテランが山の中に入って行ったらスタッフさんも気を遣うと思いますし。

華丸：僕らいい歳なんで、保険もかけなきゃいけないでしょう？

大吉：羨ましいなとは思います。人生で一度くらいはあんな沖まで行ってサメを捕るような体験もしてみたいとは思いますが、絶対に足手まといになりますし（苦笑）。

華丸：そういう役は、瀬下くんにもう任せます（笑）。